医学部合格に向けて!英語の勉強法

 

ブログ記事一覧

今回ご紹介するのは受験英語で高得点を取るための勉強法ですので、その点については注意してご覧ください。(日常会話が出来るようになるための勉強法とは異なります。

受験英語で勝つためには、単語知識、文法知識、長文を読む技術、英作文を書く技術、リスニング技術の以上5つの習得が必要であると私は考えています。

このうち、単語知識、文法知識、長文を読む技術に関しては、前回の記事で「きほんのき」としてご紹介した

データベース 3000基本英単語・熟語(桐原書店)

基礎からの新々総合英語(数研出版)

基礎英文問題精講(旺文社)

の三冊がそれぞれ、単語知識、文法知識、長文を読む技術を大まかに掴むために良いだろうと思っています。

使い方としては単純ですが、

「データベース3000」はとにかく覚える。

「基礎からの新々総合英語」は中学までに学習したであろう文法知識の脆弱な部分を確認し、高校で学習する構文や表現技法を新たに学ぶために使う。

「基礎英文問題精講」は基本的な英文の解釈技法を学ぶために使う。(前回も案内しましたが、こちらの参考書はいくつかの和訳で意訳が強すぎるものがありますので注意してください。)

なお、前回に「推奨レベル」として紹介した

データベース 5500合格英単語・熟語(桐原書店)

(即戦ゼミ)大学入試英語頻出問題総演習(桐原書店)

基礎英語長文問題精講(旺文社)

の三冊に関しては単語知識、文法知識、長文を読む技術それぞれのステップアップのために使用していただければと思います。

英作文を書く技術に関しては、残念ながら自分一人で学習を進めても上達が遅いという特徴がありますので、学校や塾の教員に依頼をして添削指導などをお願いすることをお勧めします。

※ワンポイントアドバイス

英作文を苦手とする人は多くいますが、大多数の人は記載された日本語をそのまま英語にしようとしすぎているように思います。日本語で読んでも難しい文章を英訳する時は、簡単に表現が可能になるように日本語を「より砕けた日本語」に訳しましょう。

リスニング技術に関しては毎日聞き続けることが大事になります。長時間集中して聞き続けることや、ずっと聞き流しながら慣れていく必要は特にありません。短時間でいいので集中して英語を聞き取る時間を毎日設けましょう。

いかがでしたでしょうか。

以上のようにして私は英語の勉強を進めてきましたが、東大、京大や国公立医学部などを目指す人にとっては推奨レベルまで確実にクリアすることが絶対条件であるように思います。英語は早くから取り組むことが可能な教科です。高校一年生などの間におおよそ完成させておけば、更に志望校合格の可能性が高まることでしょう。