医学部入試の英語に必要な専門用語をテーマを交えてお教えします！ | 福岡の医学部予備校はPMD医学部予備校福岡校

2021年度入試からセンター試験に代わり、「大学入学共通テスト」が導入され、リスニングは劇的に変化します。

共通テストでは「リスニング」は「リーディング」と同じ配点の割合【100：100】となり、問題数が増えます。1回しか流されない問題が出題されるなど、リスニングが苦手な受験生には不利な条件です。

PMDでは、大学入学共通テスト向けのリスニング対策を掲げ、医学部専門予備校の視点から「勉強方法」や「参考書の紹介」などお伝えしてまいります。

共通テストの紹介、センターからの変更点、詳しい解説

配点

配点はセンター試験の【長文：リスニング】の割合が【200：50】から【100：100】、つまり全体の20%しか占めなかったものが50%を占めるようになります。

試験時間、問題数

試験時間は30分で変更はありませんが、問題数は25問程度から37問程度に変化します。時間が変わらないのに問題数が増えるため、センター試験で２回流されていた音声が、共通テストでは１回しか流されない問題が出てくることになります。聞き直しができなくなるので、リスニングが苦手な人はさらに苦戦をしいられることになるでしょう。

問題内容

リーディングから文法問題が無くなる影響から、リスニングで文法の知識が問われる問題が増えています。全国の高校では文法が軽視されているところもあると聞きますが、音声を聞いた瞬間に文法事項を理解しなくてはならなくなるため、以前の４択形式の問題だけでなく、瞬間英作文などを利用した文法の対策が必要になります。

講義を聞き取る問題が新たに出題されます。ワークシートを埋めていく形式の問題なので、聞き取りながら情報を整理する練習をしておく必要があります。また、社会問題など最新テーマが出題されるので単語がわからずに苦戦する人も多くなるでしょう。

共通テストに合わせたリスニングの対策、勉強の仕方

音声の多国籍化に対応する

センター試験はアメリカ英語で出題されていましたが、共通テストではイギリス英語などでも出題されます。アジア系の英語は意外と聞き取りやすいのですが、イギリス英語は慣れていないととたんに聞き取れなくなるので、普段の英語の勉強にアメリカ以外の英語も取り入れるようにしましょう。

イギリス英語に対応したい場合は、上級者むけですが、俳優などのインタビューを聞くのがおすすめです。YouTubeでも字幕付きのものが出てきますし、『ハリウッドスターの英語４』は英国俳優のインタビューを集めた本で、ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフやエマ・ワトソンのインタビューも掲載されているのでモチベーションも保ちやすいでしょう。スピードはかなり速いですが、『ALCO』というアプリで再生速度を変えることができます。

ハリウッドスターの英語４

英国俳優編 EJ編集部精選シリーズ

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まずは発音のルールを知る

音が消える【脱落】、短く読まれる【弱形】、つながって発音される【連結】、発音が変化する【同化】といった知識を、ディクテーション（書き取り）などを通して学ぶ必要があります。

シャドーイング

基本的に自分で発音できない音は聞き取れません。シャドーイングは流れる音声に影をつけるように追いかけて自分も発音する勉強法です。発音のルールや文法、単語、構文をしっかり頭に入れた後は必ず自分でも発音するようにしましょう。たいていの人が２、３回シャドーイングして終わってしまうのですが、シャドーイングの効果が得られるのは３０回を超えてからです。リスニングは特に対策に時間がかかるので、適切な教材を使い、徹底的にシャドーイングしましょう。聞き取る英文の処理速度が上がっていくので、どんな問題にも対応できるようになります。