東京科学大学(東京医科歯科大学)医学部の受験情報│入試問題の傾向と対策

東京科学大学医学部概略
東京科学大学医学部は、1928(昭和3)年に設置された官立東京高等歯科医学校を起源とし、長年にわたり日本の医歯学教育をリードしてきた「東京医科歯科大学」と、日本最高峰の理工系総合大学である「東京工業大学」が2024年に統合して誕生した、世界屈指の科学・医療拠点です。「知と癒しの匠」の精神を受け継ぎ、高度な医学知識と豊かな人間性、そして科学の力で未来を開拓する医療人の養成に邁進しています。
東京の中心部である湯島・駿河台エリアに位置し、隣接する「東京科学大学病院(旧医科器械・医科大学附属病院など)」は、特定機能病院として最先端の高度専門医療を展開しています。難治性疾患の治療、高度な救命救急医療、がんゲノム医療、先進的な低侵襲手術など、すべての領域において国内最前線の臨床教育・研究が実践されています。
本学の最大の強みは、統合によって飛躍的に進化した「医理工連携」と、世界トップレベルの生命科学研究力にあります。医学、工学、理学、情報学が完全に融合した学際的な環境のもと、生成AIを活用した先進医療、次世代医療ロボットの開発、ナノテクノロジーを用いた革新的な創薬など、医療のイノベーションを創り出す先端研究が強力に推進されています。
伝統ある高い臨床能力を基礎としながら、早い段階から最先端の科学研究に触れることで、科学的エビデンスに基づいて問いを立てる「リサーチマインド」を育成。国内外の医学界・医療産業を先導するフィジシャン・サイエンティストや次世代のリーダーを数多く輩出し続けています。
東京科学大学医学部の特徴
東京工業大学との統合により、データサイエンス、AI、ロボット工学、ナノ材料工学といった先進領域と医学との連携が飛躍的に強化されました。最新テクノロジーを医療に応用するマインドを学生時代から日常的に育むことができ、次世代の医療イノベーションを担う極めてユニークな視野を広げます。
4年次に数ヶ月にわたり講義を完全に休止し、学生全員が研究室に所属して集中的に研究を行う「プロジェクト研究実習」を導入。国内のみならず海外の著名な大学・研究機関へ留学して研究に没頭する学生も多く、科学的な論理思考力と課題解決能力を圧倒的な高水準で構築します。
東京の中心地という立地から、難治性疾患や重症救急など極めて高度で多様な症例が集結します。実習では医療チームの責任ある一員として実際の臨床に従事する「クリニカル・クラークシップ」を徹底。さらに、東京近郊の強力な関連病院ネットワーク群とも連携し、卓越した実践的診療能力を養います。
世界医学教育連盟(WFME)のグローバル基準にいち早く対応し、国際認証を取得した先進的なカリキュラムを展開。ハーバード大学をはじめとする世界トップクラスの医学部への臨床実習留学プログラムなどが非常に活発であり、世界基準の国際感覚を日常的に涵養できる環境が整備されています。
教育理念と3つのポリシー
東京科学大学医学部では、高潔な倫理観と豊かな人間性を基盤に、科学の英知をもって世界の医学・医療を先導するリーダーを育成するため、以下の3つのポリシーを定めています。
医学を学ぶための極めて高い基礎学力を備え、科学・テクノロジーへの強い関心と未知の領域へ果敢に挑戦する知的好奇心を持つ人物を求めています。生命への深い畏敬の念を持ち、他者への深い思いやりと豊かな共感力、協調性があること、そして将来、世界の医学界や先端医療産業をリードしたいという高い志と強い使命感を持つ人を重視します。
基礎医学・臨床医学・社会医学・医理工学を有機的に統合し、生涯にわたり進化し続けるための一貫カリキュラムを展開しています。能動的学習(PBL)や、長期にわたる集中リサーチプログラムによる徹底した科学的思考訓練を導入。高度なシミュレーション教育を経た上で、特定機能病院および充実した関連医療機関群での質の高い診療参加型臨床実習を通じて、世界水準の臨床能力を体系的に育成します。
医師として必要な卓越した専門知識、確かな診療技能、そして高潔なプロフェッショナリズムを確実に修得し、患者中心の安全で誠実な医療を提供できる能力を備えていることが求められます。チーム医療における優れたリーダーシップを発揮するとともに、リサーチマインドをもって生涯にわたり自律的に学び続け、社会の健康増進や医療イノベーションの創出に大きく貢献する姿勢を身につけた者に学位を授与します。
東京科学大学(東京医科歯科大学)ホームページ紹介
基本情報
| 住所 | 東京都文京区湯島1丁目5の45 | ||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 初年度納入金額 | 約817,800 | ||||||||||
| 学納金6年間総額 | 約4,139,760 | ||||||||||
| 募集人数 |
|
||||||||||
| 偏差値 | 73.7 | ||||||||||
| 主な就職先 | 東京医科歯科大学医学部付属病院 | ||||||||||
| 男女比 | 63:37 |
入試情報
前期
| 出願期間 | 2026/1/26(月)~2/4(水) 17時必着 |
|---|---|
| 試験日 | 2026/2/25(水),26(木) |
| 合格発表日 | 2026/3/6(金) 13時 |
共通テスト
| 教科 | 科目 | 選択 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 『国語』 | 必須 | 200点 |
| 地歴・公民 |
『地理総合、地理探求』『歴史総合、日本史探求』『歴史総合、世界史探求』『公共、倫理』『公共、政治経済』 |
1科目選択 | 100点 |
| 数学 | 『数学Ⅰ、数学A』 『数学Ⅱ、数学B、数学C』 |
必須 必須 |
200点 |
| 理科 | 『物理』『化学』『生物』『地学』 | 2科目選択 | 200点 |
| 外国語 | 『英語(リスニングを含む)』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』 | 必須 | 200点 |
| 情報 | 『情報Ⅰ』 | 必須 | 100点 |
個別テスト
| 教科 | 科目 | 選択 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 数学 | 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)・B(数列)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面) | 必須 | 120点 |
| 外国語 | 英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ・Ⅲ、論理・表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ | 必須 | 120点 |
| 理科 | 『物理基礎・物理』『化学基礎・化学』『生物基礎・生物』 | 2科目選択 | 120点 |
| 面接 | 『個人面接』 | - | - |
後期
| 出願期間 | 2026/1/26(月)~2/4(水) 17時必着 |
|---|---|
| 試験日 | 2026/3/12(木),3/13(金) |
| 合格発表日 | 2026/3/23(月) 13時 |
共通テスト
| 教科 | 科目 | 選択 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 国語 | 『国語』 | 必須 | 200点 |
| 数学 | 『数学Ⅰ、数学A』 『数学Ⅱ、数学B、数学C』 |
必須 必須 |
200点 |
| 理科 | 『物理』『化学』『生物』 | 2科目選択 | 200点 |
| 外国語 | 『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』 | 1科目選択 | 200点 |
| 情報 | 『情報Ⅰ』 | 必須 | 100点 |
個別テスト
| 教科 | 科目 | 選択 | 配点 |
|---|---|---|---|
| 小論文 | 適性及び論理的思考、問題発見と解決の能力等を評価(英文により出題する場合がある) | 必須 | 100点 |
| 面接 | 個人面接 | 必須 | 100点 |
医師国家試験 合格率
| 回数(実施年) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第120回(2026年) | 114人 | 110人 | 96.5% |
| 第119回(2025年) | 103人 | 96人 | 93.2% |
| 第118回(2024年) | 112人 | 107人 | 95.5% |
| 第117回(2023年) | 105人 | 101人 | 96.2% |
| 第116回(2022年) | 113人 | 110人 | 97.3% |
| 第115回(2021年) | 103人 | 102人 | 99.0% |
| 第114回(2020年) | 111人 | 109人 | 98.2% |
| 第113回(2019年) | 113人 | 109人 | 96.5% |
| 第112回(2018年) | 107人 | 102人 | 95.3% |
| 第111回(2017年) | 109人 | 105人 | 96.3% |
東京科学大学(東京医科歯科大学) 医学部入試 傾向と対策
【 国立・私立大学医学部の大学一覧 】
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アクセス
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PMD医学部専門予備校では、従来型の大教室授業ではなく、マンツーマン指導、生成AIの実践的活用、最新のITによる学習管理を組み合わせた指導体制を重視。受験生一人ひとりの状況に応じた学習設計と、答案作成まで見据えたアウトプット中心の支援を行っています。
医学部受験においては、単に知識を教えるだけでなく、「わかる」から「解ける」へと変える指導こそが重要であるという立場から、受験情報、学習法、小論文・面接対策、推薦入試、通信制高校からの進学、海外医学部進学など幅広いテーマで発信を続けています。

