獨協医科大学医学部の受験情報│入試問題の傾向と対策
獨協医科大学概略
獨協医科大学は、1883(明治16)年に創立された獨逸学協会学校を起源とする歴史ある「獨協学園」を母体とし、1973(昭和48)年に栃木県壬生町に創設された私立医科大学です。建学の精神である「学問を通じての人間形成」を医学教育にも深く反映させ、単に知識や技術に優れるだけでなく、豊かな人間性と高い倫理観を備えた医師の育成を最大の目標としています。
本学の大きな強みは、東日本の私立医科大学の中でも屈指の広さを誇る緑豊かなキャンパスと、そこに併設された「獨協医科大学病院」です。北関東最大級の規模を誇るこの特定機能病院は、高度救命救急センターやドクターヘリの基地病院としての役割を担っており、学生は常に最先端かつ緊迫した地域医療の最前線を身近に感じながら学ぶことができます。
また、埼玉県にある埼玉医療センター、栃木県日光市にある日光医療センターという特色の異なる附属病院を有しており、多様な地域医療のニーズに応える幅広い臨床実習の場が提供されています。
充実した教育施設と穏やかな自然環境が調和する中で、患者の痛みに共感し、地域社会から厚く信頼される「人間味あふれる良医」を全国各地へ継続的に送り出しています。
獨協医科大学医学部の特徴
1.北関東最大級の大学病院での実践的臨床実習
圧倒的な病床数と最新鋭の医療設備を誇る獨協医科大学病院での診療参加型臨床実習(クリニカル・クラークシップ)が最大の魅力です。高度先進医療からドクターヘリが飛び交う救急医療まで、多彩で豊富な症例に触れることで、現場で即戦力となる確かな臨床実践能力を養います。
2.「学問を通じての人間形成」に基づくヒューマニズム教育
建学の精神に基づき、患者中心の医療を実践できる豊かな人間性の涵養を重視しています。低学年からの早期体験学習(アーリー・エクスポージャー)を通じて、医療現場や福祉施設でのコミュニケーションを経験し、医師としてのプロフェッショナリズムと倫理観を育みます。
3.充実したシミュレーション教育施設
キャンパス内には、最新の各種医療シミュレーターを備えた教育センターが完備されています。臨床実習に向かう前に、学生自らが納得いくまで何度でも安全に医療手技のトレーニングを行うことができ、確固たる技術と自信を身につけることが可能です。
4.手厚い学習サポートと充実した学習環境
教員が少人数の学生を受け持つテューター制度など、きめ細やかな学習支援体制が整っています。広大で緑豊かなキャンパスには、遅くまで利用できる図書館や自学自習スペースが豊富にあり、国家試験突破に向けて学生が集中して学べる最高の環境が用意されています。
教育理念と3つのポリシー
獨協医科大学では、建学の精神である「学問を通じての人間形成」を具現化し、社会から信頼される良医を育成するため、以下の3つのポリシーを定めています。
アドミッション・ポリシー(入学者受け入れの方針)
医学を学ぶための十分な基礎学力と思考力を持つとともに、人命を尊び、他者に対する深い思いやりと豊かな人間性を備えた人物を求めています。医療を通じて社会に貢献しようとする強い意欲と、チーム医療において協働できる柔軟なコミュニケーション能力を重視します。
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
基礎医学と臨床医学を統合したカリキュラムを編成し、問題解決型学習(PBL)などを通じて能動的に学ぶ姿勢を養います。早期体験学習で医師としての自覚を促し、充実したシミュレーション教育と、北関東屈指の附属病院群での診療参加型臨床実習を通じて、実践的な臨床能力を段階的に育成します。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)
医師として必要な専門的知識・技能・態度を修得し、患者本位の安全で質の高い医療を提供できる能力を備えていることが求められます。高い倫理観を持ち、多職種と協調してチーム医療を実践できる能力、そして医学の進歩に合わせて生涯にわたり自律的に学び続ける姿勢を身につけた者に学位を授与します。
獨協医科大学ホームページ紹介
・獨協医科大学
・獨協医科大学_医学部
・獨協医科大学_医学部入試情報
・アドミッション・ポリシー
基本情報
住所
栃木県下都賀郡壬生町北小林880
初年度納入金額
8,600,000円
学納金6年間総額
36,600,000円
募集人数
一般選抜 一般枠(前期)
52名
一般選抜 一般枠(後期)
15名
一般選抜 栃木県地域枠
5名 ※一般枠の受験者から選考。認可申請中。
一般選抜 新潟県地域枠
2名 ※一般枠の受験者から選考。認可申請中。
学校推薦型選抜 公募(地域特別枠)
10名
学校推薦型選抜 指定校制
20名
学校推薦型選抜 指定校制(栃木県地域枠)
5名以内
学校推薦型選抜 指定校制(埼玉県地域枠)
2名
学校推薦型選抜 指定校制(茨城県地域枠)
2名
学校推薦型選抜 系列校
10名以内
総合型選抜
3名
偏差値
63.2
国試合格率
93%
主な就職先
獨協医科大学病院、獨協医科大学越谷病院
男女比
61:39
入試情報
前期 後期
出願期間
2025/12/15(月)~2026/2/3(火)
1次試験日
2026/2/11(水・祝),12(木) ※両日受験可
1次合格発表日
2026/2/17(火)10:00
2次試験日
2026/2/21(土),22(日) ※いずれか1日
合格発表日
2026/2/26(木)17:00
1次試験会場
【東京】五反田TOCビル
2次試験会場
-
1次試験
教科
科目
選択
配点
時間
英語
英語コミュニケーション(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)、論理・表現(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)
必須
100点
60分
数学
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A・B(数列、統計的な推測)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
必須
100点
60分
理科
『物理基礎・物理』『化学基礎・化学』『生物基礎・生物』
2科目選択
200点
120分
2次試験
教科
科目
選択
配点
時間
小論文
-
必須
-
-
面接
-
必須
-
-
※内容には変更等の可能性もございます。必ず大学の「入学者選抜要項」「学生募集要項」やホームページなどで、ご確認をお願い致します。
出願期間
2026/2/4(水)~2026/3/2(月)
1次試験日
2026/3/9(月)
1次合格発表日
2026/3/12(木)10:00
2次試験日
2026/3/16(月)
合格発表日
2026/3/19(木)10:00
1次試験会場
【東京】五反田TOCビル
2次試験会場
-
1次試験
教科
科目
選択
配点
時間
英語
英語コミュニケーション(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)、論理・表現(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)
必須
100点
60分
数学
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A・B(数列、統計的な推測)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)
必須
100点
60分
理科
『物理基礎・物理』『化学基礎・化学』『生物基礎・生物』
2科目選択
200点
120分
2次試験
教科
科目
選択
配点
時間
小論文
-
必須
-
-
面接
-
必須
-
-
※内容には変更等の可能性もございます。必ず大学の「入学者選抜要項」「学生募集要項」やホームページなどで、ご確認をお願い致します。
獨協医科大学 医師国家試験 合格率
回数(実施年)
受験者数
合格者数
合格率
第120回(2026年)
126人
114人
90.5%
第119回(2025年)
133人
119人
89.5%
第118回(2024年)
116人
110人
94.8%
第117回(2023年)
115人
107人
93.0%
第116回(2022年)
138人
128人
92.8%
第115回(2021年)
129人
122人
94.6%
第114回(2020年)
148人
131人
88.5%
第113回(2019年)
138人
116人
84.1%
第112回(2018年)
146人
122人
83.6%
第111回(2017年)
126人
99人
78.6%
獨協医科大学 医学部入試 傾向と対策
英語
2025年度入試
科目
英語
解答時間
60分
難易度
★★★★☆
スピード
★★★★★
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1-A
長文読解
ノーベル賞作家 W.B.イェイツの功績と人生
マーク式
標準
1-B
長文読解
レジリエンス(回復力)の本質と誤解
マーク式
標準
2-A
会話文
SDGs(持続可能な開発目標)に関する対話
マーク式
標準
2-B
読解・空所補充
世界最大の氷山 A23a の移動と環境への影響
マーク式
標準
3
語句整序
円安、火星、偽科学などを題材とした英作文
マーク式
標準
4
文法・語法
条件、出発、時間表現、比較、助動詞などの空所補充
マーク式
標準
傾向と対策
制限時間60分に対して記述を含む計8つのセクションを処理しなければならず、私立医学部の中でも屈指のスピードが要求される。長文のテーマは文学、心理、環境など幅広いが、語彙レベルは概ね標準的である。第3問の整序問題や第4問の文法問題は、基礎的な構文力を問う内容であり、ここで失点すると致命傷になる。過去問演習を通じて、各大問に割く時間を秒単位で管理し、情報の取捨選択と設問の即答能力を極限まで高めておく必要がある。
2024年度入試
科目
英語
解答時間
60分
難易度
★★★★☆
スピード
★★★★★
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1-A
長文読解
アメリカの詩人ウォルト・ホイットマンの生涯と自由詩
マーク式
標準
1-B
長文読解
魚(ホンソメワケベラ)の自己認識能力と鏡テスト
マーク式
標準
2-A
会話文
デジタルカメラの故障と返品に関するカスタマーサポートとの対話
マーク式
標準
2-B
読解・空所補充
海洋における光害(人工光)が海洋生物に与える影響
マーク式
標準
3
語句整序
パソコン購入の判断、映画の影響、裁判制度、解雇の噂、売れ残り商品
マーク式
標準
4
文法・語法
空所補充(live up to, under construction, lead to, meanなどの語彙・構文)
マーク式
標準
傾向と対策
制限時間60分に対して、長文、会話、整序、文法と多岐にわたる設問を処理しなければならず、私立医学部の中でも最速レベルの処理能力が要求される。本年度の長文は「ホイットマン」や「魚の自己認識」といった文学・生物学的なテーマであったが、語彙レベルは標準的である。第3問の整序問題では倒置を伴う否定語(under no circumstances)などの重要構文が問われており、瞬時に構造を見抜く力が必要である。第4問の文法・語法も標準的な知識で対応可能だが、1問あたりにかけられる時間が極めて短いため、過去問演習を通じて時間配分のシミュレーションを徹底すべきである。
2023年度入試
科目
英語
解答時間
60分
難易度
★★★★☆
スピード
★★★★★
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1-A
長文読解
エドガー・アラン・ポーの生涯と独自の芸術理論
マーク式
標準
1-B
長文読解
共感(empathy)と向社会的行動の心理学的関連性
マーク式
標準
2-A
会話文
節水の必要性と環境問題に対する意識
マーク式
標準
2-B
読解・空所補充
古代ペルーにおける女性狩猟者の発見と社会的役割
マーク式
標準
3
語句整序
テレワークの監督、ヘモグロビンの機能などの英作文
マーク式
標準
4
文法・語法
allow, remains to be seen, be bound to などの語彙・語法
マーク式
標準
傾向と対策
制限時間60分に対して読解、会話、整序、文法と設問数が非常に多く、私立医学部の中でも屈指のスピードが要求される。長文のテーマは文学、心理学、考古学と多岐にわたるが、語彙レベルは標準的であるため、いかに素早く文脈を把握し設問を処理できるかが合否を分ける。第3問の整序問題では無生物主語や仮定法などの構文力が問われており、瞬時に構造を見抜く訓練が必要だ。過去問演習では各大問の制限時間を厳格に設定し、情報の取捨選択を迅速に行う処理能力を極限まで高めておくべきである。
2022年度入試
科目
英語
解答時間
60分
難易度
★★★★☆
スピード
★★★★★
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1-A
長文読解
音楽の才能の要因(早期教育と遺伝・環境)
マーク式
標準
1-B
長文読解
ベスタガード・フランセン社の救済ビジネス
マーク式
標準
2-A
会話文
外交官を志す学生の夢と現状
マーク式
標準
2-B
段落整序
シンデレラの物語の教育的側面
マーク式
やや難
2-C
読解空所補充
古代の岩石中の微生物発見と火星生命探査
マーク式
標準
3
語句整序
習慣、温暖化、出荷、謝罪、探検などに関する英作文
マーク式
標準
4
文法・語法
空所補充(分詞、構文、動詞の語法、前置詞など10問)
マーク式
標準
傾向と対策
制限時間60分に対して読解、会話、整序、文法と多岐にわたる設問を処理しなければならず、私立医学部の中でも屈指のスピードが要求される。長文のテーマは生物学、社会、科学と幅広く、語彙レベルは標準的だが、1問あたりにかけられる時間が極めて短いため、文脈を素早く正確に掴む力が不可欠である。第2問の段落整序や第3問の語句整序は、論理展開の把握や構文の習熟度が試されるため、過去問演習による形式への慣れが合否を分ける。文法・語法問題は確実に得点源にする必要があるため、標準的な問題集を完璧にして瞬時に解答できるまで高めておくべきである。
2021年度入試
科目
英語
解答時間
60分
難易度
★★★★☆
スピード
★★★★★
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1-A
長文読解
哲学の目的(イングマール・ペルソン教授の論説)
マーク式
標準
1-B
長文読解
否定的感情が信頼(trust)に及ぼす影響と脳の仕組み
マーク式
標準
2-A
会話文
ザックとマヤによる「さきたま古墳公園」と埋葬習慣の対話
マーク式
標準
2-B
段落整序
脳の神経細胞と自己意識の形成に関する文章の並べ替え
マーク式
標準
2-C
読解・空所補充
黒色を好む男の子と芸術学校の教師のエピソード
マーク式
標準
3
語句整序
財務状況、犠牲、留学生との議論、トラブルへの姿勢など(5問)
マーク式
標準
4
文法・語法
空所補充(While, see, keep up with, Unlike inなど10問)
マーク式
標準
傾向と対策
制限時間60分に対して、2つの長文、会話、段落整序、空所補充、語句整序、文法と設問が非常に多岐にわたる。語彙や構文のレベルは標準的だが、私立医学部の中でも最速レベルの処理能力が不可欠である。第1問の長文は「哲学」や「心理学」といった抽象度の高いテーマが続くため、論理展開を素早く読み解く訓練が必要だ。第2問は会話や整序、短めの読解といった小気味よい処理が求められる。文法・語法も確実に得点すべき標準レベルであるため、過去問演習で時間を計測し、各大問にかけられる時間を厳密に守る練習を繰り返すべきである。
2020年度入試
科目
英語
解答時間
60分
難易度
★★★★☆
スピード
★★★★★
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1-A
長文読解
世界各地で同時期に成立した哲学の起源と比較哲学
マーク式
標準
1-B
長文読解
動物(オマキザルとイヌ)における不平等への反応と協力行動
マーク式
標準
2-A
会話文
CMソングが消費者の記憶や感情に与える効果に関する対話
マーク式
標準
2-B
論理整序
効果的なプレゼンテーションの構成 / 生物化学の発達史
マーク式
標準
2-C
読解・空所補充
睡眠と栄養が怪我の治癒速度に及ぼす影響の実験
マーク式
標準
3
語句整序
仮定法、無生物主語、比較、関係詞などを含む整序(10問)
マーク式
標準
4
文法・語法
分詞構文、複合関係詞、慣用表現などの空所補充(10問)
マーク式
標準
傾向と対策
本年度は解答時間が70分(翌年以降は60分に短縮)であったが、それでも設問総数が非常に多く、私立医学部の中でも最速レベルの処理能力が求められる 。長文読解は「比較哲学」や「動物行動学」など抽象度の高いテーマが含まれるが、語彙レベル自体は標準的であるため、いかに素早く文脈を把握できるかが鍵となる 。第3問の語句整序や第4問の文法問題は、医学部入試で頻出の構文が網羅されており、ここで時間をかけずに完答することが必須である 。過去問演習では、各大問の制限時間を厳格に設定し、情報の取捨選択を迅速に行う訓練を積むべきである。
数学
2025年度入試
科目
数学
解答時間
60分
難易度
★★★★☆
スピード
★★★★★
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1
場合の数
正n角柱の塗り分け(7色、6色、5色等)
空所補充
標準
2
複素数平面
4次方程式の解、同一円周上の条件、方べきの定理
空所補充
標準
3
2次曲線
双曲線の焦点、接線・法線の一致条件、面積比
空所補充
標準
4
微分法・積分法
曲面と平面で囲まれた体積、y軸周りの回転体
空所補充
難
傾向と対策
全問マーク(空所補充)形式であるが、60分で4つの大問を解き切るには非常に高い計算処理能力が必要である。本年度は特に第4問の体積計算において、積分の計算負荷が高く、時間内に完答するのは極めて困難であった。第1問の数え上げや第2問の幾何的性質の活用など、典型問題の解法を瞬時に引き出せるよう訓練し、迅速に得点を積み上げることが鍵となる。難問に執着せず、取れるところを確実に仕留める判断力も重要である。
2024年度入試
科目
数学
解答時間
60分
難易度
★★★★☆
スピード
★★★★★
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1
確率
正八面体の頂点をさいころで塗り、赤色になる辺の総数と条件付き確率
空所補充
標準
2
空間図形
球面と直線の交点、平面に対する垂直ベクトル、外心、四面体の体積最大値
空所補充
標準
3
数列・極限
2乗の和から一般項を求める、点列と面積の比の極限、無限等比級数
空所補充
標準
4
微分・積分
分数関数の極大・変曲点、平行移動した2曲線の交点と面積の最大値
空所補充
やや難
傾向と対策
全問マーク(空所補充)形式であるが、60分で4つの大問を解き切るには非常に高い計算処理能力が必要である。本年度は特に第4問の体積計算において、積分の計算負荷が高く、時間内に完答するのは極めて困難であった。第1問の数え上げや第2問の幾何的性質の活用など、典型問題の解法を瞬時に引き出せるよう訓練し、迅速に得点を積み上げることが鍵となる。難問に執着せず、取れるところを確実に仕留める判断力も重要である。
2023年度入試
科目
数学
解答時間
60分
難易度
★★★★☆
スピード
★★★★★
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1
確率
袋からの玉の取り出しと条件付き確率
空所補充
標準
2
2次曲線
楕円の接線、面積最大値、放物線の焦点と準線
空所補充
標準
3
空間図形
四角錐におけるベクトルの内積、面積、比の計算
空所補充
標準
4
数列・積分
定積分で定義された数列と関数列の一般項
空所補充
やや難
傾向と対策
全問マーク(空所補充)形式であるが、60分で4題を解き切るには極めて高い計算処理能力が必要である。本年度は特に大問4の積分漸化式において、思考力と粘り強い数式処理が要求され、時間内に完答するのは困難であった。大問1から3は比較的典型的な手法で解ける問題が多いため、これらを迅速かつ正確に処理して得点を積み上げることが鍵となる。難問に執着せず、取れる箇所を確実に仕留める判断力とともに、図形的性質を活用して計算量を減らす工夫を身につけておくべきである。
2022年度入試
科目
数学
解答時間
60分
難易度
★★★★☆
スピード
★★★★★
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1
小問集合
(1)2変数関数の最大最小、(2)さいころの確率と条件付き確率
空所補充
標準
2
3次方程式
3次方程式の解、虚数解を用いた式の値、実数解の個数、複素数
空所補充
標準
3
格子点・和
ガウス記号を含む和の計算、領域内の格子点の個数(数え上げ)
空所補充
標準
4
微分・積分
関数の定義域、極大値、接線、曲線と直線で囲まれた面積
空所補充
やや難
傾向と対策
全問マーク(空所補充)形式であるが、60分で4題を解き切るには非常に高い計算処理能力が必要である 。第1問の確率や第3問の格子点の問題は、対称性や規則性を利用して手際よく数え上げる力が試される 。第2問の方程式や第4問の微積分は典型的な設定だが、計算が煩雑になりやすいため、高い集中力と計算精度が求められる 。特に格子点の問題は思考力と正確な立式が鍵となるため、類題演習を積んでおくべきである 。難問に固執せず、取れる箇所を迅速かつ確実に仕留める判断力が合格への近道となる。
2021年度入試
科目
数学
解答時間
60分
難易度
★★★★☆
スピード
★★★★★
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1
小問集合
(1)独立試行の確率と条件付き確率、(2)n進法の計算
空所補充
標準
2
微分・積分
三角関数の積分、カージオイドの媒介変数表示と囲まれた面積
空所補充
標準
3
平面幾何
円と接線、相似比、線分が通過する領域の面積計算
空所補充
標準
4
空間ベクトル
四面体における内積、2直線の交点条件、体積の比
空所補充
やや難
傾向と対策
全問マーク(空所補充)形式で、60分間で4題を解くには極めて高い計算速度が要求される。第1問は比較的取り組みやすいが、第2問のカージオイドや第3問の線分の通過領域など、図形的性質と数式処理を融合させた問題が頻出である。特に第4問の空間ベクトルは、計算が煩雑になりやすく、立式の正確さと処理のスピードが合否に直結する。典型的な問題については解法を迷わず選択できるようにし、難問で時間を浪費せずに取れる箇所を確実に仕留める戦略が有効である。
物理
2025年度入試
科目
物理
解答時間
60分
難易度
★★★☆☆
スピード
★★★★☆
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1
小問集合
重心運動、電気抵抗モデル、気柱共鳴、原子核崩壊
マーク式
標準
2
力学
万有引力、地球貫通トンネル内の単振動
マーク式
標準
3
波動
2つのスリットによる光の干渉、合成波の式
マーク式
標準
4
電磁気学
RC回路における過渡現象、電流とエネルギー
マーク式
標準
5
熱力学
気体分子の速度分布、二乗平均速度、内部エネルギー
マーク式
やや難
傾向と対策
主要4分野に加え原子分野からも出題され、全範囲から満遍なく知識が問われる。設定自体は教科書傍用問題集の発展レベルから標準的であるが、第1問の導体棒の抵抗モデルや第5問の気体分子の運動論など、物理現象の本質的な理解と立式能力が試される。60分という時間枠は余裕があるわけではないが、正確な概念理解があれば高得点を狙える。原子分野の計算や、波動の位相のずれに関する論理的な処理をミスなく遂行できるよう準備すべきである。
2024年度入試
科目
物理
解答時間
60分
難易度
★★★☆☆
スピード
★★★★☆
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1
小問集合
斜方投射(斜面衝突)、RL回路(ジュール熱)、水面波の干渉、ブラッグ反射
マーク式
標準
2
波動
ドップラー効果の導出、超音波による血流測定とうなりの近似計算
マーク式
標準
3
電磁気学
平行板コンデンサーへの導体挿入、外力の仕事とエネルギー保存則
マーク式
標準
4
熱力学
水中に沈めたシリンダー内の理想気体の状態変化、ボイル・シャルルの法則
マーク式
標準
5
力学
2物体間のばねによる単振動、重心運動と運動量保存則
マーク式
標準
傾向と対策
主要分野から5つの大問が並び、全範囲からバランスよく出題される。設定は教科書傍用問題集の発展レベルから入試標準レベルの典型的なものが中心である。第2問の超音波血流計のように、医学的な題材を用いたドップラー効果の問題は頻出であり、微小量を用いた近似計算を正確に完遂する力が不可欠である。第3問のコンデンサーや第5問の重心運動を伴う単振動など、基本原理(エネルギー保存、運動量保存)から正しく立式し、文字式をミスなく整理する訓練を積んでおくべきである。全体として難易度は安定しているため、物理での失点を最小限に抑え、高得点を確保することが合格への鍵となる。
2023年度入試
科目
物理
解答時間
60分
難易度
★★★☆☆
スピード
★★★★☆
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1
小問集合
等加速度運動、気体の状態変化、衝撃波、交流回路
マーク式
標準
2
熱力学
断熱・等温変化を伴うシリンダー内の気体の単振動
マーク式
標準
3
電磁気学
ダイオードとコンデンサーを用いた回路の電位推移
マーク式
標準
4
原子
光電効果を利用したプランク定数の測定実験
マーク式
標準
5
力学
針金に沿って運動する小球と台車の水平運動
マーク式
標準
傾向と対策
主要分野から5つの大問が出題され、全範囲からバランスよく知識が問われる。設定自体は教科書傍用問題集の発展レベルから標準的であるが、大問3のコンデンサー回路の電位変化や大問5の運動量保存則を伴う複雑な運動など、物理現象の正確な理解と立式能力が試される。60分という時間は決して余裕があるわけではないため、典型的な設定については反射的に解法を導き出せる習熟度が必要だ。また、微小変化に対する近似計算を正確に遂行できるよう準備すべきである。物理での失点を最小限に抑え、高得点を安定させることが合格への近道となる。
2022年度入試
科目
物理
解答時間
60分
難易度
★★★☆☆
スピード
★★★★☆
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1
小問集合
円錐内運動、熱量計算、コイルの誘導起電力、放射性崩壊
マーク式
標準
2
力学
レール上の小球の衝突(反発係数)、円運動、投射運動
マーク式
標準
3
波動(光学)
凸レンズによる実像、平面鏡による反射像、レンズの組合せ
マーク式
標準
4
熱力学
気体分子運動論(球形容器)、断熱変化における仕事
マーク式
標準
5
電磁気学
ダイオードとコンデンサーを含む直流回路、過渡現象
マーク式
標準
傾向と対策
主要分野から5つの大問が出題され、全範囲からバランスよく知識が問われる 。設定自体は教科書傍用問題集の発展レベルから入試標準レベルの典型的なものが中心である 。第3問の光学では、レンズと鏡を組み合わせた像の移動を論理的に追う力が必要であり、第5問のダイオード回路では、非線形な特性を回路方程式に正しく反映させる力が試される 。60分という時間は決して余裕があるわけではないため、典型問題については反射的に立式できる習熟度が不可欠である 。計算ミスを最小限に抑え、物理で安定して高得点を確保することが重要である。
2021年度入試
科目
物理
解答時間
60分
難易度
★★★☆☆
スピード
★★★★☆
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1
小問集合
重心運動、弦と気柱の共鳴、LC共振回路、コンプトン効果
マーク式
標準
2
熱力学
断熱変化・定積変化を含むサイクルの熱効率(ポアソンの法則)
マーク式
標準
3
波動(光学)
ヤングの実験、薄膜挿入による干渉縞の移動、光路差
マーク式
標準
4
電磁気学
ダイオードを含む回路、誘電体挿入による静電エネルギーと外力の仕事
マーク式
標準
5
力学
加速度運動する装置内のばね振り子、慣性力を含む単振動
マーク式
標準
傾向と対策
全範囲から5つの大問がバランスよく出題される。難易度は教科書から入試標準レベルだが、小問集合でのコンプトン効果(近似計算含む)や、第4問の誘電体挿入に伴う外力の仕事など、物理現象の深い理解と正確な文字式処理が求められる。本学の物理は医学に関連した題材(超音波、ドップラー効果など)が扱われることが多いが、本年度は純粋な物理設定が中心であった。60分で5題をこなすにはテンポ良い解答が必要なため、典型的な設定については反射的に立式・計算を完遂できるよう習熟度を高めておくべきである。
2020年度入試
科目
物理
解答時間
60分
難易度
★★★☆☆
スピード
★★★★☆
設問別分析表
大問
区分
内容
解答方式
難易度
1
小問集合
ケプラーの法則、ドップラー効果とうなり、直流回路と熱、ウラン系列
マーク式
標準
2
熱力学
円筒・滑車・皿が接続されたピストン内の気体の状態変化と熱量
マーク式
標準
3
原子/波動
電子線の波動性、ブラッグ反射、結晶内部の屈折率と干渉条件
マーク式
標準
4
電磁気学
磁場内を運動する導体棒とコンデンサー・抵抗を含む回路の過渡現象
マーク式
標準
5
力学
中空ブロック内を運動する小球の衝突(反発係数)と円運動
マーク式
標準
傾向と対策
全範囲からバランスよく出題され、設定自体は教科書傍用問題集の発展レベルから入試標準レベルの典型的なものが中心である 。第1問のドップラー効果や第3問の電子線回折など、医学に関連した題材や原子分野からの出題が目立つのが特徴である 。第2問のように、滑車や歯車を介した複雑な力学的設定と熱力学を融合させた問題も出題されるため、図から正しく物理的状況を読み取る力が試される 。50分という限られた時間で5題を処理するためには、典型的な設定について反射的に解法を導き出し、文字式の処理でミスをしない高い精度が必要である。
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アクセス
監修者紹介
岩崎陽一
株式会社アクト代表。PMD医学部専門予備校をはじめ、医師・歯科医師・薬剤師・看護師・心理師・獣医師向けの各専門予備校を運営。長年にわたり、医学部受験、医療系学部受験、医療系国家試験対策に携わってきました。
PMD医学部専門予備校では、従来型の大教室授業ではなく、マンツーマン指導、生成AIの実践的活用、最新のITによる学習管理を組み合わせた指導体制を重視。受験生一人ひとりの状況に応じた学習設計と、答案作成まで見据えたアウトプット中心の支援を行っています。
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