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【獣医学部応援コンテンツ】PMD医学部予備校福岡がお届けする「獣医師国家試験後の進路【後編】」

2018年3月29日

獣医師の仕事を全2回にわたり紹介します。今回は「公務員」「企業」「研究者」「その他」についてです。

獣医師進路選択

前回は獣医師国家試験後の進路の前編として「小動物獣医師」「産業動物獣医師」を紹介しました。今回は後編として、「公務員」「製薬会社などの企業」「研究者」「その他」の進路についてお話しします。

>>獣医師国家試験後の進路【前編】はこちら

◆公務員

公務員には「国家公務員」「地方公務員」があります。

─ 国家公務員の場合 ─

「農林水産省」「厚生労働省」の2つの省で獣医師の採用が行われます。農林水産省は「獣医系技術職員」、厚生労働省は「獣医系技官」と呼ばれており、全国の空港や海港にある検疫所などで働きます。海外から日本に入ってくる食品が食品衛生法に適合しているかの確認を行ったり、輸入される動物が違反をしていないか悪影響を及ぼす微生物が付着していないかなどの確認・検査を行います。

─ 地方公務員の場合 ─

配属になった都道府県の畜産動物の病気予防や治療、検査などを行ったり、消費者に安心安全な食肉を提供するためのサポートを行ったりします。

他には、狂犬病予防接種の管理、保健所で保護した動物の健康管理や譲渡なども行います。

都道府県が管理している動物園や水族館に獣医師として勤務希望の場合は地方公務員であることが条件になりますので注意してください。

 

◆製薬会社などの企業

製薬会社などの企業に勤務する場合には「研究開発」「営業」「学術担当」「検査機関」など様々な部署に配属されます。

薬の開発や毒性の研究などのために動物実験が必要になったり、食品会社勤務の場合には食肉や乳製品の品質管理にかかわります。

動物薬やペットフードメーカーに勤務する場合には動物病院に営業で回ったり、院内セミナーを行うなどの仕事を行います。

ほかに社内勤務で学術担当者になりお客様や獣医師からの質問に対して回答したりやクレーム担当を行う場合もあります。

検査機関に進み、動物病院などから依頼される検査を行う道もあります。血液検査や細菌同定検査、細胞診や病理検査を行いますが、その診断で治療方針や病気が決定されますので、慎重かつ正確な診断が必要になります。

 

◆研究者

研究する場所としては、大学院や企業などが代表になります。

大学院に進む場合「博士課程」に進学します。同じ大学に進む場合もありますが、異なる大学の大学院に進学する方もいます。獣医学部への進学だけでなく医学部などの異なる方面への進学も可能です。大学院では専門とするテーマの研究を行い、学会発表、論文発表などを行い卒業試験に合格すると博士になることができます。

その後は大学に残り、ポストドクター(博士号を取得した研究者)、助手、准教授、教授と進む道、企業に就職する道など様々に分かれていきます。いずれにしても教授になれるのはほんの一部の人たちで、最近では海外の獣医学部のある大学に研究者として数年留学する人たちもいます。

大学だけでなく企業に入り研究職を続ける人もいます。これについては「製薬会社などの企業」のところで触れました。

 

◆その他

獣医師免許は取得したが、獣医の職に就かない方もいます。「専業主婦」「一般企業」「動物看護専門学校講師」など、様々な進路があります。

 

まとめ

獣医師国家試験後の進路について2回にわたってお話ししました。

大学卒業後の獣医師の進路は「小動物臨床」方面が人気です。就職先の決定は6年生の夏頃決定する学生がほとんどですが、公務員を目指す方は1次試験が6月ごろにありますので、5年生後半には公務員志望なのかそうではないのかをしっかり決めましょう。

公務員試験の対策授業はほとんどの大学内では行われず独学になります。余力のある学生は公務員予備校や通信教育を受ける場合もありますが、大学の授業や卒業論文に向けての研究が同時進行しますので時間的・体力的に大変になります。

私は、4年生の研究室決めの時には動物病院へ就職を希望したので内科に進みました。研究室に入るくらいの時には自分の進路を決めておかれることをお勧めします。

 

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