【2026年度医学部面接】対策:上手い回答より、自分の言葉で伝えることが成功のカギ

 

面接対策②

 

「面接」と聞くと、どうしても緊張してしまうものですよね。全く緊張しない人はごく少数派でしょう。ですが、医学部面接では「緊張しないこと」ではなく、緊張しながらも自分の考えを誠実に伝えることが大切です。面接官も受験生が緊張していることを理解しています。その中で、真摯に質問に向き合える準備をしておきましょう。

 

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面接の本質を理解する:上手さより「真摯さ」が鍵

面接では「上手に見せる」ことを目指す必要はありません。それよりも、面接官の質問にどれだけ真摯に向き合い、自分の考えを自分の言葉で伝えられるかが評価されます。

立派な回答を暗記して披露するのではなく、面接官との「対話」を通じて、あなたの人柄や価値観を示しましょう。少しつまずいても、自分の言葉で一生懸命に伝えることが最も大切です。

 

必ず聞かれる質問に対しては自分の言葉で準備を

医学部面接では、いくつかの定番の質問が必ず出されます。これらに対しては、事前にしっかり準備しておきましょう。ただし、丸暗記ではなく、自分自身の体験や考えに基づいて回答を組み立てることが重要です。

 

よく聞かれる質問例:

1.「医師を志望する理由」「医学部を志望する動機」

→ 自分の実体験やエピソードをもとに、「なぜ医師になりたいのか」を具体的に伝えましょう。

 

2.「その大学を志望する理由」

→ 志望校の特徴と自分の将来の目標を関連づけ、納得感のある理由を説明します。

 

3.「自分の長所・短所」「どんな医師になりたいか」「高校生活で頑張ったこと」

 

→ 実際の経験をもとに、自分の人柄が伝わる内容を準備してください。

 

2026年度受験に向けた時事問題や医療ニュースを押さえよう

2026年度版:医学部面接で問われる最重要医療トピック5選

医学部面接では、単なる知識の有無ではなく、「複雑な社会課題に対して、医師としてどう向き合うか」という姿勢が問われます。2026年度入試に向けて、以下の5つのテーマについて自身の意見を整理しておきましょう。

1. 医師の働き方改革と医療の持続可能性

2024年4月から本格施行された「医師の働き方改革」により、医師の時間外労働に上限が設けられました。2026年現在は、この制度が現場に定着する中での課題が浮き彫りになっています。

  • ポイント: 医師の健康を守ることは、患者への安全な医療提供に直結します。「自己犠牲」の精神だけでなく、タスク・シフティング(業務の移管)やチーム医療をどう活用し、医療の質と持続可能性を両立させるかという視点が求められます。

2. 地域枠入試と「2040年問題」への備え

団塊の世代がすべて85歳以上となる「2040年問題」を控え、地域ごとの医療格差解消はさらに急務となっています。

  • ポイント: 地方での医師不足は依然として深刻ですが、単に「地方へ行く」という決意だけでなく、ICT(オンライン診療など)を活用した効率的な地域医療ネットワークの構築や、地域住民のQOL(生活の質)を支える総合診療医の役割について理解を深めておきましょう。

3. 生成AI・DXの進展と医師の倫理

医療現場への生成AI導入やDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速しています。診断支援や事務作業の効率化が進む一方で、最終的な責任の所在や個人情報の保護が議論されています。

  • ポイント: 「AIにできること」と「人間にしかできないこと」の切り分けが重要です。AIを駆使して精度を高めつつも、患者の不安に寄り添う共感能力や、倫理的判断を伴う意思決定において、医師が果たすべき役割を論理的に説明できるようにしましょう。

4. 予防医学と健康寿命の延伸

従来の「病気を治す(Cure)」医療から、生活習慣病の予防や早期発見を通じて「健康を支える(Care)」医療へのシフトが強まっています。

  • ポイント: 社会保障費の増大を抑制するためにも、予防医学の重要性は高まっています。データに基づいた個別化医療(プレシジョン・メディシン)の進展を踏まえ、病気になる前の段階で医師がどのように社会に介入すべきか、公衆衛生の視点を持って考えをまとめましょう。

5. 新たな感染症への備え(パンデミック・プレパードネス)

新型コロナウイルスの経験を経て、日本でも「内閣感染症危機管理統括庁」が設置されるなど、次のパンデミックに対する備えが強化されています。

  • ポイント: 感染症対策は医学的側面だけでなく、経済活動や人権とのバランスという難しい判断を伴います。科学的根拠(エビデンス)に基づいた情報発信の重要性や、グローバルな視点での国際協力の必要性について、自分なりの見解を持つことが大切です。

 

2026年度注目の時事トピック:生成AIと医療への影響

 

2026年度は生成AI(Generative AI)の活用が医療分野でも急速に広がる事が考えられます。AIの技術進展が医療現場にどのような影響を及ぼすかについて問われる可能性が高いため、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

1. AIを活用した診断の精度向上

生成AIは、画像診断や症例解析において医師を補助する役割を果たしています。例えば、がんの早期発見や希少疾患の診断精度向上への寄与などについて知識を持っておくと良いでしょう。

 

2. 医師の役割とAIの共存

AIが発展する中で、医師に求められる役割はどう変化していくのかを考えることも重要です。技術的なサポートだけでなく、人間らしいコミュニケーションや患者に寄り添う姿勢がますます求められることを踏まえ、自分の考えを述べられるよう準備しましょう。

 

3. 生成AIデータの倫理問題

生成AIを活用する際には、患者情報のプライバシーやデータの倫理的扱いが課題となっています。この問題についての基本的な知識や自分なりの意見を持つと、面接官に好印象を与えられるでしょう。

 

会話のキャッチボールを意識しよう

面接は「一方的に答える場」ではなく、「対話の場」です。事前に質問への回答を準備することは重要ですが、丸暗記した内容を流暢に答えるだけでは、面接官に「本心ではない」と受け取られる可能性があります。

 

自然な対話のためのポイント:

•面接官の質問をよく聞き、質問の意図を理解する。

•自分の考えを整理し、シンプルな言葉で伝える。

•たどたどしくても、誠実さを示すことが大切。

想定外の質問が来ても、面接官との会話のキャッチボールを意識すれば、落ち着いて対応できるでしょう。

 

最低限のマナーを確認しよう

面接では、入退室時の挨拶や姿勢、言葉遣いなどの基本的なマナーが重要です。事前に以下をチェックしておきましょう。

 

マナーのポイント:

•入退室時のノックや挨拶を練習しておく。

•面接中は背筋を伸ばし、適度な笑顔を心がける。

•面接官の目を見て、はきはきと話す。

第一印象はマナーから始まります。細部を意識することで、面接官に好印象を与えられるでしょう。

 

2026年度面接対策:まとめ

医学部面接で成功するためには、上手な回答を目指すのではなく、自分の言葉で誠実に伝えることがポイントです。さらに、最新の医療トピックや社会問題に触れておくことで、面接官との対話がより深まります。

PMD医学部予備校では、志望理由書作成や模擬面接を通じて、受験生一人ひとりに最適なサポートを提供しています。緊張せずに自分らしさを発揮できる面接対策を、ぜひ私たちと一緒に進めていきましょう!