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私立医学部でも利用するセンター試験で失敗しない方法〜心理学的観点から〜

2017年12月7日

PMD医学部予備校専任(日本心理学会)認定心理士、新田猪三彦先生からのアドバイス

勉強

 センター試験が近づいてくると、「気持ちが焦って、勉強が手に着かない」、「本番で緊張しそうで不安」などいろんな相談を受けることがあります。

既卒生の人からは、「生活リズムも整えて臨んだのに、実力を発揮できなかった」、「模試は良かったのに、受験本番ではうまくいかなった」という話を耳にすることもあります。今回は心理学の観点からセンター試験で失敗しないコツをお伝えしていきます。

《併せてお読みください》

 

学習やパフォーマンスに影響!ヤーキース・ドットソンの法則

 心理学者のロバート・ヤーキースとJ・D・ドットソンは実験を通じ、学習やパフォーマンスに関する法則を発見しました。それは、ストレス、不安、緊張などが高い時、あるいは低い時に、パフォーマンスが下がるというものです。この実験で興味深いのは、ストレス、不安、緊張が低い時にも、パフォーマンスが下がってしまう点です。リラックスしすぎても実力を発揮できないことがあるのです。

ヤーキース・ドットソンの法則

 受験生の中には、模試などで試験慣れしすぎたり、今年はもう無理だという気持ちから緊張感が抜けてしまい、実力を発揮できない生徒もいます。ほど良い緊張感を持って受験するように心がけてください。また、過度に緊張してしまうという受験生は、次に説明する「呼吸法」を実践してみてください。

 

簡単!入試当日に緊張を抑え、リラックスできる『数を数える呼吸法』

 試験の時に、「緊張した」という経験がある人も多いと思います。緊張を0にするのは難しいですし、ヤーキース・ドットソンの法則でも述べましたが、ほど良い緊張感は試験でも大切です。
ただ、緊張しやすいなと思っている人や、高校や予備校とは違う会場で試験を受けることに不安がある人は呼吸法を練習しておくことも大切です。「高校とは違う大学特有の椅子が気になって、緊張した」という受験生の声を聞いたこともあります。

 センター試験では、問題を配られてから、試験がスタートするまでに少し時間があります。その時に、自分の呼吸に意識を向けて、「1、2、3、・・・、10」と数字を頭の中で言いながら、息を吐いてみてください。意識的に心拍数を変えることはできませんが、息をゆっくり吐いていくことによって、心拍数も少しずつゆっくりになっていきます。
また、呼吸を数えることによって、周りに向いていた意識が内側に向くので、外界から受ける刺激が少なくなり、心も落ち着いていきます。

 

大学生活を思い描くことが合格への第一歩!メタアウトカム設定

 センター試験や医学部受験で「失敗した」という受験生から話を聞いていると、受験合格が最終ゴールになっているなと思うことが多くあります。もちろん、受験合格というのもひとつの目標ではあるのですが、最終的なゴールではありません。
合格者の人から話を聞くと、「医学部に入ったら◯◯をしたい」、「△△の医者になりたい」というような受験合格後にしたいこと明確に話をする人が多くいます。

 これは、アウトカム(目標)の先を描く、メタアウトカムを設定しているということです。ここでは、医学部合格=アウトカム、大学での生活や自分がやりたい仕事=メタアウトカムと考えても良いと思います。
「◯◯大学医学部に絶対合格しないといけない」、「この医学部がダメだったら終わりだ」と思うのと、「◯◯大学医学部で研究をしたいから、受験を頑張ろう」、「医者になるためには、いろんな大学があるから、この受験も選択肢のひとつだ」と思うのでは、どちらの気持ちが楽でしょうか。
何のために受験しているのかをもう一度考えたり、試験はひとつの通過点に過ぎないということを頭の片隅で思っておくことも大切です。

 


 

PMD医学部専門予備校カウンセラー・新田猪三彦(にったいさひこ)
(日本心理学会)認定心理士、
新田猪三彦先生のプロフィールはこちら

新田猪三彦(にったいさひこ)

<略歴>

◎キャリア教育研究所コアペリ代表

◎インプロクリエイションズ主宰

◎福岡コミュニケーションカレッジ講師

◎医歯薬専門予備校心理カウンセラー

◎日本心理学会認定心理士

◎日本メンタルヘルス協会認定基礎心理カウンセラー

◎米国NLP(神経言語プログラミング)協会認定
マスタープラクティショナー

◎ICA(国際コーチ協会)認定コーチ

◎カナダSuccess Strategies・Shelle Rose Charvet認定
LABプロファイリング・プラクティショナー