4月からどうする!?医学部受験を目指すなら徹底したスケジュール管理を。

スケジュール管理

春休みに入り、現役生も浪人生も気持ちを新たに受験勉強に取り組んでいることでしょう。これから受験までの1年間はあっという間です。医学部受験を目指すなら、受験までのスケジュールをしっかり立てて、計画的に学習を進めていく必要があります。

 

【目標を設定しよう】

受験スケジュールを考える前に、まずは自分の学力を把握し、志望校を絞り込みましょう。大学によって受験科目や配点が異なりますので、志望する大学を決め、その大学の合格に向けた目標を立てます。志望校の入試傾向と自身の学力とを考えれば、どの科目で何点とればよいか、そのためには何をすればよいかが見えてきます。それを基に具体的なスケジュールを立てましょう。

 

【年間スケジュールを考える】

医学部受験のスケジュールは、一年をいくつかの期間に区切って考えるとよいでしょう。今回は大きく4つの期間に分けてみました。

 

基本を見直す春(4~5月)

春は基礎力の定着に努めましょう。教科書の基本事項をしっかりと理解し、基本的な問題を解けるようにしておきます。受験では基礎問題で確実に得点することが重要です。また、応用問題の解答にも基本事項の理解が不可欠なので、徹底的に見直しておきましょう。

 

苦手分野を克服する夏(6~8月)

基礎力が定着したら、今度は苦手分野の克服を目指しましょう。夏が終わると実戦的な演習に入るため、これまでの復習や苦手分野に取り組む時間はとれなくなります。夏が終わる前に苦手分野や弱点を克服できるようにしましょう。 国公立大学を目指す受験生はセンター試験の受験科目となる国語と社会に取り掛かる時期でもあります。

 

演習で力をつける秋(9~11月)

秋は、入試問題に対応できる応用力を身につける時期です。これまでに身につけた知識を演習問題で発揮できるように練習します。抜けている基本事項が見つかったら、すぐに復讐するようにしましょう。 また、この時期は模試も多く実施されます。積極的に活用して、実戦的な感覚を身につけましょう。

 

仕上げの冬(12~2月)

本格的な過去問演習に取り組む時期です。時間配分を意識して問題を解くなど、最終チェックを行います。この時期は新しい問題集には手を出さず、今までの問題を繰り返し復讐し、基本事項の見直しをするなど最終調整に努めましょう。

 

【1日のスケジュールを考える】

年間スケジュールを決めたら、1日のスケジュールも考えましょう。 現役生は、平日は学校以外の少ない時間を効率的に使えるように、休日はつい起床時間や就寝時間が乱れがちになりますので、休日でも生活のリズムが乱れないようにスケジュールを組みましょう。 浪人生は丸一日自由に使うことができるので、だらけてしまわないためにも、しっかりとしたスケジュールを立てることが大切です。予備校の授業がない時間も自習室を活用するなどして、学習時間を確保しましょう。

いかがでしょう。自分に合った受験スケジュールは立てられそうですか? 受験勉強はダラダラと集中できないまま学習を続けても効果は期待できません。医学部合格のためにしっかりとしたスケジュールを立てて、集中して効率よく学習に取り組めるようにしましょう。

 

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