医学部受験に特化したプロ講師をご紹介

 

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英語

濱崎 嘉秀 先生

濱崎嘉秀先生

出身大学

西南学院大学文学部

医学部受験勉強のコツ・ポイント

まず、しっかりとした語彙力と読解力を身に着けることが受験対策の土台となります。語彙が増えるにつれて英文を読むのが楽になり、英文を多く読むにつれて覚えた単語の使い方や微妙なニュアンスがつかめて、もっと覚えようという意欲が湧いてきます。この相乗効果を実感したとき、あなたの英語力は飛躍的に向上していきます。

医学部受験生へメッセージ

勉強に行き詰まったとき。ふと不安に駆られたとき。そんなときは振り返ってみてください。皆さんの後ろには常に私たちがいます。

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岡﨑 修平 先生

岡﨑修平先生

出身大学

九州大学理学部

医学部受験勉強のコツ・ポイント

英語を学ぶコツは 「木」 も 「森」 も見ること、さらに 「根」 を見ることです。

「木」 は一文一文の構造、
「森」 は文章全体の論理構成、
「根」 は文化や単語の背景知識です。

英語はやみくもに読んでいても絶対に読めるようになりません。
授業を通して、正しい方法で英文を読み進む 「地図」 を手に入れましょう。

医学部受験生へメッセージ

暗記ばかりになりがちな英語の勉強も、「何故そうなるのか」 考えることで、物事の 「根幹」 を考える思考力を養いましょう。

岡﨑修平先生関連著書

完全理系専用 英語長文スペクトル(大学受験)
別冊付録・CD付 ENGLISH JOURNAL(イングリッシュジャーナル) 2017年 10月号
Vision Quest 総合英語 Ultimate
完全理系専用 英語長文スペクトル(基礎編)
ポケット英文法

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ドゥメニス 愛子 先生

大賀愛子先生

出身大学

学習院大学文学部

医学部受験勉強のコツ・ポイント

受験英語と聞くととても漠然としていて、文法、精読、多読、英文解釈など膨大な勉強をしなくてはならず、大変そうなイメージがある方が多いと思います。しかし基礎をしっかり固めずにひたすら書いたり読んだりしても、効果はあまり出ません。まずは、単語を発音も確認しながら暗記すること、そして文章の文型をチェックしながら英文を訳していくことから始めましょう。基礎が身についた後は、長文読解に取り組み、スピードを意識ながら問題を解いていくことをおすすめします。

医学部受験生へメッセージ

英語学習は毎日コツコツが基本です。単語暗記のためには、1日の個数を決めるのではなく、100語を1週間で確認する、など何度も目に触れ、耳で覚える機会を増やしていきましょう。

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森山 優子 先生

森山優子先生

出身大学

西南学院大学経済学部

医学部受験勉強のコツ・ポイント

医学部受験というと難しいイメージを持つかもしれません。しかし、英語を学ぶ上で一番大事な力は、学力ではなく、自分の目標に向かって絶えず努力する力です。毎日、英語と向き合う事こそがどんなに高い目標をも実現させます。
まずは第一歩を!
自分が理解できるところから一緒に積み重ねましょう。努力は裏切りません。

医学部受験生へメッセージ

孤独になりがちな受験生活です。不安や悩みがあったら、ぜひ相談してください。一緒に解決していきましょう。

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平山 進也先生

平山進也先生

出身大学

一橋大学経済学部経済学科

医学部受験勉強のコツ・ポイント

医学部受験英語では、「高度」かつ「多様な(出題形式の)」の問題への対応力が求められます。それを身につけるために最も重要なことは、「丸暗記だけの英語学習から脱却し、思考する学習」を実践することです。一つの文法、英文、問題に向きあう際に「ただ覚える」のではなく「何故そうなるか」を徹底的に考える。根本的な考えを理解する。そうすることで、暗記すべきことは減り、一つの知識が十倍の効果を発揮するようになり、医学部が課す「高度」で「多様な」問題への応用が可能になります。医学部を志すのであれば、自分の頭でしっかり考える、ワンランク上の受験生になりましょう。

医学部受験生へメッセージ

受験の主体は皆さんです。スポーツで言えば、皆さんが選手、私はコーチのようなものです。皆さんに情熱と努力がなければ、私にはどうしてあげることもできません。しかし、皆さんが情熱を持って主体的に努力するならば、私は医学部受験の専門家として、最高の指導とサポートができると自負しています。共に走り、医学部合格という高い目標を突破しましょう。

Nicolas de Menis二コラ ドゥ メニス 先生

二コラ ドゥ メニス

出身大学

EDHEC BBA大学経営学修士課程(グランゼコール) ※フランスTOP3※ヨーロッパTOP10

医学部受験勉強のコツ・ポイント

医学部受験生へメッセージ


 

 

数学

谷口 晃一 先生

谷口晃一先生

出身大学

九州大学理学部

医学部受験勉強のコツ・ポイント

数学は理解した上で、反復し暗記していく作業が不可欠です。理解の部分には、授業や質問受けなどで粘り強く教えていきますので、皆さんは反復に力を入れて頂きたいと思っています。
一部の大学は、思考力を問われる問題が多く出題されることもありますが、大抵の大学は、標準的な問題集で補える内容がほとんどです。まずは一冊の問題集を、大好きな小説のような読み物だと思って、読書するように、何度も読み返して下さい。その一冊が血肉となり、今後の皆さんを支えることでしょう。私の場合は、学校の教科書がスタートでした。
数学は才能ではなく、知識の積み重ねこそが一番の王道です。

医学部受験生へメッセージ

勉強だけなく、普段の生活習慣や勉強、受験に対する悩みまで、トータルで支えていきたいと思っています。共に頑張りましょう。

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平原 忠 先生(物理兼務)

平原忠先生

出身大学

九州大学理学部

医学部受験勉強のコツ・ポイント

図形問題において作図を疎かにする受験生が多く見受けられますが、解答の際は丁寧な作図を心掛けるようにしましょう。丁寧な作図をする事で出題された図形の性質を理解し、その問題の隠れたテーマが見えてきます。場合によっては図から直接答を導き出す事もできます。逆に作図が疎かだと、問題の正しい条件を読み取れず、誤答を出すことにもなります。
またこれは関数問題などにも当てはまります。最大値最小値の問題や積分の計算などでも、出来るだけ正確な図が描けるほど解法もわかりやすくなります。
数学ではそれぞれの問題ごとに視覚的イメージを持つことが大事です。その感覚を磨くためにも、丁寧な作図を心掛けましょう。

医学部受験生へメッセージ

受験において合格を勝ち取る者は、最後まで自分の力を信じて苦しい勉強を継続できた人たちです。では、自信を持つために何をすれば良いか?その一つの解は、毎日コツコツと学習を積み重ねることにあります。毎日の学習を継続させるためには、自分自身の強い意志が必要です。またその意思の強さが、苦しい時の自分を支えてくれます。日々の学習を通して、受験勉強を乗り切るための強い心を持てるようにしましょう。


 

 

化学

山本 和斉 先生

山本和斉先生

出身大学

広島大学教育学部(第二類自然系コース)

医学部受験勉強のコツ・ポイント

大学受験化学にセンスやひらめきは必要ありません。 必要なのは『問題を解くためのシナリオ』を知り、確立することです。 もちろん、小手先の勉強では大学受験は突破できません。 一貫性のある視点や解法を徹底的に伝えます。 また,勉強の方向性を間違えないこと。 以上のことを踏まえず、問題を解き散らかす受験生が非常に多いのが現状です。 まずは、その状況にあることに気付くことから始めましょう。 勉強の質を高めるための授業を是非体感いただけたらと思います。

医学部受験生へメッセージ

とにかく勉強の質を上げましょう。 『問題を解く際の思考回路が確立されていない。その勉強の方向性、間違ってない?』というのが私の20年近い受験指導から感じていることです。 私の授業を通して、あなたの思考回路をアップデートしましょう。 必要なのは、『今の学力』ではなく、『訊く力』。 全力でサポートさせていただきます!

山本和斉先生のホームページ

ナリヨビ化学

羽原 和男 先生

羽原和男先生

出身大学

九州大学工学部

医学部受験勉強のコツ・ポイント

化学はこれからやることは、今まで勉強してきた基本を再確認をしましょう。試験では、問題文に解いていく考え方のヒントが隠されていることが多いので自信ともなります。努力は必ず良い方向へ導いてくれることを信じて頑張りましょう。

医学部受験生へメッセージ

日々努力を重ねて頑張っている受験生諸君へ、受験勉強という厳しい辛い体験は必ず将来への人生の栄養源となり自分の心の強さを作り何か挑戦する時の自信ともなります。努力は必ず良い方向へ導いてくれることを信じて頑張りましょう。

古賀 智久 先生

古賀智久先生

出身大学

九州大学医学部医学系学府修士

医学部受験勉強のコツ・ポイント

理論化学は、ただ公式を覚えていれば良いというものではありません。公式を、起きている現象と照らし合わせて理解することが重要となります。
無機化学は、単なる暗記する分野と思われがちですが、反応式などは、なぜその反応式が起こるのかを考えると、応用できるようになります。
有機化学は、まず化合物の基礎知識をパターンで覚える必要があります。これをしっかり身につけていれば、構造決定問題で複雑な化合物が出てきても対応できます。

医学部受験生へメッセージ

自分たちを構成する“物質”について考えてみましょう。


 

 

物理

本田 和也 先生

本田和也先生

出身大学

岡山大学自然科学研究科修士課程

医学部受験勉強のコツ・ポイント

原理原則に立脚した解法を用いると、テクニカルな解法やマニアックな公式を覚えていなかったとしても、全ての入試問題に対応することができます。授業で理解したことを自分の言葉として説明できるようになるまで咀嚼し、演習によって定着させる。地道な努力が合格への近道です。
目の前の問題を解くことのみに執着せず、基本を理解しているかどうか確認しながら、どんな問題にも対応できる確かな実力を身に着けることを目指しましょう。

医学部受験生へメッセージ

圧倒的な授業数と演習量で、みなさんを合格へ導きます。一緒に頑張りましょう。

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原田 遼平 先生(数学兼務)

原田遼平先生

出身大学

九州大学理学府物理学専攻修士課程

医学部受験勉強のコツ・ポイント

入試数学を解くにあたり、「こんな問題見たことない。どう手をつけたら良いのだろう。」と迷った経験はありませんか?
確かに入試問題は過去の問題や他大学の問題をそのまま転用することは出来ませんので、初めて見る問題ばかりになります。が、全く手も足も出せないということはありません。
「徹底した基本の理解」が備わっていれば、解くことができます。基本といっても教科書の導入レベルの基本ではなく、入試レベルでの基本ですから少しハードルが高いとは思います。
この入試基本事項をマスターするためには独学だと相当な時間がかかります。効率的にマスターするためには、分かっている人から考え方を聞くという方法が1番です。授業を受けて、復習で解答を再現するという流れを繰り返し、自分の力にして欲しいと思います。

医学部受験生へメッセージ

受かるには、分からない自分に目を背けないことが大事です。基本を疎かにせず、自分に足りない知識を積極的に取り入れ、視野を広げてください。謙虚に真摯に受験に臨みましょう。皆さんの第一志望校合格へ向けて、精一杯サポートします。

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谷川 敏 先生

谷川敏先生

出身大学

広島大学理学部

医学部受験勉強のコツ・ポイント

私が考える数学と物理の勉強の方法です。次の3つを長期的に計画して実行します。

[1]教科書(同等の参考書)をすべて解くとこ。

[2]一冊の問題集をすべて解くこと。

[3]過去問を練習すること。

そして、この3つを実行するとき、すなわち問題を解くとき、ゆっくり考え、ゆっくり解くことを実行してください。問題を解くとき、問題文をじっくり読み、条件をしっかり考え、ゆっくり計算して答えを出し、問題を読み直して、問いに正確に答えているかを確認する。これをすべての問題でできるようにすること。そうすれば、ゆっくり解いても、最終的にゆっくり解いても時間に間に合う解き方が可能です。

医学部受験生へメッセージ

1つのことを、自分に言い聞かせてください。「慌てずに解くこと。」「慌てなければ実力が出せる。」「実力が出せれば、合格する答案が書ける。」と。ゆっくりいつも通りにできるかがカギです。自分を信じて頑張ってください。

蓮尾 高史 先生

蓮尾高史先生

出身大学

東京大学工学部

医学部受験勉強のコツ・ポイント

まずは、正確かつ迅速な計算処理力と教科書・参考書レベルのパターン問題の解法を徹底的に身につけて下さい。そして、公式・定理の導き方と背景までしっかりと理解して下さい。これらが医学部数学を解くための土台になります。土台を強固にした後、大学の過去問に取り組み、傾向に合わせた対策を行いましょう。

医学部受験生へメッセージ

受験勉強において、努力は決して裏切りません。医学部合格は高い山ではありますが、それを超えた先にある絶景を見るために、日々の努力を続けていきましょう。

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生物

福井 慎吾 先生

福井慎吾先生

出身大学

九州大学大学院医学系研究科生命科学系専攻博士後期課程

医学部受験勉強のコツ・ポイント

生物は暗記科目である,と思っている人は多いでしょう。確かにその通りです。かなりの量の知識を身に着ける必要があります。
高校の教科書に載っている知識量も増加していますし,医学部の入試となるとそれ以上に深い知識が必要と思う人もいるでしょう。
しかし、知識についてはまず教科書に載っているものに絞りましょう。それを完全マスターしましょう。教科書は用語の説明だけでなく,原理や仕組みについて文章や図で説明されているのでとても有効な教材です。そして,やみくもに覚えるのではなく,知識と知識を関連付けて「ストーリー」を理解しましょう。

例えば呼吸や光合成のしくみは,複雑な反応の連続で覚えるのが大変そうです。ともすれば,枝葉の知識に捉われて全体が見えなくなります。しかし,大切なのは呼吸や光合成の目的は何なのか?そして,大まかな流れはどうなっているのか?をつかむことです。つまり「ストーリー」をつかむのです。

さらに生物では,文章を読む力や考察力,大学によっては文章を書く力も求められます。ただし,それらもしっかりとした知識があって発揮できます。
生物の授業は,その「ストーリー」を学ぶ場です。授業を通して流れをつかみ,徹底して知識を身につけましょう。

医学部受験生へメッセージ

受験勉強は楽ではありません。楽をしたいなー。という気持ちを一切排除することです。覚えるべきものは徹底して覚える。理解すべきものは何度も繰り返して理解する。人間というものは苦難を乗り越えないと歓喜に至らないようにできています。君たちが目指している医療の専門家はまさに,苦難の中にある人々を支援する立場です。嫌なこと,めんどくさいこと,やりたくないことから逃げずに乗り越えていきましょう。君たちだけに苦労はさせません。私達も一緒に戦っていきます。頑張りましょう!

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PMD医学部受験チャンネル

古賀 智久 先生

古賀智久先生

出身大学

九州大学医学系学府修士課程

医学部受験勉強のコツ・ポイント

医学部受験の生物において最も重要な事は、基本事項の徹底にあります。受験生の中には、医学部の生物は医学の専門知識を身につけることが重要だと思いがちですが、基礎を身につけることが合格への近道です。また生物は、苦手な分野と得意な分野が大きくわかれる傾向にあります。どの分野が出題されても良いように、苦手分野を無くすようにしましょう。

医学部受験生へメッセージ

生物はとても面白い学問です。生き物が好きだという気持ちを持って来てください。


 

 

国語

城 一寿 先生(国語・小論文、面接指導)

城一寿先生

出身大学

福岡大学人文学部大学院修士課程

医学部受験勉強のコツ・ポイント

医療系の小論文は他学部とは異なって、出題テーマが自然科学や医学の分野に限定されてくるため、ある程度の専門的知識が必要な反面、対策も立てやすいと思います。
過去に複数回出題されたテーマや、最近、報道などでよく取り上げられている医療関係の話題については、新聞、雑誌、ネットなどを通じて専門家筋の見解をチェックしておくと良いでしょう。
また日頃からそういった医療関係の最新の話題について、友達と議論する習慣を身につけるとより実践的です。
論述に関しての留意事項は、ありきたりですが、一方的な立場から論ずるのではなく、例えば、医療者、患者、第三者といった異なる立場からの見解を考慮するよう心掛けて下さい。
あと、志望大学のHPやパンフレットにもよく目を通して、建学の理念や指導方針、現学長のコメントなどからその大学の特色や方向性を把握しておくことも重要です。志望大学が具体的にどういう学生を求めているかということを意識しながら論述することで、大学側が期待する解答により近づけるからです。

医学部受験生へメッセージ

渡辺崋山が『商人に与う』の中で述べている「十両の客より百文の客を大切にせよ」という言葉は、これを忠実に守って繁栄を築いた実業家が多いことから、事業の極意の一つとされています。つまり利益を追求する多くのライバルが見向きもしない世界にこそ、本当の需要があり、社会の役に立つ意義があるのです。
医師としての最も重要な資質は、人を助けたいという使命感です。社会は、学問の上で優れているより、医学を通じて社会に貢献・奉仕したいという意識が強いという人の方を求めています。
自分のための努力は独力ですが、他人のために尽力しようとする人には様々な人たちが力を貸してくれ、きっと孤独な戦いから解放してくれるはずです。


 

 

社会

谷川 明 先生(地理、政経、倫理、現社)

谷川明先生

出身大学

大阪府立大学経済学部

医学部受験勉強のコツ・ポイント

世間で起きている社会現象に興味・関心を持つこと。
なぜそうなったのか。社会現象の背後にあるものを考えてみること。(推理、考察)
「知は力」であり、思考・判断していく上でも知識力をつけていくこと。

医学部受験生へメッセージ

夢があるからがんばれる。がんばると夢が広がる。覚悟にまさる決意なしです。覚悟して臨め。


 

 

小論文・面接

城 一寿 先生(国語・小論文、面接指導)

城一寿先生

出身大学

福岡大学人文学部大学院修士課程

医学部受験勉強のコツ・ポイント

医療系の小論文は他学部とは異なって、出題テーマが自然科学や医学の分野に限定されてくるため、ある程度の専門的知識が必要な反面、対策も立てやすいと思います。
過去に複数回出題されたテーマや、最近、報道などでよく取り上げられている医療関係の話題については、新聞、雑誌、ネットなどを通じて専門家筋の見解をチェックしておくと良いでしょう。
また日頃からそういった医療関係の最新の話題について、友達と議論する習慣を身につけるとより実践的です。
論述に関しての留意事項は、ありきたりですが、一方的な立場から論ずるのではなく、例えば、医療者、患者、第三者といった異なる立場からの見解を考慮するよう心掛けて下さい。
あと、志望大学のHPやパンフレットにもよく目を通して、建学の理念や指導方針、現学長のコメントなどからその大学の特色や方向性を把握しておくことも重要です。志望大学が具体的にどういう学生を求めているかということを意識しながら論述することで、大学側が期待する解答により近づけるからです。

医学部受験生へメッセージ

渡辺崋山が『商人に与う』の中で述べている「十両の客より百文の客を大切にせよ」という言葉は、これを忠実に守って繁栄を築いた実業家が多いことから、事業の極意の一つとされています。つまり利益を追求する多くのライバルが見向きもしない世界にこそ、本当の需要があり、社会の役に立つ意義があるのです。
医師としての最も重要な資質は、人を助けたいという使命感です。社会は、学問の上で優れているより、医学を通じて社会に貢献・奉仕したいという意識が強いという人の方を求めています。
自分のための努力は独力ですが、他人のために尽力しようとする人には様々な人たちが力を貸してくれ、きっと孤独な戦いから解放してくれるはずです。


 

 

編入試験

白水先生

白水先生

出身大学

ニューヨーク州立大学Buffalo校medical department

ニューヨーク州立大学Buffalo校medical department master course

第一薬科大学薬学部

医学部編入受験勉強のコツ・ポイント

医学部編入試験では、高校で習う生物学のような基礎知識から生化学、生理学のような大学レベルの知識まで幅広く問われます。
英語に関しても、それらの知識がある前提で出題する大学がほとんどです。
基礎固めをせずに、ひたすら問題を問いても、身につくどころか分からないままで終わってしまい、意味がありません。
焦る気持ちは分かりますが、まずは基礎生物をしっかりと押さえ、ハイレベルの知識を身につけていくという流れがいいでしょう。
英語は短い論文を1日1題程度読み、英文に触れていくことが重要です。英語の試験は、短い時間でいかに速く正確に英文を読み、理解できるかがポイントになります。
ただ読むのではなく、分からない単語はそのままにせず、しっかり調べて暗記しておく事をおすすめします。英文読解には、単語の知識が絶対です。単語が分からなければ読めないので、基礎〜専門用語の単語を暗記していきましょう。加えて文章の文型をチェックしながら読むと、文も読みやすくなります。
要約や和訳の出題が多いので、その対策も意識しながら読んでみて下さい。

医学部編入受験生へメッセージ

ほとんどの方が併願受験すると思います。それぞれの受験校で対策が大変でしょうが、問われている知識は同じなので、しっかりと基礎〜応用生物の知識を押さえて行きましょう。
編入試験では今まで培ってきた経験や知識もフルに活用できるので、頑張って下さい!健闘を祈ります。

阿久澤 明徳 先生

阿久澤明徳先生

出身大学

早稲田大学第一文学部

宮崎大学医学部医学科

医学部編入受験勉強のコツ・ポイント

最初に医学部の学士編入試験についての一般論(?)についてお話しします。

医学部の学士編入試験は大学入試とは違って(1)大学による違いが非常に大きい(2)バックグラウンドの違いが合否に関係する場合がある、という際立った特徴があります。

前者について。まず、国立大学と私立大学では合格難易度に大きな差があります。これは学費の違いもありますからある意味では当然かもしれませんし、大学入試でもあることです。しかし、出題内容そのものが大学により大きく異なり、高校で習う理科(生物/化学/物理)の知識で十分なところから大学での教養課程あるいは専門課程で学ぶ知識が要るところまで様々です。大学で学ぶ内容についても基礎医学科目(解剖学/生理学/生化学/統計学など)だけで良いところと他科目(数学/物理学)のハイレベルな知識が要るところがあります。これほど大きな内容面での違いは基本的には文部科学省管轄の学習指導要領に準拠している大学入試ではありえない点と言えます。

後者について。前者とも絡むのですが、出身大学や経歴が合格者選考の要素になるということがあります。もちろんこういうことは大学が公式に発表してはいませんが、実際の合否の結果を見るとある程度の傾向が伺えます。大学や高校の入試でも「調査書重視」のところもありますから、不思議なことではないのですが。ただ、このようなことが全くない公平な選考をする大学ももちろんあるようです。

医学部編入受験生へメッセージ

古賀 智久 先生

古賀智久先生

出身大学

九州大学医学部医学系学府修士

医学部受験勉強のコツ・ポイント

 医学部編入の生命科学は、一般入試の生物よりも深い知識と高度な考察力が必要となります。しかし、高校生物が基本となりますので、大学で生命科学を専攻してきた人は、一般入試の生物をベースとしながら大学での生命科学を取り入れた授業を行っていきます。生命科学を専攻していない人でも、高校生物からはじめて基礎を築いてから生命科学にステップアップしていきます。編入試験で問われる難問でも、しっかり基礎ができていれば対応できるようになります。

医学部受験生へメッセージ


 

 

医学部生チューター

村口 大知(九州大学医学部医学科在籍)

村口大知

出身大学

東京大学工学部化学システム工学科

医学部受験勉強のコツ・ポイント

失点の少ない答案に最短で辿り着くために、明確な目標と計画を立てて勉強しましょう。そして、先生方に逐一その計画に対するアドバイスを貰いましょう。詳細に、しかし達成可能な目標と計画を立てて実行していく事が大切です。

医学部受験生へメッセージ

受験勉強はきついかもしれませんが、試験場までは団体戦です。行き詰まったら周りの先生方や友人を頼り、きつい勉強を耐え抜いて行きましょう。私も団体の一員として皆さんを支えます。共に頑張りましょう。

王谷 俊堯(福岡大学医学部医学科在籍)

王谷 俊堯

出身高校

県立鶴丸高校

医学部受験勉強のコツ・ポイント

受験勉強で大切なことは、繰り返し演習をすることです。先生方に教わった解法や暗記類の知識も実際に演習しなければ身につきません。理解できるまで演習を行ったり先生方に質問したりして知識を定着させましょう。会得した知識は自信に繋がります。

医学部受験生へメッセージ

医学部受験は不安なことが多いと思います。ですが、自信を持って日々努力を重ねれば必ず良い結果が待っています。医師になるという確固たる信念を持って共に頑張りましょう。

廣瀬 恵大(九州大学薬学部創薬科学科在籍)

廣瀬 恵大

出身高校

県立鶴丸高校

医学部受験勉強のコツ・ポイント

一番大切なのは自分でとことん考えることです。「類題でこう解いたからこの問題でも同じように解けたから理解できた」ではなく、定義や問われている状況、何故そうなるのかを説明でき、新たに生じる疑問を解決できて初めて「理解できた」ということになると思います(文系科目完全無視発言ですね)。この考え方は受験においてもそうですが、大学に入ってから重要さがわかってくるだろうし、将来研究をしたい人は絶対必要な考え方だと思います。

医学部受験生へメッセージ

受験勉強だけではなく何事においても、やる気が「でる」「でない」ではなく、嫌でも決めたことは「やる」。それが習慣になって、続けば自信になると思います。
GOOD LUCK!

深民 樹(福岡大学医学部医学科在籍)

深民 樹

出身校

岡山朝日高等学校/琉球大学物質地球科学科

医学部受験勉強のコツ・ポイント

一番大切なことは、復習であり、復習が終わらない日は、先に進まないということです。私は復習を間違えた1問に対して4回行っていて、それぞれ「1日後」「3日後」「1週間後」「1ヶ月後」とし、この全てにおいて正解できてやっと理解したという認識で勉強していました。

医学部受験生へメッセージ

一年間通して、コンスタントに勉強時間を維持できる人のほうが少ないと思います。ですから、勉強が思うようにいかない日や、やるモチベーションが沸かない日もあると思います。ぜひ、そのときにどうすれば机に向かうことが出来るのか、色々試してみて下さい。上手くいかないものもあるでしょうが、見つかった時、それは今後の大切な財産になると思います。

佐藤 颯太(九州大学医学部医学科在籍)

佐藤 颯太

出身高校

久留米附設高校

医学部受験勉強のコツ・ポイント

受験勉強では、「分からない」をそのままにしないことが大切です。(理系科目の話になりますが)過去問、模試、問題集、なんでも分からないことがあれば徹底的に考え、解答を熟読し、それでも釈然としなければ先生方や友人に聞いてみる。分からなかった問題を数ヶ月後に見返してみたら突然理解できた、なんてこともあります。とにかく着実に、丁寧に。それが一番大切なことだと私は思っています。

医学部受験生へメッセージ

本番ではどんな問題が出題されるか分かりません。もしかしたら解けないものもあるかもしれません。ですが、その時に「これだけ勉強しても解けなかったから仕方ない」と思えるように頑張りましょう。
「あの時に一度勉強したはずなのに」「あの時にサボらなければ」と後悔することのないように。努力は自信に、自信は結果に繋がります。大変だとは思いますが、応援しています。