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2015年 大阪医科大学医学部 化学 過去問 解説

解答方式

時間 大問数 主な内容

記述・計算

2科目120分

4問

理論・有機

難易度 2/3 スピード 2/3

 

■設問別分析

大問

区分

内容

難易度

1

理論

無機

【硫酸銅(Ⅱ)無水物の溶解度・硫酸銅(Ⅱ)五水和物の分解】

溶解度の問題は基本的。水和物の分解は、質量変化を1モル当たりに変換して考えると、構造の変化の推測が容易にできる。結晶の色も図説などで確認しておこう。

2

有機
理論

【フェノールフタレインの合成】

フェノールフタレインの構造式は与えてあるので、無水フタル酸の構造さえ分かっていれば合成の反応式を書くのは難しくはない。また、硫酸が触媒・脱水剤として使用される例としてエステル化はすぐに思い浮かぶと思う。

3 理論

【アスコルビン酸による酸化還元滴定】

還元剤としてビタミンC(アスコルビン酸)が出題されているが、アスコルビン酸とその酸化された形が構造式で与えてあるので、酸化還元式を作ることは容易であり、そのあとの計算問題も解くことができる。

標準
4

有機

理論

【アミノ酸の電離平衡・イオン交換樹脂】

問題文の説明が丁寧なので、アミノ酸の両性化合物としての性質とイオン交換樹脂の働きを理解し、理由記述問題の解答をすることは容易である。
標準

 

■傾向と対策:高分子からの出題がなく、理論分野中心の問題。

ビタミンCやアミノ酸など一見、有機化学の分野からの出題のように見えるが、出題の中心は酸化還元や電離平衡の計算など理論分野の基礎的な理解と計算に関するものがほとんどである。また、問題文の説明・誘導が丁寧なので、理論分野の理解が十分出来ている受験生には、得点しやすい問題である。理論分野の標準問題をしっかりと理解しておく必要がある。