大阪大学医学部の受験情報│入試問題の傾向と対策

大阪大学

 

大阪大学医学部概略

大阪大学医学部は、1838(天保9)年に緒方洪庵が設立した「適塾」を源流とする、日本で最も輝かしい歴史と伝統を持つ医学部の一つです。「医学・医療を通じて人類の福祉に貢献する」という不変の理念のもと、福澤諭吉をはじめとする数多くの先駆者を輩出した適塾の精神を受け継ぎ、常に医学の最前線を切り拓いてきました。

吹田キャンパス(大阪府吹田市)に位置する「大阪大学医学部附属病院」は、特定機能病院として国内最高峰の診療能力を誇ります。日本初の心臓移植成功や、iPS細胞を用いた世界初の心筋シート移植など、歴史に刻まれる数々の先進医療を実現しており、学生は世界標準を越える「阪大病院」ならではの高度な臨床教育を経験します。

本学の最大の特徴は、圧倒的な「研究力」と「臨床」の融合です。免疫学、再生医療、ゲノム医学、AI医療といった分野で世界トップレベルの研究拠点を有しており、臨床医を志す学生も科学的な思考(リサーチマインド)を徹底的に磨くことができます。

伝統ある「適塾」の門下生としての誇りを持ち、他者のために献身しつつ、常に真理を追究する姿勢を絶やさない、知性と情熱を兼ね備えたリーダーを世界へ送り出し続けています。

大阪大学医学部の特徴

1.世界を席巻する免疫学・再生医療の研究拠点

免疫学の権威である岸本忠三先生・坂口志文先生などを擁し、世界トップレベルの研究力を誇ります。iPS細胞を用いた再生医療など、基礎研究の成果を迅速に臨床へ繋げる「トランスレーショナル・リサーチ」の最前線を学生時代から肌で感じることができます。

2.「阪大病院」による究極の診療参加型実習

附属病院での実習(クリニカル・クラークシップ)では、難易度の高い移植手術や最新のがん治療など、他大学では経験できない高度な症例を多数経験します。医療チームの一員として最先端の診療に携わることで、高いプロフェッショナリズムと実践能力を習得します。

3.リサーチマインドを育む「MD研究者育成プログラム」

臨床医を目指しながら研究活動も行いたい学生のために、早期から研究室に所属できる独自のプログラムが充実しています。将来的に世界をリードする「フィジシャン・サイエンティスト」を目指す学生を強力にバックアップする環境が整っています。

4.圧倒的な同窓会ネットワーク「銀杏会」

全国の主要病院や研究機関のリーダーを数多く輩出している「阪大医学部」のネットワークは極めて強固です。卒業後のキャリア形成や専門医取得、研究留学など、どの道に進むにしても国内最高峰のサポートとチャンスが得られます。

教育理念と3つのポリシー

大阪大学医学部では、人類の健康と幸福に寄与する、知性と倫理を兼ね備えた医学界のリーダーを育成するため、以下の3つのポリシーを定めています。

アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)

医学を学ぶための極めて高い基礎学力を備え、旺盛な知的好奇心と深い探究心を持つ人物を求めています。適塾の精神である「世のため、人のため」に献身する心、高い倫理性、そして自律的に学び、将来の医学・医療を世界レベルで牽引する強い意志を持つ人物を重視します。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

基礎・臨床・社会医学を有機的に統合した一貫カリキュラムを編成しています。早期からの研究体験や能動的学習(PBL)により論理的思考力を訓練。後半は大学病院での質の高い診療参加型臨床実習を通じて、国際水準の診療技能、チーム医療をリードする力、そして高いプロフェッショナリズムを体系的に育成します。

ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

医師として必要な卓越した専門知識・技能・態度を確実に修得し、最先端かつ安全な医療を提供できる能力を備えていることが求められます。高い品格と倫理観を持ち、リサーチマインドを体現し、生涯にわたり自律的に知を創造し続け、社会の発展に寄与する姿勢を身につけた者に学位を授与します。

 

大阪大学ホームページ紹介

大阪大学

大阪大学_医学部

大阪大学医学部_入試情報

アドミッション・ポリシー

 

基本情報

住所 大阪府吹田市山田丘2の2
初年度納入金額  約817,800
学納金6年間総額  約3,500,000
募集人数 95
一般選抜(前期):90名
学校推薦型選抜:5名
偏差値 73.8
主な就職先  大阪大学医学部附属病院
男女比  48:52(医学科以外含む)

 

入試情報

前期
出願期間 2026/1/23(金)~2026/2/3(火)
試験日 2026/2/25(水)・26(木)
合格発表日 2026/3/9(月)
共通テスト
教科 科目 選択 配点
国語 『国語』 必須 100点
数学 『数学Ⅰ・A』

『数学Ⅱ,数学B,数学C』
必須

必須
100点
外国語 『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』 1科目選択 100点
理科 『物理』『化学』『生物』 2科目選択 100点
地歴・公民

『歴史総合,世界史探究』『歴史総合,日本史探究』『地理総合,地理探究』

『公共,倫理』『公共,政治・経済』

1科目選択 75点
情報

『情報Ⅰ』

必須 25点
個別テスト
教科 科目 選択 配点
数学 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)・B(数列)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面) 必須 500点
英語 コミュニケーション英語(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)、論理・表現(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ) 必須 500点
理科 『物理基礎・物理』『化学基礎・化学』『生物基礎・生物』 2科目選択 500点
面接 個人面接 必須 -
※内容には変更等の可能性もございます。必ず大学の「入学者選抜要項」「学生募集要項」やホームページなどで、ご確認をお願い致します。

医師国家試験 合格率

回数(実施年) 受験者数 合格者数 合格率
第120回(2026年) 102人 95人 93.1%
第119回(2025年) 131人 122人 93.1%
第118回(2024年) 118人 110人 93.2%
第117回(2023年) 115人 105人 91.3%
第116回(2022年) 118人 110人 93.2%
第115回(2021年) 118人 107人 90.7%
第114回(2020年) 116人 106人 91.4%
第113回(2019年) 117人 106人 90.6%
第112回(2018年) 127人 114人 89.8%
第111回(2017年) 117人 110人 94.0%

大阪大学 医学部入試 傾向と対策

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監修者紹介
岩崎陽一

株式会社アクト代表。PMD医学部専門予備校をはじめ、医師・歯科医師・薬剤師・看護師・心理師・獣医師向けの各専門予備校を運営。長年にわたり、医学部受験、医療系学部受験、医療系国家試験対策に携わってきました。

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