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【森崇子先生が教える】医学部小論文で合格点をとる方法とは?

2018年1月4日

最近の小論文の傾向と出題されやすいトピック

 

 医学部受験生の皆さん、こんにちは。今日は、前回の続き「医学部小論文で合格点をゲットする」ためのお役立ち情報について、またお伝えしていきますね。医学部小論文でよく出される医療ニュースや、人間・社会についてのあり方を深く考えさせられるような一般ニュースについては、これまでもお伝えしたように「小論文・面接の時事ネタ本(医学部編・学研)」で私の方で過去問分析し、医療現場をまだ知らない高校生の方でも、わかりやすいようにまとめています。



<小論文・面接の時事ネタ本>

 

 それらの定番の頻出テーマに加えて、最近新聞などで話題になっていて「出題される可能性、大いにあり!」のニュース・テーマもあります。どんなニュースに気を止めておいた方が今年は良いのか、それを本番直前に伝えておきますね。

 

topic1:AIの進歩と人間社会への進出

 AIの進歩と、その人間社会での進出がめざましいですね。データ処理だけではなく、ホテルや企業の受付での接客など、本来なら生きていて心を持っている人間ならではの役割のポジションにもAIが登場するようになりました。

 「このままだと、AIにほとんどの仕事をとられてしまい、多くの人間が職を失い生活苦になる」という見通しも盛んに言われています。AIに限らず、このような「科学技術の進歩と人間の幸福」の関係は、そもそもどのようにあるべきなのか。私の「時事ネタ本」でもスッキリ理解できるように説明していますから、それを見ながら、「AIが人間の幸福に真に貢献するようにするためには、どうしたらよいのか」を、まとめておきましょう。

 ちなみに医療の世界では、AIが膨大な患者の治療の事例をデータ処理し、難病の患者に対しての最も適切な治療方法を、医師の代わりに割り出して話題になりました。「AIと医療との関わり」という、出題も既に見られます。ネットなどで検索して、まとめておくのが早い対策です。

ただしネットでの情報は信頼性(オーソリティ)のあるサイトで、出典が明らかになっている情報を引用しましょう。出典がない場合や、出典があったとしても出典元が偏った考え方の場合は除外することをお勧めします。

参考文献の役割と書き方

※独立行政法人科学技術振興機構

 

topic2:がん患者さんへのサポート

 「二人に一人の死因が、がんである」ということが発表され、改めて「がんと付き合って、生きていくこと」に国民の深い関心が寄せられています。がん治療を続けながら、生活のためにどのように仕事を続けていくか。がん患者さんへの就労支援や、今までの仕事を維持していくことへのサポートをしていく社会的な動きが出てきています。

 具体的にどのようなサポートをしているのか、これもネットで検索して信頼できるサイトからの情報をまとめておくのが合格答案を書く近道です!がんに限らず、病や障害、災害に関わる立場に立つことは、誰の人生でも起こりうることです。

 そのようなサポートを必要とする立場に、もし自分がなったとしても、「社会全体で支えてくれるのだ、周りに仲間がいるのだ」と、確信できる社会は今、健康で若い肉体を持つ立場にいる人にとっても、安心できる幸福な社会ですね。そんな視点で調べて、まとめておきましょう。

 

topic3:iPS細胞を始めとする、再生医療の進歩

 iPS細胞を始めとする再生医療の、現段階での進歩の状況も押さえておきましょう。「時事ネタ本」の「クローン」と「iPS細胞」のところも、よく読んでおいて下さい。「どんな再生医療が、今実現できているのか」という視点で、検索すると良いです。

iPS細胞とは?
※京都大学 iPS細胞研究所参照

 

まとめ

「時事ネタ本」でも触れていますが、今年も「生命の軽視化」を象徴する事件が、なぜこんなにも安易に起きるのか、考え込んでしまうようなニュースがありました。どんなに人間の英知の結晶である科学が進歩しても、「生命」を生み出すことは、自然・宇宙・地球といった「天然の力」でないと不可能ですね。

 「豆粒ほどの種から、大きなドングリの樹木が育つ」「小さな受精卵から複雑で大きな生命が生まれて誕生する」。これら生命を生み出すことは、どんなに人間が「種」や「受精卵」を調べ、その生命の設計図を探って真似しようと不可能です。生命が誕生するということは、「天然の力しかなしえない」奇跡!でしかない訳です。

 だからこそ、「生きている」「生まれた」ということはどれほど尊重され、大切にされるべき意味を持つのか。それを、安易に「殺す」「傷つける」というのは、どういう許されない取り返しの付かないことを意味するのか。それを、本番の小論文に書くために、自分の考えをまとめておくと良いでしょう。

 

 


 

【森崇子先生著書】