岩手医科大学の受験情報│入試問題の傾向と対策

岩手医科大学概略
岩手医科大学は、1928(昭和3)年に創設された岩手医学専門学校を前身とする、北東北における医学・医療の拠点です。建学の精神として「誠の人を育成する」を掲げ、単に医学の知識や技術を習得するだけでなく、人間愛にあふれ、社会に奉仕する誠実な医療人の育成を最大の使命としています。
本学の最大の特徴は、矢巾(やはば)キャンパスに「医学部・歯学部・薬学部・看護学部」の医療系4学部が同一キャンパスに集結している点です。これにより、現代医療に不可欠な「チーム医療」を学生時代から日常的に、かつ実践的に学べる国内有数の教育環境が整っています。
2019年には同キャンパス内に最新鋭の設備を誇る附属病院が新築移転し、教育・研究・診療のすべてが一体化した総合医療キャンパスが完成しました。特定機能病院として高度先進医療を提供するだけでなく、ドクターヘリの運用や高度救命救急センターを通じて、広大な面積を持つ岩手県の救急医療を支えています。
地域医療の最後の砦として、また東日本大震災の経験を活かした災害医療の拠点として、確かな技術と「誠の心」を持ち、北東北の人々の命と健康を支え続ける医師を多数輩出しています。
岩手医科大学医学部の特徴
医学部、歯学部、薬学部、看護学部の学生が共に学ぶ合同授業や演習が豊富に用意されています。他学部の学生と日常的に交流し、互いの専門性を尊重し合うことで、実際の医療現場で求められる多職種連携(IPE)の精神とコミュニケーション能力を自然に身につけることができます。
建学の精神に基づき、医療人としての倫理観や患者に寄り添う心を育む教育を徹底しています。早期からの医療現場体験や医療面接のトレーニングを通じて、知識だけでなく、患者との深い信頼関係を築くための豊かな人間性を磨きます。
矢巾キャンパスにある附属病院は、最新の医療機器と充実した教育設備を備えた特定機能病院です。長期間の診療参加型臨床実習(クリニカル・クラークシップ)では、医療チームの一員として診療に参加し、高度な臨床能力と実践的な問題解決能力を養います。
広大な岩手県を含む北東北の地域医療を支えるという強い使命感のもと、地域医療実習を積極的に行っています。また、震災の経験を活かし、災害医療の最前線で冷静かつ的確に対応できる知識と技術、そして強い精神力を持った医師の育成にも力を注いでいます。
教育理念と3つのポリシー
岩手医科大学医学部では、建学の精神である「誠の人を育成する」を具現化し、社会の要請に応える優れた医師を育成するため、以下の3つのポリシーを定めています。
医学を学ぶための十分な基礎学力と思考力に加え、建学の精神「誠の人」に共感し、思いやりと高い倫理観を持つ人物を求めています。医療を通じて地域社会や国際社会に貢献したいという強い熱意と、他学部を含めた多様な人々と協働できる柔軟なコミュニケーション能力を重視します。
医療系4学部が同一キャンパスにある強みを活かした多職種連携教育を体系的に推進しています。基礎医学から臨床医学への円滑な橋渡しを行うとともに、最新のシミュレーション教育や充実した附属病院での診療参加型臨床実習を通じて、実践的な問題解決能力と臨床技能を段階的に育成します。
医師として必要な専門的知識・技能・態度を修得し、患者本位の安全で質の高い医療を提供できる能力を備えていることが求められます。「誠の人」として高い倫理観と責任感を持ち、チーム医療を牽引する協調性と、医学の進歩に合わせて生涯にわたり自律的に学び続ける姿勢を身につけた者に学位を授与します。
岩手医科大学ホームページ紹介
基本情報
| 住所 | 岩手県紫波郡矢巾町医大通1-1-1 | ||||||
| 初年度納入金額 | 9,000,000円 | ||||||
| 学納金6年間総額 | 34,000,000円 | ||||||
| 募集人数 |
|
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| 偏差値 | 66.2 | ||||||
| 男女比 | ― |
入試情報
| 出願期間 | 2025/12/4(木)~2026/1/5(月) |
|---|---|
| 1次試験日 | 2026/1/21(水) |
| 1次合格発表日 | 2026/1/27(火) 14時 |
| 2次試験日 | 2026/1/30(金),31(土) ※どちらか1日を選択 |
| 合格発表日 | 2026/2/5(木) 12時 |
| 1次試験会場 | 【本学】矢巾キャンパス 【東京】ベルサール高田馬場・ベルサール新宿グランド 【大阪】ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンター 【札幌】札幌ガーデンパレス 【名古屋】TKPガーデンシティPREMIUM名古屋新幹線口 【福岡】TKPエルガーラホール |
| 2次試験会場 | 【本学】矢巾キャンパス 【東京】ベルサール神田 【大阪】大阪ガーデンパレス |
1次試験
| 教科 | 科目 | 選択 | 配点 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 英語・数学 | 英語コミュニケーション(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)、論理・表現(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)、数学Ⅰ(仮説検定を除く)・Ⅱ・Ⅲ、数学A・B(数列)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素平面) | 必須 | 200点 | 120分 |
| 理科 | 『物理基礎・物理』『化学基礎・化学』『生物基礎・生物』 | 2科目選択 | 150点 | 120分 |
2次試験
| 教科 | 科目 | 選択 | 配点 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 面接 | - | 必須 | 50点 | 15分程度 |
岩手医科大学 医師国家試験 合格率
| 回数(実施年) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第120回(2026年) | 149人 | 130人 | 87.2% |
| 第119回(2025年) | 132人 | 121人 | 91.7% |
| 第118回(2024年) | 130人 | 117人 | 90.0% |
| 第117回(2023年) | 135人 | 116人 | 85.9% |
| 第116回(2022年) | 143人 | 129人 | 90.2% |
| 第115回(2021年) | 154人 | 138人 | 89.6% |
| 第114回(2020年) | 154人 | 141人 | 91.6% |
| 第113回(2019年) | 170人 | 126人 | 74.1% |
| 第112回(2018年) | 163人 | 126人 | 77.3% |
| 第111回(2017年) | 138人 | 106人 | 76.8% |
岩手医科大学 医学部入試 傾向と対策
2025年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 120分(数学と合わせて) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | ナノテクノロジーの医療への応用 体内に注入可能な極小サイズのロボット(ナノボット)の開発と、それがもたらす医療技術の革新や将来の展望について論じた英文。 |
マーク | |
| 2 | 発音・アクセント | 発音とアクセント 与えられた語と下線部の発音、または第一アクセントの位置が同じものを選択する知識問題。 |
マーク | |
| 3 | 文法・語法 | 空所補充問題 英文の空所に適切な語彙や文法事項(代名詞、接続詞、分詞構文、仮定法など)を補う短問集合。 |
マーク | |
| 4 | 会話文 | 観光が環境や経済に与える影響 アドベンチャー・ツーリズムの是非を巡る2人の対話。文脈の正確な把握と適切な応答の選択が求められる。 |
マーク | |
| 5 | 読解 | 不要文削除 加硫ゴムの発見、仮説の由来、人類の食生活、宇宙計画の影響という4つの異なるテーマのパラグラフにおいて、文脈に合わない不要な1文を指摘する。 |
マーク | |
| 6 | 文法・語法 | 整序英作文 与えられた日本語訳はなく、文脈から適切な構文(spend time doing、The importance of doing など)を組み立てる並べ替え問題。 |
マーク | |
| 7 | 読解 | 細胞のシステムと恒常性(ホメオスタシス) 生物の細胞が全体として機能する仕組みを、ワットの遠心調速機(ガバナー)という機械装置になぞらえて解説し、生命の恒常性について論じた英文。 |
マーク |
| 英語は数学と合わせて120分であるため、実質的な解答時間は約60分となる。長文読解3題に加え、発音・アクセント、文法・語法、会話文、不要文削除、整序英作文と非常に多岐にわたる形式が出題される。長文のテーマは医学・科学技術から社会問題まで幅広く、注釈も少ないため高度な語彙力が要求される。60分でこの分量を処理するには、大問2、3、6などの知識・文法問題を短時間で正確に処理し、読解問題に十分な時間を残すタイムマネジメントが合否を分ける。パラグラフ・リーディングを活用し、設問と該当箇所を素早く照らし合わせる速読即答の訓練が不可欠である。 |
2024年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 120分(数学と合わせて) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | 子どもにとっての風邪の感染源 学校や教室の設備がウイルスの温床となり、風邪が広まるメカニズムについて論じた英文。 |
マーク | |
| 2 | 発音・アクセント | 発音とアクセント 下線部の発音や第一アクセントの位置が同じものを選択する知識問題。 |
マーク | |
| 3 | 文法・語法 | 空所補充問題 英文の空所に適切な語彙や文法事項を補う短問集合。 |
マーク | |
| 4 | 会話文 | コウモリの生態危機 ホワイトノーズ症候群によるコウモリの減少と生態系への影響を巡る対話。 |
マーク | |
| 5 | 読解 | 不要文削除 古代の車輪など4つの異なるテーマのパラグラフにおいて、文脈に合わない1文を指摘する。 |
マーク | |
| 6 | 文法・語法 | 整序英作文 与えられた日本語訳はなく、文脈から適切な構文を組み立てる並べ替え問題。 |
マーク | |
| 7 | 読解 | 古代エジプトの外科手術 エドウィン・スミス・パピルスなどの史料から、古代の外科手術の知識と技術を論じた英文。 |
マーク |
| 数学と合わせて120分のため、実質的な解答時間は約60分である。長文読解3題に加え、発音から整序英作文まで非常に多岐にわたる形式が出題される。文法・知識問題を短時間で処理し、医学・歴史と幅広いテーマの長文に十分な時間を残すタイムマネジメントが合否を分ける。パラグラフ・リーディングによる速読即答の訓練が不可欠である。 |
2023年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 120分(数学と合わせて) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | 疲労のメカニズム 人間が感じる疲労と、金属部品などが負荷によって壊れる「金属疲労」の概念を対比させながら論じた英文。 |
マーク | |
| 2 | 発音・アクセント | 発音とアクセント 下線部の発音や第一アクセントの位置が同じものを選択する。 |
マーク | |
| 3 | 文法・語法 | 空所補充問題 英文の空所に適切な語彙や文法事項を補う短問集合。 |
マーク | |
| 4 | 会話文 | 日常的な対話 状況に応じた自然な会話のやり取りを選択する。 |
マーク | |
| 5 | 読解 | 不要文削除 複数のパラグラフにおいて、文脈に合わない1文を指摘する。 |
マーク | |
| 6 | 文法・語法 | 整序英作文 文脈から適切な構文を組み立てる並べ替え問題。 |
マーク | |
| 7 | 読解 | 医学・科学技術の発展 最新の医学的知見や科学技術の進歩に関する専門的な論説文。 |
マーク |
| 例年通りの大問7題構成である。長文読解は科学・医学的なテーマが多く、抽象的な内容を素早く掴む力が要求される。知識問題を機械的なスピードで処理し、読解に時間を割く戦略を徹底すること。 |
2022年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 120分(数学と合わせて) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | 鍼治療と電気インパルス 鍼灸師が人体の電気インパルスシステムに関する知識を用いて、どのように痛みを和らげ治療を行うかを論じた英文。 |
マーク | |
| 2 | 発音・アクセント | 発音とアクセント 下線部の発音や第一アクセントの位置が同じものを選択する。 |
マーク | |
| 3 | 文法・語法 | 空所補充問題 英文の空所に適切な語彙や文法事項を補う短問集合。 |
マーク | |
| 4 | 会話文 | 日常的な対話 定型的な会話表現の知識を問う問題。 |
マーク | |
| 5 | 読解 | 不要文削除 パラグラフの論旨から外れた1文を指摘する。 |
マーク | |
| 6 | 文法・語法 | 整序英作文 日本文なしで論理的な英文を組み立てる。 |
マーク | |
| 7 | 読解 | 医療と社会 医療技術の進歩が社会に与える影響や倫理的課題についての長文。 |
マーク |
| 鍼治療など、東洋医学を含む医療系の長文が特徴的である。大問数が多いため、時間配分が極めて重要。長文はパラグラフごとにトピックセンテンスを拾い読みする技術が必要。 |
2021年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 120分(数学と合わせて) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | パルスオキシメーターの発明 日本の技術者である青柳卓男氏が1970年代に発明したパルスオキシメーターが、現代のコロナ禍においていかに重要な役割を果たしているかを論じた英文。 |
マーク | |
| 2 | 発音・アクセント | 発音とアクセント 下線部の発音や第一アクセントの位置が同じものを選択する。 |
マーク | |
| 3 | 文法・語法 | 空所補充問題 短文の空所に適切な語句を入れる。 |
マーク | |
| 4 | 会話文 | 日常的な対話 イディオムや会話表現の知識を問う。 |
マーク | |
| 5 | 読解 | 不要文削除 パラグラフの論旨から外れた1文を指摘する。 |
マーク | |
| 6 | 文法・語法 | 整序英作文 文脈から論理的な文構造を組み立てる。 |
マーク | |
| 7 | 読解 | 科学史・医学史 過去の科学的発見が現代にどうつながっているかを解説する長文。 |
マーク |
| 時事的な医療テーマ(コロナ禍と医療機器)が出題された。語彙レベルは高くないが、圧倒的な問題量であるため、知識問題を1問10秒ペースで解き進める即断即決の力が求められる。 |
2020年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | 医学・生物学に関する論説 睡眠の役割や脳科学に関する最新の研究結果を引用し、健康への影響を論じた英文。 |
マーク | |
| 2 | 発音・アクセント | 発音とアクセント 基本的な英単語の発音・アクセント知識。 |
マーク | |
| 3 | 文法・語法 | 空所補充問題 文法・語法知識を問う標準的な問題。 |
マーク | |
| 4 | 会話文 | 対話問題 病院での受付や日常的なトラブルに関する会話表現。 |
マーク | |
| 5 | 読解 | 整序英作文 日本文なしの整序問題。構文把握力が問われる。 |
マーク | |
| 6 | 読解 | 科学・社会テーマの長文 環境問題や科学技術の社会実装に関する論説文。 |
マーク |
| ※この年度までは英語単独で60分の試験である。大問6題構成で、読解問題のウェイトが高い。医療系の専門用語が含まれる英文が出題されやすいため、医学部向けの英単語帳で語彙を補強しておくと読みやすさが格段に向上する。 |
2019年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | 空所補充 | ||
| 2 | 発音 | 発音・アクセント | ||
| 3 | 文法・語法 | 空所補充 | ||
| 4 | 会話文 | 空所補充 | ||
| 5 | 読解 | 不要な文を指摘。 | ||
| 6 | 文法・語彙 | 語句整序 | ||
| 7 | 読解 | 内容説明・同意表現・欠文挿入箇所・内容真偽 |
| 2017、2018年度から大問数が増えている。全マークシート形式であるが、問題数に対して時間が60分と短いので、要領よく解いていく必要がある。文法・語彙はセンター試験の問題を多く解いて備えると良いが、長文読解は医学系の内容が出題される年もあるので、対策しておきたい。2019年度の問題では、段落中の不要な文章を指摘する問題が出題された。頻繁に出題される形式ではないので、過去問や類似の問題でしっかりとこつを掴んでおきたい。 |
2018年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 英語Ⅰ・英語Ⅱ | 長文読解:本文中の空所に適語補充。 | 選択 | やや易 |
| 2 | 英語Ⅰ・英語Ⅱ | 1~3発音問題 :見出し語の下線部の発音と同じものを選ぶ。 4~6アクセント問題:見出し語アクセントと同じものを選ぶ。 |
選択 | 1~3易 4~6易 |
| 3 | 英語Ⅰ・英語Ⅱ | 文法・語彙問題: 本文中の空所に文脈に合うよう語句補充。 |
選択 | 標準 |
| 4 | 英語Ⅰ・英語Ⅱ | 会話問題:自然な会話になるよう空所に会話補充。 | 選択 | 易 |
| 5 | 英語Ⅰ・英語Ⅱ | 問5語句整序問題:語句を正しく並べ、2、4、6番目に来るものを選択。 | 選択 | 標準 |
| 6 | 英語Ⅰ・英語Ⅱ | 長文読解 1.英問英答:内容に関する英語の問いに対する答を選択。 2.内容理解:本文の内容を表す文になるよう空所に語句・文補充。 |
選択 | 標準 |
| 全体的に難易度は低い。基本的なことを学習していれば確実に点が取れる問題ばかりである。大問6の長文は何度か問題集で見たことがある文章。長文問題の練習を数多くこなしておけば似たような問題が出題される可能性も高い。内容を知っている問題はもちろん解きやすいので、中程度の英文でいいので数多く読んでおく。 |
2017年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | 細胞理論の構築 シュライデンやシュワンの学説を基礎に、フィルヒョウが「細胞は細胞から生じる」という理論を確立した医学史の英文。 |
マーク | |
| 2 | 発音・アクセント | 発音とアクセント 下線部の発音や第一アクセントの位置が同じものを選択する。 |
マーク | |
| 3 | 文法・語法 | 空所補充問題 英文の空所に適切な語彙や文法事項を補う。 |
マーク | |
| 4 | 会話文 | 日常的な対話 携帯のバッテリー切れやホテルでの状況に応じた適切な表現を選択する。 |
マーク | |
| 5 | 文法・語法 | 整序英作文 与えられた日本語訳を参考に構文を組み立てる。 |
マーク | |
| 6 | 読解 | ワクチンの副次的効果 ワクチンが個人を守るだけでなく、「集団免疫」として社会全体を感染症から守るメカニズムについて論じた英文。 |
マーク |
| 細胞理論や集団免疫など、医学部受験生であれば背景知識として知っておくべきテーマが英文として出題されている。現代の形式のベースとなっている年度であり、知識問題を反射的に解き、読解に時間を回す戦略は現在と変わらない。 |
2016年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | バーチャル・リアリティーの実用性 VR技術が医療(手術のシミュレーション)や建築の分野で重要なツールとなっていることを紹介する英文。 |
マーク | |
| 2 | 発音・文法 | 発音・アクセント、空所補充、会話文 発音アクセント、文法語法、会話の応答を選択する知識問題群。 |
マーク | |
| 3 | 文法・語法 | 整序英作文 与えられた日本語訳を参考に構文を組み立てる。 |
マーク | |
| 4 | 読解 | 発展途上の分子遺伝学 体細胞遺伝子治療と生殖細胞遺伝子治療の違いと、後者が抱える倫理的・技術的課題を論じた英文。 |
マーク |
| 長文は2題だが、間に挟まれる文法・知識問題のボリュームが非常に大きい。遺伝子治療などの医療系テーマの読解においては、論理展開を正確に把握し、設問の意図(内容一致か推測か)を見極めて処理する速度が重要である。 |
2015年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | 説明、和訳、空所補充 | 記述式 | 標準 |
| 2 | 文法 | 空所補充 | 記述式 | やや易 |
| 3 | 読解 | 空所補充 | 記述式 | 標準 |
| 4 | 文法 | 整序 | 記述式 | やや易 |
| 5 | 英作文 | 和文英訳 | 記述式 | やや易 |
| 自然科学、医学系のテーマが多く出題されるため、語彙力を磨いておきたい。 読解問題は、空所補充を確実に得点するため、構文、品詞の判別力を磨いておく。和訳問題は構文が重視されるが、極端に難しいものは出題されないので、基礎を固めておく。 文法語法問題の難易度はさほど高くなく、差がつかない問題であるため、取りこぼしのないようにしておきたい。英作文も、難易度は低いため、確実に得点したい。 |
2025年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 120分(英語と合わせて) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 微積分 | 関数の極値・漸近線と方程式の実数解 分数関数 $f(x) = x^3 / (2x^2 – 1)$ について、極値、変曲点、漸近線を求め、さらに方程式の実数解の個数を定数 $k$ の値によって分類する総合問題。 |
マーク | |
| 2 | 図形・ベクトル | 三角形の内心・外心とベクトル・余弦定理 辺の長さが与えられた三角形において、余弦定理を用いて角や辺の長さを求め、円に内接する四角形の性質や方べきの定理、内心と外心の距離を計算する幾何・ベクトルの融合問題。 |
マーク | |
| 3 | 確率 | カードの並べ方と条件付き確率 1から8までの数字が書かれた8枚のカードから4枚を並べる際、特定の位置に配置される確率や、偶数・奇数の連続性に着目した確率を求める問題。 |
マーク |
傾向と対策
| 数学は英語と合わせて120分であり、実質60分での解答となる。全3題構成であるが、各問題の計算量が非常に多く、誘導に従って素早く正確に処理する力が求められる。大問1の微積分は、複雑な分数関数の微分と増減表の作成、極限の計算を迅速に行う必要がある。大問2は平面幾何とベクトルの融合であり、図形の性質(角の二等分線や円に内接する四角形など)に気づけるかどうかが時間短縮の鍵となる。大問3の確率は、数え上げの漏れや重複を防ぐ正確な場合分けが必要である。全体的に「解き方は分かるが計算が間に合わない」事態に陥りやすいため、日頃から途中式を整理し、煩雑な計算を最後までミスなくやり切る演習を積んでおくこと。 |
2024年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 120分(英語と合わせて) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 微積分 | 対数関数の最大・最小と方程式の解 対数を含む関数の極値や最大・最小を求め、方程式の実数解の個数を定数によって分類する。 |
マーク | |
| 2 | 図形と方程式 | 外接する2円の共通接線 外接する2円の共通接線の方程式を求め、接点の座標や交点の軌跡を計算する図形問題。 |
マーク | |
| 3 | 確率 | 袋から球を取り出す確率 5個の球から3個を取り出す試行を繰り返し、特定の文字が含まれる確率や連続して起こる確率を求める。 |
マーク |
傾向と対策
| 実質60分で全3題を解く。計算量が非常に多く、誘導に従って素早く正確に処理する力が求められる。大問2の図形と方程式は、図形の性質(相似や方べきの定理など)を上手く利用することで計算量を大幅に減らす工夫が必要である。大問3の確率は数え上げの正確さが鍵となる。 |
2023年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 120分(英語と合わせて) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 微積分 | 関数の極限と定積分 微分を用いて関数の増減を調べ、グラフの概形を把握した上で面積や体積を定積分で求める問題。 |
マーク | |
| 2 | ベクトル | 空間ベクトルと四面体 空間図形におけるベクトルの内積、垂直条件を用い、四面体の体積や垂線の長さを計算する。 |
マーク | |
| 3 | 確率 | 条件付き確率 さいころやカードを用いた試行における複雑な事象の確率や、条件付き確率を求める。 |
マーク |
傾向と対策
| 大問3題構成で、数IIIの微積分が必ず出題される。空間ベクトルや微積分は計算が煩雑になりやすいため、途中でミスをしない正確な計算力が合否を分ける。 |
2022年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 120分(英語と合わせて) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 微積分 | 分数関数のグラフと面積 分数関数の極値や漸近線を調べてグラフを描き、x軸や接線で囲まれた図形の面積を求める。 |
マーク | |
| 2 | 複素数平面 | 図形の回転と軌跡 複素数平面上での点の回転移動や、条件を満たす点が描く図形の方程式(円や直線)を求める問題。 |
マーク | |
| 3 | 数列・確率 | 漸化式と確率の融合 n回の試行後の確率を $p_n$ とおき、漸化式を立てて一般項や極限を求める融合問題。 |
マーク |
傾向と対策
| 複素数平面や確率漸化式など、思考力と計算力の両方が問われるテーマが出題された。大問1の微積分は確実な得点源とするため、定積分の計算スピードを限界まで高めておく必要がある。 |
2021年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 120分(英語と合わせて) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 微積分 | 接線の方程式と面積の最大・最小 曲線上の点における接線を引き、それらで囲まれた面積を関数として表し、その最大値・最小値を微分を用いて求める。 |
マーク | |
| 2 | 図形と方程式 | 円と直線の交点 円と直線が交わる条件や、切り取られる線分の長さ、交点を通る円の方程式(束の考え方)を用いる問題。 |
マーク | |
| 3 | 数列 | 群数列の和 規則性に従って項が並ぶ数列を群に分け、特定の項の値や第 $n$ 群までの総和を計算する。 |
マーク |
傾向と対策
| 群数列や図形と方程式など、計算の工夫(束の利用やシグマ計算の整理)を知っているかどうかで解答時間に大きな差が出る問題構成である。日頃から効率的な計算手法を意識して演習を行うこと。 |
2020年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 120分(英語と合わせて) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | データの分析 | 平均、分散、相関係数、場合の数 | マークシート方式 | やや易 |
| 2 | 対数関数 | 対数関数の取りうる値の範囲、桁数 | マークシート方式 | 標準 |
| 3 | 積分法 | 双曲線とx軸で囲まれた図形の面積 | マークシート方式 | 標準 |
傾向と対策
| 大問3題で解答時間が60分の試験である。2021年度からは英語と2教科併せて120分間の試験になる予定である。また2016年以前は記述式の空欄補充形式だったが、2017年以降はマークシート方式の空欄補充形式である。出題範囲は医学部が数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B(数列・ベクトル)で、歯学部・薬学部が数学Ⅰ、Ⅱ、Aである。全範囲からバランスよく出題されており、2分野以上の融合問題も見られることがある。難易度は基本~標準レベルであるが、禁煙やや難しくなってきている。そのため基礎力を付け、標準~やや難レベルの演習を積み、問題に慣れておくことが必要である。また解答時間が60分間しかないため、早く正確に計算できる力が必要になる。 |
2019年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 確率 数列 |
確率漸化式 | マーク | やや難 |
| 2 | ベクトル | 四面体の体積の問題 内積の取りうる値の範囲 | マーク | やや難 |
| 3 | 式と曲線 複素数平面 積分法 |
双曲線 定積分 面積 | マーク | やや難 |
傾向と対策
| すべての問題に対して言えることであるが、計算が複雑な問題となっている。本年度は出題されなかったが、小問集合や融合問題などにも対策をしておきたい。 |
2018年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 小問集合 | 数列の極限、複素数平面、確率の問題。確率の問題は意図の把握が大事である。 | マーク | 標準 |
| 2 | ベクトル+図形 | すべてをベクトルで解くこともできるが、計算量が多い。図形と計量の考えで解くのが楽である。それでも、図が書きにくく、工夫が必要な問題である。 | マーク | 難 |
| 3 | 微積分 | 三角関数の知識と微積分の知識がかなり必要である。計算量もかなり多く、慎重に計算することが必要である。 | マーク | やや難 |
傾向と対策
| 内容は、教科書の基本的なものでる。ただし、全範囲の計算力と図形の特徴を捉える力がかなり必要である。特に60分の時間ですべてをこなすのは大変である。また、確率と数列と微積分の出題頻度は高いと思われる。 |
2017年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 小問集合 | 極限、複素数平面、確率 接線とx軸の交点からなる数列の極限、複素数平面上の軌跡、さいころの出た目に関する条件付き確率の独立3問。 |
マーク | |
| 2 | ベクトル | 空間ベクトルと四面体の内接球 四面体の体積や、各面に接する球の半径、切り取られた立体の体積比をベクトルを用いて計算する。 |
マーク | |
| 3 | 微積分 | 媒介変数表示された曲線と回転体の体積 $x = \sin 2\theta, y = \sin 3\theta$ で表される曲線の接線や面積、x軸周りの回転体の体積を積分で求める。 |
マーク |
傾向と対策
| 単独で60分。大問3の媒介変数表示の微積分は、置換積分や三角関数の倍角・半角の公式を駆使する必要があり、計算量が非常に多い。最後までミスなく計算をやり切る強靭な計算力が問われる。 |
2016年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | ★★★★★ | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 数A | さいころの出た目によって決まる平面座標の点が、与えられた曲線を境界とする領域に入っているかいないかを調べて、確率を求めていく。 | 空欄補充 | 問1~問3:易 問4:やや易 問5:標準 |
| 2 | 数B | 分数を並べた群数列の問題。問1、問2は具体的な値が与えられている問い。問3は第n群の末項、問4は第n群の全ての和、問5は初項から第111項までの和を求める。 | 空欄補充 | 問1~問2:易 問3~問5:やや易 |
| 3 | 数Ⅲ | 分数関数の曲線に関する問題。この曲線Cの接線がx軸と交わる点をQ、接点からx軸に下ろした垂線の足をR、接点のx座標をaとする。問1、2はQのx座標とQRの長さをaを用いて表す、問3はQRが最大となるa、QRの長さ、Qの座標、lの方程式を求める問題。問4は問3のaの値のときのC,l,y軸で囲まれた面積を求める問題。 | 空欄補充 | 問1~問2:やや易 問3~問4:標準 |
傾向と対策
| 工夫が必要な問題もあるが、誘導に沿って解いていけば、方針が立つ問題ばかりである。試験時間が60分なので、計算ミスなく解けるよう十分に計算力を付けて欲しい。確率の問題は年によっては少し難しい複合問題が出題されることもあるので、そこで時間を取られないよう。 |
2015年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 確率 | さいころと座標平面 3個のさいころの目で作られる2点間の距離の最大値や、直線の傾き、線分が図形と交わらない条件付き確率を求める。 |
マーク | |
| 2 | 数列 | 群数列 分母が偶数、分子が自然数の規則的な分数の列を群に分け、指定された項の値や、特定の群までの総和を計算する。 |
マーク | |
| 3 | 微積分 | 曲線の接線と面積 関数 $y = x^2 / (x^2 – 1)$ のグラフの接線と法線を求め、それらと曲線で囲まれた図形の面積を積分計算で求める。 |
マーク |
傾向と対策
| 単独で60分。群数列(大問2)は規則性を正確に把握し、分母と分子の動きを分けてシグマ計算をミスなく行う必要がある。大問3の微積分は絶対値を含む定積分や対数の計算処理が煩雑であるため、粘り強い計算力が要求される。 |
2025年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 地球を周回するロケットの運動 地球から打ち上げられたロケットが複数に分離し、一方が等速円運動、もう一方が楕円軌道を描くという設定。万有引力、力学的エネルギー保存則、運動量保存則、ケプラーの法則を複合的に用いる。 |
マーク | |
| 2 | 電磁気 | 自己誘導・相互誘導とコイルを含む回路 鉄芯に巻かれた2つのコイルによる相互誘導、およびグラフで与えられた電流変化に伴う誘導起電力の計算。キルヒホッフの法則とファラデーの電磁誘導の法則を用いて立式する。 |
マーク | |
| 3 | 波動 | くさび型空気層とニュートンリングの干渉 前半は2枚の平板ガラスによるくさび形空気層の干渉、後半は平凹レンズと平凸レンズを組み合わせた特殊なニュートンリングの干渉条件と近似計算を問う問題。 |
マーク |
傾向と対策
| 物理は理科2科目で150点満点・120分のため、実質的な解答時間は60分となる。大問3題構成で、力学、電磁気、波動から出題された。いずれも設定自体は標準的なテーマ(ケプラーの法則、相互誘導、光の干渉)をベースにしているが、数式による選択肢問題が中心であり、文字式の計算や近似計算を正確に行う処理能力が問われる。特に大問1の楕円軌道のエネルギー保存や、大問3の2つのレンズを用いた干渉など、やや応用的で図形的な把握を要する設定が含まれている。公式の丸暗記ではなく、現象の原理(なぜ干渉条件の式がそうなるのか、エネルギー保存と運動量保存の使い分けなど)を深く理解し、手際よく文字式を整理する力が合格点への絶対条件である。 |
2024年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 正三角柱型の構造体のつりあい 円柱と棒からなる構造体の重心や力のモーメントのつりあい、板を傾けた際の転倒条件を考察する。 |
マーク | |
| 2 | 熱力学 | 熱気球内部の気体の状態変化 気球が浮上する条件や静止する高度における大気の密度・圧力を、状態方程式と浮力のつりあいから求める。 |
マーク | |
| 3 | 電磁気 | RLC交流回路 抵抗、コンデンサー、コイルを含む交流回路において、位相差や実効値、消費電力、共振条件を数式化する。 |
マーク |
傾向と対策
| 物実質的な解答時間は60分。全問が文字式による選択問題である。剛体のつりあいや熱気球など、設定の状況を図に描き起こし、力のつりあいや状態方程式を正確に立式する力が求められる。公式の丸暗記ではなく、現象の物理的意味を理解しておく必要がある。 |
2023年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 放物運動と衝突 斜方投射された小球が壁や床と衝突する際の、反発係数を用いた速度の変化と到達距離の計算。 |
マーク | |
| 2 | 電磁気 | コンデンサーを含む直流回路 スイッチの切り替えに伴うコンデンサーの充放電、静電エネルギーの変化、および抵抗で発生するジュール熱の計算。 |
マーク | |
| 3 | 熱力学 | 気体の状態変化と熱機関 理想気体の定積・定圧・等温・断熱変化を組み合わせたサイクルにおいて、各過程の仕事や熱量、熱効率を求める。 |
マーク |
傾向と対策
| 標準的な問題設定が多いため、難問対策よりも教科書レベルの公式の適用条件を完璧にしておくことが重要。特に熱力学のサイクルやコンデンサー回路のエネルギー保存則は頻出である。 |
2022年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 円運動とばね ばねに取り付けられた小球の水平面内での等速円運動や、鉛直面内での運動をエネルギー保存則から解析する。 |
マーク | |
| 2 | 電磁気 | 磁場中の荷電粒子の運動 磁場に垂直に入射した荷電粒子のローレンツ力による円運動の半径や周期の計算。 |
マーク | |
| 3 | 波動 | ドップラー効果と波の干渉 動く音源と観測者によるドップラー効果の公式の適用と、うなりの回数の計算。 |
マーク |
傾向と対策
| 典型的な現象を数式化する問題が中心である。ローレンツ力やドップラー効果など、公式をそのまま適用できる問題を取りこぼさないことが高得点への近道である。 |
2021年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 運動量保存則と力学的エネルギー 分裂する物体や、動く台車上での小物体の運動を、運動量保存則と相対速度を用いて解析する。 |
マーク | |
| 2 | 電磁気 | 電磁誘導とコイル 磁場中を動く導体棒や、コイルを貫く磁束の変化によって生じる誘導起電力の計算と、レンツの法則の適用。 |
マーク | |
| 3 | 熱力学 | P-Vグラフと熱効率 $P-V$ グラフで与えられたサイクルの各過程における気体の仕事、内部エネルギーの変化、熱効率の導出。 |
マーク |
傾向と対策
| 運動量保存則や電磁誘導といった、入試物理の王道とも言えるテーマが出題された。文字式での計算が中心であるため、立式の段階で符号のミス(特に仕事の正負)に注意して処理を進める必要がある。 |
2020年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 90分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 剛体のつりあいと運動方程式 滑車や糸を用いた剛体の力のつりあいや、加速度運動する系の運動方程式の立式。 |
マーク | |
| 2 | 電磁気 | コンデンサーの充放電 抵抗とコンデンサーを組み合わせた回路の過渡現象や、十分に時間が経過した後の電荷分布の計算。 |
マーク | |
| 3 | 波動 | 光の干渉 ヤングの実験をベースに、スリット間の距離や媒質を変えた際の明線の位置や間隔の変化を求める。 |
マーク |
傾向と対策
| ※理科2科目で90分(実質45分)の試験。時間がタイトであるため、ヤングの実験の明線条件($dx/l = m\lambda$)など、よく使う近似式や結論は丸暗記しておき、導出過程を省略して即答できるレベルまで仕上げておく必要がある。 |
2019年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 台上で連結された2つの物体と台の運動の問題 | マーク | 標準 |
| 2 | 電磁気 | 正三角形と正方形コイルに生じる誘導起電力の問題 | マーク | 標準 |
| 3 | 熱力学 | ピストン付き容器内での気体の状態変化の問題 | マーク | 標準 |
傾向と対策
| 力学と電磁気は毎年出題されているため、重点的に学習して、抜けのないようにしたい。本年度から2科目で120分となったため、少し時間的に余裕ができた。過去に、単位をつけて答えるような問題も出題されたため、日頃から単位をつける習慣をつけたい。 |
2018年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 90分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 鉛直面内での円運動の問題。垂直抗力の使い方が鍵となっている。問題文をよく読むことが必須である。 | マーク | 標準 |
| 2 | 電磁気 | コンデンサーを含む直流回路の問題。基本的な公式をミスなく使うことが大事である。計算に複雑さは見られない。 | マーク | 標準 |
| 3 | 波動 | ニュートンリングの問題。問題文をしっかり読み、意味を理解さえすれば、難しくはない。 | マーク | 標準 |
傾向と対策
| 基本的な問題ばかりと言っていい。計算も複雑ではなく、問題数も多くはない。全問、正解を出すつもりでなくてはいけない問題である。教科書も例題をしっかり理解することが必要である。あいまいな部分がないように準備して欲しい。 |
2017年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 90分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 水平投射と階段でのはね返り 段差のある階段に落下した小物体が、反発係数を用いて繰り返し衝突しながら進む軌跡やエネルギーの損失を求める。 |
マーク | |
| 2 | 原子 | X線の発生とブラッグ反射 電子を衝突させて発生するX線のグラフ読み取りと、最短波長の計算、結晶面でのブラッグ反射の条件。 |
マーク | |
| 3 | 電磁気 | LC並列共振回路 コンデンサーとコイルを並列に接続した交流回路における、電流の位相差、実効値、共振周波数の計算。 |
マーク |
傾向と対策
| 実質45分。大問1の階段のはね返りは、水平方向(等速)と鉛直方向(はね返り)の運動を独立して正確に立式する必要がある。原子分野(大問2)の典型問題は、公式($2d\sin\theta = n\lambda$ など)を確実に適用して得点源にしたい。 |
2016年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 90分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | (1)自然長が L であることに気を付けて力のつりあいを考えればよい。(2)振幅はつりあいの位置での伸びに等しい。(3)変位が0のとき速度は最大値をとる。(4)運動エネルギーが最大となるのは(3)のとき。(5)公式から。(6)合成ばね定数の公式から。 | 記述・描図 | やや易 |
| 2 | 熱力学 | (1)理想気体の状態方程式から。(2),(3)定圧変化なのでP-V図の面積が仕事となる。(4)理想気体の状態方程式から。(5)定積変化なので定積モル比熱を用いる。(6)1サイクルで気体が外部にする仕事はP-V図の囲む面積(本問ではABCD)に等しい。 | 記述・描図 | やや易 |
| 3 | 電磁気 | (1)力学的エネルギーの変化が仕事に等しいことから。(3)運動方程式から。(4)1/2周期になることに注意。(5)3回加速されるのでイオンが外部からされる仕事も3倍となる。(6)運動方程式から磁場を脱出するときの速度を求め、あとは(1)と同様に考えればよい。 | 記述・描図 | 標準 |
傾向と対策
| 全3題構成。力学と電磁気学からは必ず出題され、残りは熱力学か原子から出題されている。試験時間は理科2科目90分。基本~標準程度の問題が多いため問題演習を繰り返し行い、基本事項をしっかり理解しておくことが重要。解答に単位を要求されるので普段から単位を書く癖をつけること。 |
2015年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 90分(2科目) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 運動方程式 | 記述 | やや易 |
| 2 | 量子論 | 光電効果 | 記述 | やや易 |
| 3 | 電磁気 | コンデンサ回路 | 記述 | 易 |
傾向と対策
| 例年大問3問で,基礎的な内容を問う問題で構成されている。そのため,難 しい問題に当たる必要はないが,教科書レベルから,それより少し難易度の高い問題を繰り返 すことで基礎力をしっかりと固め,完答するつもりで望むべきであろう。 電磁気学では電気回路が頻出であり,また,量子論,物性等に関する出題もあるため,万遍なく勉強する必要がある。 |
2020年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 理論小問集合 | 原子の性質の問題。同位体の問題。三態の問題。中和滴定の問題。電気分解の問題。熱化学の問題。化学平衡の問題。 | 計算・選択 | やや易 |
| 2 | 無機 | 自然現象と化学物質の問題。リンの問題。ケイ素の問題。鉛の問題。鉄の問題。気体の製法の問題。金属元素の問題。 | 選択 | やや易 |
| 3 | 有機 | 自然界の有機化合物の問題。元素分析の問題。立体異性体の問題。有機化合物の溶解性の問題。芳香族化合物の問題。糖の問題。タンパク質の問題。 | 計算・選択 | やや易 |
傾向と対策
| 医学部は大問3~5(2019、2020は3)で2科目120分(2018年度までは2科目90分)。 2016年度までは記述式・選択式の併用だったが、2017年度以降、医学部は全問マークシート形式となっている。理論の分野の出題が多く、続いて有機が多く無機は少ない。 理論は全範囲にわたって広く出題され、化学量を扱った計算問題と化学平衡の問題が多い。 有機分野は医学部ではアミノ酸、タンパク質、油脂の構造性質、構造式決定の問題が良く出題される(2015ジペプチドの加水分解2016イオン交換樹脂膜計算問題2017核酸2018ビニロン2019糖類の計算問題2020ハロゲン化物の問題)。 無機は大問として取り上げられたり理論との融合問題だったりと一部やや難な計算問題が出る(2016イオン交換樹脂の計算問題、2018トリペプチドの異性体、2019糖の混合物2020ガリウムとパラジウムの利用)。 難易度はおおむね標準的で典型問題が良く出題され、演習していれば問題なく解けるものばかり、やや難の計算問題もあるがそれは一部となる。 有機は天然高分子化合物全般とビニロンといったやや難解な合成高分子化合物に関しても十分演習を積むこと。化合物の構造決定問題は必須。実験よりの問題が多いので実際の実験の流れを確認するように演習を積むと効果的に学習ができる。 |
2019年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 理論小問集合 | コロイドの問題。体心立方格子と面心立方格子の問題。気体の拡散の問題。熱化学方程式の問題。電池電気分解の問題。塩の種類とpHの問題。弱酸電離の問題。 | 計算・選択 | 易 |
| 2 | 無機 | 水素に関する問題。15族に関する問題。キップの装置の問題。気体発生の問題。鉄イオンの問題。単体の性質の問題。工業的製法の問題。 | 選択 | 易 |
| 3 | 有機 | 元素分析の問題。芳香族炭化水素の異性体の問題、芳香族アルコールの構造決定問題。ベンゼンの歴史問題。糖の問題。タンパク質の問題。医薬品と科学の問題。 | 計算・選択 | 標準 |
傾向と対策
| 医学部は大問3~5(2019は3)で2科目120分(2018年度までは2科目90分)。 2016年度までは記述式・選択式の併用だったが、2017年度以降、医学部は全問マークシート形式となっている。理論の分野の出題が多く、続いて有機が多く向きは少ない。 理論は全範囲にわたって広く出題され、化学量を扱った計算問題と化学平衡の問題が多い。 有機分野は医学部ではアミノ酸、タンパク質、油脂の構造性質、構造式決定の問題が良く出題される(2015ジペプチドの加水分解2016イオン交換樹脂膜計算問題2017核酸2018ビニロン2019糖類の計算問題)。 無機は大問として取り上げられたり理論との融合問題だったりと一部やや難な計算問題が出る(2016イオン交換樹脂の計算問題、2018トリペプチドの異性体、2019糖の混合物)。 難易度はおおむね標準的で典型問題が良く出題され、演習していれば問題なく解けるものばかり、やや難の計算問題もあるがそれは一部となる。 有機は天然高分子化合物全般とビニロンといったやや難解な合成高分子化合物に関しても十分演習を積むこと。化合物の構造決定問題は必須。実験よりの問題が多いので実際の実験の流れを確認するように演習を積むと効果的に学習ができる。 |
2018年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 90分(2科目) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 理論 | 電離平衡、化学平衡、酢酸エチルの加水分解速度、凝固点降下、気体、結晶格子、化学結合、分子の形などが出題。広い分野からの出題であり計算問題、空欄補充問題、正誤問題などの出題パターンは多岐にわたる。 | マーク | 標準 |
| 2 | 無機 | 無機のみの大問あり。物質の推定問題が頻出。工業的製法、物質の色、化学式の知識問題が出題。 | マーク | 標準 |
| 3 | 有機 | 油脂の推定、有機化合物の構造決定、医薬品に関する知識問題、有機物質の性質や化学反応の出題。様々な出題パターンがある。高分子の計算対策も必要。 | マーク | 標準 |
傾向と対策
| 難易度は基礎から標準レベルであり、入試の定番問題も多数出題される。教科書を中心とした学習を繰り返し知識の穴がない状態にしておきたい。また計算量が多い年度もあるため、単純なミスをしないよう注意。他大学の入試問題を解くことで定番問題は完全におさえていくとよい。 |
2020年度入試
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 動物の反応 | 神経系の問題。静止電位の問題。活動電位の発生と伝導の問題。 | 計算、選択 | やや易 |
| 2 | 体内環境 | 赤血球の問題。酸素解離曲線の問題。 | 計算、選択 | やや易 |
| 3 | 生殖・発生 | 器官形成とプログラム細胞死の問題。 | 計算 | 標準 |
| 4 | 遺伝情報、生殖・発生 | 細胞周期の問題。卵割の問題。 | 計算、選択 | やや易 |
| 5 | 遺伝情報 | 遺伝暗号の解読の問題。選択的スプライシングの問題。遺伝子組み換えの問題。 | 計算、選択 | やや易 |
傾向と対策
| 2017年以降は大問5題のマークシート形式。計算問題も出るが2020はやや例年より多かった。2科目120分(2018年度までは2科目90分)。 遺伝情報、動物の反応、体内環境、生殖・発生からの出題が多いが、幅広い分野から出題されるので知識の抜けは許されない。計算問題は標準的な問題に抑えられているが、一部の知識問題と実験考察、図表の問題はやや難易度が高い。このあたりの慣れで時間の猶予が決まる。 対策としては、まずは基本的な教科書レベルの知識を完成させる。その上で、形式は異なるものの内容として過去問はよく使えるので多くの過去問を解く。さらに他の私立医学部の問題を解くことで医学部的な問題の演習を積むことも重要である。医学部的な問題は資料集も読み込んで背景理解もしっかりさせること。 |
2019年度入試
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 動物の反応 | 骨格筋の収取の問題。 | 選択 | 標準 |
| 2 | 体内環境 | 自律神経系の問題。ホルモンの問題。 | 選択 | 易 |
| 3 | 生殖・発生 | ニワトリ・マウスの表皮構造の誘導のしくみの問題。 | 選択 | やや易 |
| 4 | 代謝 | 呼吸の問題。発酵の問題。化学合成の問題。 | 計算、選択 | やや易 |
| 5 | 遺伝情報 | 肺炎双球菌の形質転換実験の問題。T2ファージの増殖実験の問題。 | 選択 | やや易 |
傾向と対策
| 2017年以降は大問5題のマークシート形式。計算問題も出る。2科目120分(2018年度までは2科目90分)。 遺伝情報、動物の反応、体内環境、生殖・発生からの出題が多いが、幅広い分野から出題されるので知識の抜けは許されない。計算問題は標準的な問題に抑えられているが、一部の知識問題と実験考察、図表の問題はやや難易度が高い。このあたりの慣れで時間の猶予が決まる。 対策としては、まずは基本的な教科書レベルの知識を完成させる。その上で、形式は異なるものの内容として過去問はよく使えるので多くの過去問を解く。さらに他の私立医学部の問題を解くことで医学部的な問題の演習を積むことも重要である。医学部的な問題は資料集も読み込んで背景理解もしっかりさせること。 |
2018年度入試
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 90分(2科目) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 生理 | 特殊感覚器(眼・耳)についての解剖と生理を問う問題。 基本的な知識を問う問題が多いが、光覚閾値を考える実験・視細胞の順応に関するグラフなど、「読み取る力」も必要。 |
選択肢 | 標準 |
| 2 | 生理 | 腎臓についての解剖と生理を問いつつ、尿の生成・濾過について考える問題。 腎・尿路系を中心とした基本的な脈管解剖の問題が中心であるが、クリアランスの計算も求められる。こういった計算問題は見慣れないため面食らうかもしれないが、式は与えられており容易。 |
選択肢 | 標準 |
| 3 | 発生 | 発生についての一般的な問題。前半ではやや細かい知識も要求されるが、選択肢形式なので難しくはないであろう。 後半では、過去の有名な胚移植による実験をテーマに誘導について考える。解釈には思考力を要する。 |
選択肢 | やや難 |
| 4 | 遺伝子 | 前半はDNA,RNAについて、転写など基本的な働きに関する知識の確認問題。 後半はラクトースオペロンの実験から考察する問題と、変異株の表現型を予想する問題。こちらは論理的な思考力を問われる。 |
選択肢 | 標準 |
| 5 | 遺伝子 | 遺伝子の構造・複製機構や発見の歴史など、遺伝子そのものをテーマとした問題。 DNAの半保存的複製を証明した実験など、細かい知識も必要であるが、その他は基本的な知識の確認であり、実験問題も難しくない。 |
選択肢 | 標準 |
傾向と対策
| 例年、記述を含む大問3題であったが、本年より傾向が変わり大間5題のマークシート方式となった。医学部らしいテーマについて、教科書的な知識を問う問題が中心だが、実験の考察問題など思考力を問う問題も多い。難易度は標準であるが理科一科目45分と考えるとスピード感が必要。 |
2015年度入試
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 90分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 生物Ⅰ | 細胞 光学顕微鏡とミクロメーター |
記述 | 基礎 |
| 2 | 生物Ⅰ,Ⅱ | 細胞 細胞の構成成分 |
記述 | 基礎 |
| 3 | 生物Ⅰ | 生殖,発生 被子植物における重複受精 |
記述 | 標準 |
傾向と対策
| 全体的標準的な問題が多い。教科書をまんべんなく理解して基礎力を強化しておきたい。 分野としては,動物の反応,体内環境,生殖発生,細胞,遺伝が多い。また,過去問と類似した問題もよく出題されているようなので,過去問も大いに活用して問題演習を積んでおきたい。 |
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