帝京大学医学部の受験情報│入試問題の傾向と対策

帝京大学概略
帝京大学医学部は、1971(昭和46)年に創設された私立医科大学です。教育の指針として「自分流(自ら考え、判断し、行動し、その結果に責任を持つこと)」を掲げており、医学的知識のみならず、変化の激しい現代医療において主体的に行動できる医師の育成を目指しています。
医学部の拠点である板橋キャンパス(東京都板橋区)には、特定機能病院である「帝京大学医学部附属病院」が併設されています。2009年に全面開院したこの新病院は、最新の医療設備を備え、24時間体制のER(救急医療センター)や高度救命救急センターを擁する、東京都北西部における医療の中核拠点です。
また、医学部・薬学部・医療技術学部の3学部が集結した「板橋キャンパス」という環境を活かし、チーム医療の重要性を学生時代から深く学べる体制を構築しています。これにより、多職種と円滑に連携できる実践的なコミュニケーション能力を備えた医療人を輩出しています。
入試制度においても、選択科目の自由度が高い独自の試験方式を採用しており、多様なバックグラウンドを持つ意欲的な学生が集まる活気ある学風が特徴です。
帝京大学医学部の特徴
帝京大学の教育理念である「実学(論理的思考に基づいた実践)」を重んじています。基礎医学の知識を臨床現場でどう活かすかというプロセスを重視し、早期臨床体験やシミュレーション教育を通じて、臨床医としての確かな土台を築きます。
板橋の附属病院は、ドクターカーの運用や高度救命救急センターの指定を受けるなど、救急医療の最前線です。診療参加型臨床実習では、多種多様な症例に触れることができ、急性期から慢性期、そして緩和ケアに至るまで、幅広い診療能力を習得できます。
附属病院以外にも、溝口病院(川崎市)、ちば総合医療センター(市原市)といった関連病院での実習が可能です。また、英国オックスフォード大学などの著名な海外提携校との交換留学プログラムも充実しており、国際的な視野を持つ医師を目指す環境が整っています。
「自分流」の精神に基づき、学生の自主的な学びを支援しています。アドバイザー(教員)によるきめ細かな学修指導や、国家試験合格に向けた段階的な模擬試験・補習体制が整っており、個々の学習習熟度に応じた手厚いフォローが行われています。
教育理念と3つのポリシー
帝京大学医学部では、教育指針「自分流」を体現し、社会に貢献できる誠実で有能な医師を育成するため、以下の3つのポリシーを定めています。
医学を学ぶための十分な基礎学力に加え、社会に対する深い関心と高い倫理性を持つ人物を求めています。「自分流」の精神に基づき、自ら目標を掲げて学習に取り組む意欲があり、他者と協調してチーム医療を実践できるコミュニケーション能力を備えた受験生を重視します。
「実学」を重視し、1年次から医療現場を体験する早期臨床体験を導入しています。基礎医学から臨床医学へのスムーズな移行を目指した統合型カリキュラム、シミュレーション教育、そして附属3病院を活用した質の高い診療参加型臨床実習を通じて、医師としてのプロフェッショナリズムと実践能力を段階的に育成します。
医師として必要な専門知識・技能を修得し、患者本位の安全な医療を提供できる能力を備えていることが求められます。「自分流」の精神に基づき、論理的思考を持って生涯自律的に学び続ける姿勢、そして多職種と連携して医療を推進できる高い人間性を身につけた者に学位を授与します。
帝京大学ホームページ紹介
基本情報
| 住所 | 東京都板橋区加賀2丁目11-1 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 初年度納入金額 | 9,370,160円 | ||||||||
| 学納金6年間総額 | 39,380,160円 | ||||||||
| 募集人数 |
|
||||||||
| 偏差値 | 66.7 | ||||||||
| 男女比 | 63:37 |
入試情報
| 出願期間 | 2025/12/18(木)~2026/1/14(水) |
|---|---|
| 1次試験日 | 2026/1/22(木),23(金),24(土) ※試験日自由選択制 |
| 1次合格発表日 | 2026/1/28(水) |
| 2次試験日 | 2026/2/5(木),6(金) ※出願時に選択 |
| 合格発表日 | 2026/2/14(土) |
| 1次試験会場 |
【東京】板橋キャンパス |
| 2次試験会場 | 【東京】板橋キャンパス |
1次試験
| 教科 | 科目 | 選択 | 配点 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 外国語 | 英語コミュニケーション(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)、論理・表現(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ) | 必須 | 100点 | - |
| 『数学』『物理』『化学』『生物』『国語』 | ・数学Ⅰ・Ⅱ、数学A(図形の性質、場合の数と確率)・数学B(数列)・数学C(ベクトル) ・物理基礎・物理 ・化学基礎・化学 ・生物基礎・生物 ・現代の国語、言語文化(古文・漢文を除く) |
2科目選択 | 100点×2 | - |
2次試験
| 教科 | 科目 | 選択 | 配点 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 課題作文 | 出題されたテーマについて、キーワードをすべて使って、自分自身の考えを300字以内で書く | 必須 | - | - |
| 面接 | 受験者1名に対し、教員2名 | 必須 | - | 10分程度 |
帝京大学医学部 医師国家試験 合格率
| 回数(実施年) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第120回(2026年) | 123人 | 111人 | 90.2% |
| 第119回(2025年) | 150人 | 143人 | 95.3% |
| 第118回(2024年) | 122人 | 113人 | 92.6% |
| 第117回(2023年) | 140人 | 116人 | 82.9% |
| 第116回(2022年) | 164人 | 146人 | 89.0% |
| 第115回(2021年) | 140人 | 112人 | 80.0% |
| 第114回(2020年) | 141人 | 112人 | 79.4% |
| 第113回(2019年) | 146人 | 114人 | 78.1% |
| 第112回(2018年) | 139人 | 117人 | 84.2% |
| 第111回(2017年) | 115人 | 86人 | 74.8% |
帝京大学 医学部入試 傾向と対策
2018年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 英語Ⅰ 英語Ⅱ |
●長文読解 問1アクセント、他のものと異なるものを選択 問2発音、同じものを選択 問3同意表現の英語を選択、 問4空所補充、本文中の( )補充 問5語句整序、5番目に来るものを選択 問6内容真偽 |
選択 | 1易 2易 3標準 4やや難 5難 6標準 |
| 2 | 英語Ⅰ 英語Ⅱ |
●長文読解 問1空所補充、本文中の( )補充 問2語句整序、3番目と6番目に来る語の組み合わせで最も適当なものを選択 |
選択 | 1標準 2標準 |
| 3 | 英語Ⅰ 英語Ⅱ |
●文法・語彙問題 空所補充、文の中にある空所に最も適切なものを選択 |
選択 | 標準 |
| 4 | 英語Ⅰ 英語Ⅱ |
●文法・語彙問題 下線部の文法的誤りを指摘 |
選択 | 標準 |
| 全体的に語彙問題が多い。発音アクセントも含め語彙を増やすことが必要。文法は基本的なことがわかっていればある程度は対応できる。ただ、問1問2の長文は、語彙力がないと内容が掴めないだろうと思われる。内容真偽を得には、文中のキーワードに気づくこと。 |
2015年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | |
| 難易度 | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | ||||
|
ほとんどが解きやすい問題。ケアレスミスに注意 大問1(必須) 読解問題。医学系、科学系をテーマにした文章が多く出題される。ややレベルが高い単語も含まれるが、全体としては読みやすい文章が多い。日頃から理系の英文に親しんでおく必要がある。論理展開を把握する訓練を積んでおかなければ苦労する問題である。 大問2(選択問題) 大問3(選択問題) 大問4(選択問題) 大問5(選択問題) 大問6(選択問題) 大問2~6までが選択問題であるので、自分が持っている知識に対して、どの問題を解くのが有効か戦略を練っておく必要がある。文法が得意であれば、2,4,5、語彙力に自信があれば3,5を優先的に解くとよい。 |
2020年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 120分(数学①、数学②併せて) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
数学①
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 微・積分法 | 3次関数と接線で囲まれた部分の面積、2接線のなす角 | 空所補充形式 | やや易 |
| 2 | 三角関数 | 三角関数の最大値 | 空所補充形式 | 標準 |
| 3 | 小問2問 | (1)空間内の三角形に下した垂線 (2)2つの放物線の交点をとる直線 | 空所補充形式 | やや易 |
| 4 | 小問2問 | (1)コインを投げる試行の確率 (2)集合の要素とその個数 | 空所補充形式 | 標準 |
数学②
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 微・積分法 | 2つの3次曲線で囲まれる部分の面積、定積分を含む関数と接線 | 空所補充形式 | 標準 |
| 2 | 小問2問 | (1)三角不等式 (2)3次方程式の虚数解 | 空所補充形式 | 標準 |
| 3 | 小問2問 | (1)対数関数の最大値 (2)平面上のベクトルの終点が存在する領域 | 空所補充形式 | 標準 |
| 4 | 小問2問 | (1)数列の和がみたす漸化式 (2)3つのさいころを投げる試行の確率 | 空所補充形式 | 標準 |
傾向と対策
| 数学①、数学②ともに4つの大問からなり、2~4問の小問に分かれている。解答方式は空所補充形式で、試験時間は数学①、数学②併せて120分のテストである。出題範囲は数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、A、B(数列・ベクトル)で、微・積分法は必出、場合の数と確率、整数の性質、三角関数、指数・対数関数、数列、ベクトルが頻出分野である。難易度は標準問題が中心で、計算力や思考力を必要とする問題が出題されている。そのため教科書の例題や練習問題の演習を積み、公式の理解を深めることが必要である。また時間的制約もあるため、速く正確な計算力を身につけることが必要である。 |
2018年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 120分(数学①、数学②併せて) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
数学①
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 数Ⅱ |
(1)3次曲線がx軸と接する条件,x軸と囲まれた部分の面積 (2)3次曲線が極値をとるx座標 |
空所補充 | 標準 |
| 2 | 数Ⅱ 数B |
(1)三角関数を含む3項が等差数列である条件 (2)三角不等式 (3)連立の三角方程式 |
空所補充 | 標準 |
| 3 | 数A 数B |
(1)球を2個取り出すときの確率 (2)nが偶数のとき,確率との漸化式を作る (3)(2)の漸化式を解く |
空所補充 | やや難 |
| 4 | 小問2問 | (1)(ⅰ)空間ベクトルにおける平行四辺形の面積 (ⅱ)平面に垂直なベクトルの決定(ⅲ)平行六面体の体積(2)指数方程式,指数関数の最小値 |
空所補充 | やや難 |
数学②
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 数Ⅱ | (1)3次関数と接線,面積 (2)3次曲線上の点と2定点とでできる三角形の面積の最大値・最小値 |
空所補充 | 易 |
| 2 | 数Ⅱ | (1)三角関数の最大値 (2)対数・指数を用いた数式処理 |
空所補充 | やや易 |
| 3 | 数A | (1)さいころを3回投げたときの目の積,和に関する確率 (2)8で割ると7余り,13で割ると5余る数の個数 |
空所補充 | 標準 |
| 4 | 数B | 数列,漸化式を作る問題 | 空所補充 | やや難 |
傾向と対策
| 数学① 数ⅡBを中心に各分野の重要なポイントが出題されている。平素から標準レベル以上の問題をていねいに解いておくことが必要である。計算力も大切であるから,計算を間違った場合は,正解が出るまで自分でやり直すなどの取り組みが必要である。 数学② どの分野も基本事項についてはしっかり理解しておく必要がある。さらに,考えたことを実際に手を動かして確認するなど,丁寧な学習を心掛けておくと良い。いつも自分で納得いくまで正解を追求する努力が必要である。 |
2017年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
数学①
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 数A 数B 数Ⅱ |
小問(1)定積分とその面積。(2)ベクトルの大きさの最小値、外接円の半径。(3)さいころの目が素数になるときの確率。 (1)(2)では図を書きながら解くと解きやすい。 |
空所補充 | 易 |
| 2 | 数Ⅱ |
高次方程式:三次方程式の解と係数の関係 logの変換で未知数を減らす。 |
空所補充 | 標準 |
| 3 | 数Ⅱ | 積分法:正方形の面積を二等分する放物線 問題ごとに図を書き、2等分された面積や頂点のイメージをつかみ、計算量を減らす。 |
空所補充 | 易 |
| 4 | 数Ⅱ 数B |
座標平面上の格子点の数と数列 ケアレスミスを避けるために序盤では慎重に図を描いて法則を見つける |
空所補充 | 標準 |
| 5 | 数Ⅱ 数B |
図形と方程式:2円の共通接線と2交点を通る円 図を書いて、円と原点の距離と考える。(3)では相似を利用して接点の座標を出す。 |
空所補充 | 易~標準 |
| 6 | 数A 数B |
確率:袋の中から玉を出す確率 (1)で、がX個赤玉を出す確率とBがY個赤玉を出す確率を出すことができたら(4)まで同じようにして解ける。 |
空所補充 | 易 |
数学②
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 数Ⅱ | 小問(1)恒等式。(2)三次方程式の解の個数。1| 空所補充 |
標準 |
|
| 2 | 数Ⅰ | 図形と計量:三角形の外接円・内接円の半径。 (1)三角形が存在するための半径の条件。(2)外接円内接円の公式を利用してR×rを求め、図を書いて計算量を減らす。 |
空所補充 | 易 |
| 3 | 数B | 数列:第n項。不等式。√を含む数列なので、a1、a3、a5と奇数項を利用して計算すると求めやすい。 | 空所補充 | 易 |
| 4 | 数Ⅱ | 図形と方程式:円と直線の交点。(ア)でグラフを書き、(イ)ではtanθとtan2θを利用して接線を求める。(ウ)は連立方程式で求める。(エ)では、mが円①と接することを利用してmの傾きを出す。 | 空所補充 | 標準 |
| 5 | 数Ⅱ | 積分法:放物線と直線で囲まれた部分の面積。グラフを書いて、0| 空所補充 |
易 |
|
| 6 | 数A | 確率:さいころ。場合に分けて書き出す。(4)は求めるものが32未満なので考える組み合わせは少ない。それぞれx2-x1、x3-x2、x1-x3がなりうる組み合わせを考え求める。 | 空所補充 | 標準 |
傾向と対策
| 数学① 教科書の章末問題などを、見て頭の中で解法を思い浮かべられるくらい解き慣れておくべきである。素数の特徴や図形の特徴をうまく掴み、前問の流れを利用して計算量を減らし解く問題が多い。大問は5問中3問解けばよいので、ケアレスミスに十分気をつけ、確実に点を稼げる問題を丁寧に解く。 数学② 教科書の章末問題などを、見て頭の中で解法を思い浮かべられるくらい解き慣れておくべきである。未知数を消すためにグラフを書き公式をうまく利用する。それにより計算量を減らし、前問の流れのなかで解いていく。大問は5問中3問解けばよいので、ケアレスミスに十分気をつけ、確実に点を稼げる問題を丁寧に解く。 |
2016年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 180分(3科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 数A 数Ⅱ |
(1)接点を作って接線を同定する。(2)対数の扱いに注意して計算する。(3)サイコロの問題なので確率は全て同じ。それぞれ場合が何通りあるかに注意して計算すること。 | 空欄補充 | 易 |
| 2 | 数Ⅱ | 問題文にある『△ABCの面積をSと置く』からSを用いて比で求める可能性が考えられる。 |
空欄補充 | 易 |
| 3 | 数B | 平面の方程式を用いて点Hの位置を同定すると後は平面ベクトルの問いとなる。(2)のように錐体の体積比に関する問題の場合,底面積と高さに比に着目するといい。 | 空欄補充 | 易 |
| 4 | 数A | 左辺はⅠ次式で右辺は3次式なので, |
空欄補充 | 難 |
| 5 | 数B | 等差数列と等比数列の積の数列に関する問題。等比数列の影響が大きいので解法もこれに準じるもの。公比が |
空欄補充 | 易 |
| 6 | 数A |
(1)ベン図を描いてみるといい。ド・モルガンの定理の証明の経験が差を生む.(2)大問1の確率の問いと同じ系統の問題。後半では確率の最大値を求値なので, |
空欄補充 | 易 |
傾向と対策
| 数Ⅲを用いない構成。大問は多いが本質を見抜いて時間短縮できる。 3科目で180分なので時間配分が大切。問題数も多く,基本的な問題の中に稀に難問が混じる場合がある。基本的な問題の解法が悩まず出せるよう練習する必要がある。その上で思いつかないタイプの問題は難問なので別の問題か理科の解答へ移ると良い。3科目を通じて解答する練習を,過去問を用いて繰り返そう。 |
2015年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 約60分(3科目180分) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1(1)
1(2) 1(3) |
数Ⅱ
数Ⅱ 数A |
極小値,極大値
積分計算と恒等式 サイコロと方程式不等式における確率 |
空欄補充 | やや易
やや易 標準 |
| 2 | 数学B | フィボナッチ数列の一般項 | 空欄補充 | 標準 |
| 3 | 数Ⅱ | 三角関数と対称式の利用 | 空欄補充 | 標準 |
| 4 | 数Ⅱ | 面積に関する問題 | 空欄補充 | 標準 |
| 5 | 数A | 球の色に関する確率,期待値 | 空欄補充 | 標準 |
| 6 | 数B | 空間ベクトルと垂心の位置ベクトル | 空欄補充 | 標準 |
傾向と対策
| 年度によっては難問が出題されることもあるが,ほとんどが標準的な問題である。一般的な問題集を隅々まで解いた生徒ならば,どの問題も取り組みやすいであろう。 |
2014年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | |
| 難易度 | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | ||||
| 2 | ||||
| 3 | ||||
| 4 | ||||
| 5 | ||||
| 6 |
傾向と対策
| 難問も出題される。問題集でしっかり演習を
大問1は必須。2~6はうち3題を選択して解答。空所補充式。 |
2019年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 2物体の衝突 | 記述 | 標準 |
| 2 | 力学 | はしごのつり合い | 記述 | 標準 |
| 3 | 電磁気 | 導体棒に生じる誘導起電力 | 記述 | 標準 |
| 3 | 原子・波動 | 電子線の干渉 | 記述 | 標準 |
傾向と対策
| 半分以上の問題の難易度が標準的であるといえる。力学と電磁気は毎年出題されているため、十分に対策をしたい。また、数値計算の問題も出題されるため、これも日頃から練習をしておきたい。 |
2018年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 単振動 振れ角が大きい振り子の振動周期 |
空所補充 | 標準 |
| 2 | 電磁気 | 点電荷による静電気力、静電エネルギー 力学的エネルギー保存則 |
記述 | 易 |
| 3 | 電磁気 | 力学的エネルギー保存則 ローレンツ力 磁場中の荷電粒子の運動 |
記述 | 易 |
| 4 | 原子 | X線の発生 連続X線、固有X線 |
空所補充 | 易 |
傾向と対策
| 電磁気分野の問題は大問ごとに出題範囲が狭いので取り組みやすい。原子分野からの出題は、難易度は高くないものの、この分野の問題に慣れていない受験生は、受験前に基本の確認が必要であろう。数値計算の問題では、計算の手順や有効数字に気をつけること。 |
2017年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
物理①
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 空気抵抗を受ける落下運動に関する問題。等加速度運動に関する公式と重力と空気抵抗力の釣り合いの式を抑えていれば解くことができる。 | 設問回答 | 易 |
| 2 | 力学 | ばね振り子と物体の衝突に関する問題。二つの物体を一つの物体とみなし運動方程式をたてられることが重要。問題の流れを汲んで解いていくこと。 | 設問回答 | 標準 |
| 3 | 電磁気 | 交流発電に関する問題。教科書的な内容ではあるが、空欄補充のため難しく感じるかもしれない。文章をしっかり読んで公式を思い出すことが重要。 | 空欄補充 | やや易 |
| 4 | 電磁気 | コンデンサー回路に関する問題。一つ一つの電圧をしっかりと図示し、公式をたてていくことができれば解けるはずである。 | 設問回答 | 標準 |
| 5 | 原子 | コンプトン効果に関する問題。内容は難しくないが、計算がやや複雑なため時間がかかってしまうかもしれない。 | 空欄補充 | 標準 |
物理②
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 重心からみた2物体の衝突を読み解く問題。最初の解き方さえ間違えなければ、スムーズに解き進めることができる。 | 設問回答 | やや易 |
| 2 | 力学 | ばね振り子の鉛直運動に関する問題。おもりが板から離れる位置を解く問題は頻出な上、難しい内容でもないため確実に解いていきたい。 | 設問回答 | 易 |
| 3 | 電磁気 | 交流発電に関する問題。教科書的な内容ではあるが、空欄補充のため難しく感じるかもしれない。文章をしっかり読んで公式を思い出すことが重要。 | 設問解答 | 標準 |
| 4 | 電磁気 | RC回路、LC回路に関する問題。しっかりと対策が出来ていれば簡単に解くことができる。 | 設問回答 | やや易 |
| 5 | 原子 | 核崩壊、核分裂、半減期に関する問題。知識として覚えているかが重要であり、教科書の内容を幅広く覚えているかが鍵となる。 | 空欄補充 | やや易 |
傾向と対策
| 全体的に教科書レベルの問題ばかりであるが、計算がやや複雑なものがあったりと大問ごとに難易度が異なる。対策としては教科書の章末問題レベルの問題を演習し、本番では確実に解ける問題を選択して解いていくことが重要である。 |
2016年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 180分(3科目) |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ | スピード | ★☆☆☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | (1)~(3)公式から。(4)F点での遠心力は(3)と等しい。万有引力は距離が (d+R) になることに注意。(5)も同様に考える。(6),(7)近似式を用いて計算。 | 選択肢・空欄補充・記述 | やや易 |
| 2 | 力学 | (1)箱に働く力は摩擦力 f のみである。(2)運動方程式を解けばよい。(3)摩擦力の公式から。(4)箱の上を滑るので動摩擦力を考える。(5)相対加速度を等加速度直線運動の式に代入すればよい。 | 選択肢・空欄補充・記述 | 標準 |
| 3 | 電磁気 | (2)キルヒホッフの第二法則から。(3)鉛直下向きに重力、鉛直上向きに電磁気力が働く。(4)相対加速度と重心の加速度を求め、運動方程式を立てればよい。(5)相対加速度が負のため相対速度は次第に0へ近づく。重心の速度が定常状態に達するのは加速度が0になるとき。 | 選択肢・空欄補充・記述 | やや難 |
| 4 | 電磁気 | (1)~(4)各電荷から受ける合力を考えればよい。(5)各電荷による電位の総和を計算すればよい。 | 選択肢・空欄補充・記述 | 易 |
| 5 | 波動 | (1)干渉条件と近似式から。(2),(4)数値を(1)の式に代入。 | 選択肢・空欄補充・記述 | 易 |
傾向と対策
| 力学、電磁気学を重点的に。教科書は隅々までマスターすること。 力学と電磁気学から重点的に出題される。試験時間は理科1科目あたり60分。5題から4題を選択する形式。基本~標準程度の問題が多いが、大問によって難易度に差があるためどの問題を解くかも重要。解きやすい問題を瞬時に判断するためには問題演習を多くこなすことが不可欠。教科書レベルの問題はマスターすること。 |
2015年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 180分(3科目) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード | ★★☆☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 運動方程式 | 解答のみ記入 | 易 |
| 2 | 力学 | 万有引力の法則,引力圏脱出 | 解答のみ記入 | 標準 |
| 3 | 電磁気 | コンデンサ回路 | 解答のみ記入 | 易 |
| 4 | 電磁気 | 電磁誘導の法則 | 解答のみ記入 | 易 |
| 5 | 熱力学 | 状態変化 | 解答のみ記入 | 易 |
傾向と対策
| 基本問題をしっかりと押さえていれば,解けない問題はない。しかしながら, 少し問題数が多く,また,本年度の大問2のように,計算量が多く,煩雑な数値計算をしなけれ ばならない問題も含まれているので,普段から時間を意識して問題演習に取り組むことが重要。 |
2014年度入試
| 苦手分野の無いように 基礎的な問題で、難問は少ない。力学と電磁気からは必ず出題される。計算力を要する問題が多いため、市販の問題集でしっかり力を磨いておきたい。 |
2020年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
化学①
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 理論・無機 | 標準溶液の調節の問題。混合気体中の二酸化炭素の定量の問題。pHの問題。 | 計算 | やや易 |
| 2 | 理論・無機 | ケイ酸塩工業の問題。ケイ素の結晶構造の問題。 | 計算 | 易 |
| 3 | 有機 | 芳香族化合物の性質や反応性の問題。構造異性体の問題。配向性の問題。 | 記述、選択 | 易 |
| 4 | 有機、理論 | 天然ゴムと合成ゴムの問題。 | 計算、選択、記述 | 易 |
傾向と対策
| 大問4題で小問集合が多く範囲は広い。ただし医学部的なアミノ酸、タンパク質、脂質の出題頻度は高い。基本的な問題を中心に一部標準的な問題も出題される。難易度は易しいがその分問題数は多くなっており、いかに易しい問題を早く解けるかが肝要となる。理論は特に問題を解く速度関わる電離平衡は公式として覚えておくこと。気体に関しては蒸気圧を扱う問題になれる必要がある。無機は特に金属イオンの定性問題は重要なのできっちり実験操作を含めてわかるようにする。有機は計算問題と性質に関するものが多く、天然高分子化合物は十分に準備したい。基本的な有機物質の合成経路図は頭に入れておく必要がある。奇抜な問題を解ける必要はないので標準以下の問題を早く解ける演習を繰り返すのが効果的な勉強となる。 |
化学②
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 理論 | 固体と気体の溶解度の問題。 | 計算 | やや易 |
| 2 | 無機 | 陽イオンの定性分析の問題。鉛とスズと水銀の性質の問題。 | 選択 | やや易 |
| 3 | 有機 | RS表記法の問題。 | 選択 | やや易 |
| 4 | 有機、理論 | DNAとRNAの問題。ATPとADPの問題。 | 計算 | 易 |
傾向と対策
| 大問4題で小問集合が多く範囲は広い。ただし医学部的なアミノ酸、タンパク質、脂質の出題頻度は高い。基本的な問題を中心に一部標準的な問題も出題される。難易度は易しいがその分問題数は多くなっており、いかに易しい問題を早く解けるかが肝要となる。理論は特に問題を解く速度関わる電離平衡は公式として覚えておくこと。気体に関しては蒸気圧を扱う問題になれる必要がある。無機は特に金属イオンの定性問題は重要なのできっちり実験操作を含めてわかるようにする。有機は計算問題と性質に関するものが多く、天然高分子化合物は十分に準備したい。基本的な有機物質の合成経路図は頭に入れておく必要がある。奇抜な問題を解ける必要はないので標準以下の問題を早く解ける演習を繰り返すのが効果的な勉強となる。ホルミル基など表記が限られる場合があることに注意。 |
2019年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
化学①
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 理論 | イオン化傾向の問題。ボルタ電池の問題。ネルンストの式を用いた起電力の計算問題。 | 計算 | やや易 |
| 2 | 有機 | メタン分子の立体構造の問題。異性体数の問題。炭化水素化合物の構造決定問題。 | 記述 | 易 |
| 3 | 無機 | 陽イオンの定性分析の問題。 | 記述 | 易 |
| 4 | 有機、理論 | プラスチックのリサイクルの問題。高機能性高分子の問題。陽イオン交換樹脂膜の問題。 | 計算、選択、記述 | 易 |
傾向と対策
| 大問4題で小問集合が多く範囲は広い。ただし医学部的なアミノ酸、タンパク質、脂質の出題頻度は高い。基本的な問題を中心に一部標準的な問題も出題される。難易度は易しいがその分問題数は多くなっており、いかに易しい問題を早く解けるかが肝要となる。理論は特に問題を解く速度関わる電離平衡は公式として覚えておくこと。気体に関しては蒸気圧を扱う問題になれる必要がある。無機は特に金属イオンの定性問題は重要なのできっちり実験操作を含めてわかるようにする。有機は計算問題と性質に関するものが多く、天然高分子化合物は十分に準備したい。基本的な有機物質の合成経路図は頭に入れておく必要がある。奇抜な問題を解ける必要はないので標準以下の問題を早く解ける演習を繰り返すのが効果的な勉強となる。 |
化学②
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 理論 | 結晶の比較の問題。体心立方格子の問題。面心立方格子の問題。ダイヤモンドの単位格子の問題。 | 計算、選択 | やや易 |
| 2 | 有機、理論 | オゾン分解の問題、シクロアルケンの構造決定の問題。 | 計算 | やや易 |
| 3 | 理論、無機 | 貴ガスの電子配置の問題。分子構造の推定問題。放射性同位体の半減期と壊変の問題。 陽イオンの定性分析の問題。 |
計算、選択 | やや易 |
| 4 | 有機 | 高分子化合物の分類の問題。グリコシド結合の問題。有機化合物の呈色反応の問題。 | 記述、選択 | 易 |
傾向と対策
| 大問4題で小問集合が多く範囲は広い。ただし医学部的なアミノ酸、タンパク質、脂質の出題頻度は高い。基本的な問題を中心に一部標準的な問題も出題される。難易度は易しいがその分問題数は多くなっており、いかに易しい問題を早く解けるかが肝要となる。理論は特に問題を解く速度関わる電離平衡は公式として覚えておくこと。気体に関しては蒸気圧を扱う問題になれる必要がある。無機は特に金属イオンの定性問題は重要なのできっちり実験操作を含めてわかるようにする。有機は計算問題と性質に関するものが多く、天然高分子化合物は十分に準備したい。基本的な有機物質の合成経路図は頭に入れておく必要がある。奇抜な問題を解ける必要はないので標準以下の問題を早く解ける演習を繰り返すのが効果的な勉強となる。 |
2018年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 理論 | NaClについて化学結合の知識を問う問題。文章に適切な語句を答える、水にNaClを溶かしたときの沸点上昇について計算し、塩化ナトリウムと硝酸カリウムの混合物について析出する量を計算する問題、NaClの単位格子についてイオン結晶の密度を求める問題がある。 | 記述 計算 |
やや難 |
| 2 | 有機 理論 |
エタノールを中心とした反応について選択や示性式、物質名、化合物などについて答える問題。ベンゼン環に種々の官能基が付いた物質について選択、物質名の記入をする。 | 記述 選択 |
標準 |
| 3 | 無機 理論 |
マグネシウムの燃焼を酸化還元、中和反応を関連させて出題。銀の錯イオンと沈殿生成の反応についてや、化学反応の生成物で黄色を示す物質を生じる反応を選ぶ問題、ハロゲンの性質について文章の正誤を判断する問題、合金でないものを選ぶ問題がある。 | 選択 記述 |
標準 |
| 4 | 理論 有機 |
アミノ酸の性質と緩衝作用についての文章について問題が並ぶ。空欄補充、グリシンの性質について正しいものを選ぶ問題、その等電点、水溶液のpHについての計算問題。pHが低いときグリシンが移動する電極について答えさせる問題。 | 記述 計算 選択 |
やや難 |
傾向と対策
| 2017年度からは全問必須となった。選択式と記述式があり、計算問題が多い。ただし、計算過程を求めるようなことはない。出題範囲に偏りはないが糖類などの天然高分子からの出題はよく見られる。特別難しいわけではないが、問題時間が足りなくなるため問題集で徹底的に理解・記憶しておき、手早く解いていけるようにしたい。 |
2017年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード | ★★☆☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 無機 有機 |
(i)無機化学。分子構造、電子配置、金属の性質 (ii)有機化学。炭化水素の一般式、性質 | 記号 | やや易 |
| 2 | 理論 | (i)気体に関する問題。体積が変化する風船を使用。気体の状態方程式、もしくはボイルシャルル (ii)溶解度。溶解度の定義に沿って数値を代入 | 記号 | やや易 |
| 3 | 無機 有機 |
(i)無機化学。金属の基本性質を問う知識問題 (ii)炭化カルシウムからの誘導、クメン法の基本問題 | 記号 | やや易 |
| 4 | 理論 無機 |
(i)基本的な中和滴定問題。二酸化炭素量の測定を目的としている (ii)CO2の体積比とあるが、状態方程式を用いるだけの問題 (iii)分子結晶、極性に関する基礎知識 | 記号 | やや易 |
| 5 | 有機 | (i)アニリンに関する基本問題。ベンゼン環をもつ化合物の酸化数は間違いやすいので注意 (ii)ニトロベンゼンからアニリンを作る際に必要な水素分子の数。反応式が書ければ平易 | 記号 | やや易 |
傾向と対策
| 大問選択を適切に行うことが大切。全ての問題が標準〜やや易の難易度なので、少しでも知識がはっきりしない問題があった場合にはその大問を切ることが重要。選択肢も紛らわしいものが少なく、選びやすい。基本的な知識を徹底するだけでも、かなりの高得点が期待できる。 |
2017年度入試
傾向と対策
| 教科書レベルの知識を完璧に 無機分野は金属イオンの分離の問題は操作と意図の理解を深めておく必要がある。基礎的な問題が多いため、広い知識が必要となる。 有機分野は天然有機化合物からの出題が多い。異性体の知識も問われることが多く、どのような物質が各構造異性体を持つのか、把握してほしい。 理論分野は電離平衡が出題される。緩衝液のpHなどの問題は何度も解き、素早く解けるように対策しておきたい。 |
2020年度入試
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
生物①
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 体内環境、遺伝情報 | 抗体分子の問題。抗原抗体反応の問題。ワクチンの問題。抗体役の問題。 | 計算、論述 | 易 |
| 2 | 遺伝情報 | 転写の調節の問題。RNAの特徴の問題。スプライシングの問題。 | 記述 | 易 |
| 3 | 体内環境 | 体温調節の問題。甲状腺ホルモンの問題。 | 選択 | 易 |
| 4 | 総合 | 細胞融合の問題。体細胞雑種の問題。組織培養の問題。植物ホルモンの働きの問題。 | 計算 | 易 |
傾向と対策
| 大部分が選択問題となっている。体内環境、遺伝情報、代謝からの出題が多く、次いで動物の反応の分野が出題されるが、進化・系統、生態の分野からの出題もある。時折知識のレベルが高いものが聞かれることもあるが、多くは易しい問題からなり、考察問題、生産問題に時間を取れるように早く問題を解く訓練を積みたい。用語の理解をきちんとしたうえで、ヒトの内臓と病気について、また、生殖と系統・進化に関しては過去問を解きながら知識をまとめておくと良い。遺伝情報の基本的な実験考察の理解は十分にしておきたい。演習をすることで問題を解く速度を上げることが重要であり、過去問と各分野の復習を交互に勉強すると効率がいい。 |
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ | スピード | ★★☆☆☆ |
設問別分析表
生物②
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 細胞、生殖発生 | iPS細胞の問題。ES細胞の問題。発生のしくみの問題。 | 論述 | 易 |
| 2 | 遺伝情報 | DNAの複製の問題。修復酵素の問題。アポトーシスの問題。 | 選択、記述 | やや易 |
| 3 | 動物の反応、細胞 | 嗅覚の問題。遺伝情報の問題。Gタンパク質共役型受容体の問題。コレラ毒素の問題。 | 選択、記述 | 易 |
| 4 | 総合 | 炭酸同化の問題。窒素同化の問題。光合成速度の問題。細菌の光合成の問題。窒素循環の問題。 | 計算 | やや易 |
傾向と対策
| 大部分が選択問題となっている。体内環境、遺伝情報、代謝からの出題が多く、次いで動物の反応の分野が出題されるが、進化・系統、生態の分野からの出題もある。時折知識のレベルが高いものが聞かれることもあるが、多くは易しい問題からなり、考察問題、生産問題に時間を取れるように早く問題を解く訓練を積みたい。用語の理解をきちんとしたうえで、ヒトの内臓と病気について、また、生殖と系統・進化に関しては過去問を解きながら知識をまとめておくと良い。遺伝情報の基本的な実験考察の理解は十分にしておきたい。演習をすることで問題を解く速度を上げることが重要であり、過去問と各分野の復習を交互に勉強すると効率がいい。 |
2019年度入試
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ | スピード | ★★☆☆☆ |
設問別分析表
生物①
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 体内環境 | ホルモンによる体液の塩分濃度の調節の問題。血糖量の調節の問題。 | 選択、記述 | 易 |
| 2 | 遺伝情報 | ゲノム配列の解析法の問題。遺伝的多型の問題。一遺伝子多型の問題。 | 計算、論述 | 易 |
| 3 | 体内環境、代謝 | 血しょうの成分の問題。ヘモグロビンの代謝の問題。肺胞の機能の問題。呼吸の経路の問題。黄疸の問題。 | 選択 | やや易 |
| 4 | 体内環境 | 自然免疫と適応免疫の問題。調節遺伝子とタンパク質の問題。 | 選択 | 易 |
傾向と対策
| 大部分が選択問題となっている。体内環境、遺伝情報、代謝からの出題が多く、次いで動物の反応の分野が出題されるが、進化・系統、生態の分野からの出題もある。時折知識のレベルが高いものが聞かれることもあるが、多くは易しい問題からなり、考察問題、生産問題に時間を取れるように早く問題を解く訓練を積みたい。用語の理解をきちんとしたうえで、ヒトの内臓と病気について、また、生殖と系統・進化に関しては過去問を解きながら知識をまとめておくと良い。遺伝情報の基本的な実験考察の理解は十分にしておきたい。演習をすることで問題を解く速度を上げることが重要であり、過去問と各分野の復習を交互に勉強すると効率がいい。 |
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★☆☆☆☆ | スピード | ★★☆☆☆ |
設問別分析表
生物②
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 動物の反応 | 骨格筋の構造と筋収縮のしくみの問題。神経の伝導弾立つ速度の問題。 | 計算、論述 | 易 |
| 2 | 遺伝情報 | DNAの複製の問題。RNAの合成と抗菌薬による阻害作用の問題。 | 選択、記述 | 易 |
| 3 | 体内環境 | 血液中の塩分濃度の問題。pHの問題 | 選択、記述 | 易 |
| 4 | 系統・進化 | 生物進化の過程の問題。化石群の問題。中間形生物の化石の問題。収束進化の問題。 | 選択 | 易 |
傾向と対策
| 大部分が選択問題となっている。体内環境、遺伝情報、代謝からの出題が多く、次いで動物の反応の分野が出題されるが、進化・系統、生態の分野からの出題もある。時折知識のレベルが高いものが聞かれることもあるが、多くは易しい問題からなり、考察問題、生産問題に時間を取れるように早く問題を解く訓練を積みたい。用語の理解をきちんとしたうえで、ヒトの内臓と病気について、また、生殖と系統・進化に関しては過去問を解きながら知識をまとめておくと良い。遺伝情報の基本的な実験考察の理解は十分にしておきたい。演習をすることで問題を解く速度を上げることが重要であり、過去問と各分野の復習を交互に勉強すると効率がいい。 |
2018年度入試
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 遺伝 | 遺伝に関する基礎的な内容を問いつつ、鎌状赤血球症やiPS細胞など医療に絡んだ出題もある。基本的な用語の定義を問うているが、難しいと感じる受験生もいるかもしれない。完答するにはマイナーな知識も必要。 | 選択肢・記述 | 標準 |
| 2 | 生理 | 視覚器と聴覚器という特殊感覚器についての生理学的知識を問う医学部らしい問題。受験生レベルではやや細かな知識を要するが、医学部入試では頻出の分野であり、概して基本的な問題が多い。 | 選択肢 | やや易 |
| 3 | 染色体 | 被子植物をテーマに進化と遺伝に関する知識を問うている。コルヒチンなど実験的知識に関する選択肢もあり、やや細かい。ひねったところはなく典型的な問題であるが、この分野は苦手としている受験生も多いためやや難しいか。 | 選択肢・記述 | やや難 |
| 4 | 進化と代謝 | 細胞内外の代謝に関する問題。クエン酸回路に加えオルニチン回路、リボザイムなど教科書に載ってはいるが細かい知識を問うてくる。いわゆる現在の生化学的理論がどのような発見により論理的に構築されてきたのかを一連のストーリーとして扱う良問。 | 選択肢・記述 | やや難 |
傾向と対策
| 医学部らしく人体の生理や代謝、遺伝に関する問題、また疾患に絡めた問題も多い。さらに、高校の生物学実験では扱わないような実験に関する出題が散見される。基本的に選択肢であるから全て覚えている必要はないが、教科書の隅に書いてある内容やコラムにある生物学の発展の歴史、研究者の軌跡を知っておくと解答しやすい。 |
2017年度入試
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
生物①
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 体内環境 | 疫反応についての問題。医療と免疫についての問題など医学に絡めた問題が多い。 | 選択 | 標準 |
| 2 | 代謝 | 呼吸と発酵についての問題。酵母菌を用いた実験を提示して、実験内容や代謝に関した問題が出される。 | 選択 | 標準 |
| 3 | 遺伝 | 遺伝情報についての問題。DNAの電気泳動の実験を出し、遺伝情報の知識を問う、また実験の結果についての結果について尋ねる。 | 選択 | やや難 |
| 4 | 代謝 | グルコースの代謝についての問題。グルコース6リン酸酵素欠損症患者についての文章が出されて、それに関して治療法を考察したり、知識を問う。 | 選択 | やや難 |
| 5 | 進化 | ハーディ・ワインベルクの法則についての問題。ハーディ・ワインベルクの法則についての文章に関して計算や語句を問う。 | 選択 | 標準 |
傾向と対策
| 体内環境からはほぼ確実に出題される。また生殖・発生、遺伝情報からの出題も多い。選択肢が多く、計算問題もあることを考えると時間が掛かりやすい。大問5つより4題を選択する方式なので難易度を見極める能力も重要である。また、文章量が多く難しく感じてしまうので過去問を中心に対策をするのが良い。 |
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 120分(2科目) |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
生物②
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 遺伝 | バイオテクノロジーについての問題。医療の場や生物学的実験、産業への応用例を聞かれる。人工インスリン、GFPなどが聞かれる。 | 選択 | 標準 |
| 2 | 代謝 | 生態の構成元素と窒素循環についての問題。動物の体を構成する元素の相対比のグラフが出された。複数の文章から正しい文章を選ぶ問題が出された。 | 選択 | やや難 |
| 3 | 進化 | ヒトの進化についての問題。旧人と新人の間の、骨格など形態的な違いについての問題がある。また、絶滅したヒト科の名前を問う問題あり。 | 選択 | やや難 |
| 4 | 体内環境 | 免疫応答についてアレルギーに絡めて出題されている。各免疫細胞の役割について正しい文章を選ばせる問題が多い。 | 選択 | 標準 |
| 5 | 体内環境 | 血管系についての問題。多くの空欄を埋める必要がある。血液凝固についての設問もある。 | 選択 | 標準 |
傾向と対策
| 体内環境からはほぼ確実に出題される。また生殖・発生、遺伝情報からの出題も多い。選択肢が多く、計算問題もあることを考えると時間が掛かりやすい。大問5つより4題を選択する方式なので難易度を見極める能力も重要である。また、文章量が多く難しく感じてしまうので過去問を中心に対策をするのが良い。 |
2016年度入試
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 180分(3科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 細胞とその構造 | 細胞のサイズや構造、特に新課程の細胞骨格に関与するフィラメントの問題が多い。 問1は細胞に関する事実の発見者名を問う問題。やや細かい知識が問われている。問2~問3は基本。 問4は光学顕微鏡の分解能の問題だが、このほかにも様々な生物のサイズや細胞小器官のサイズを問う問題はいろいろな大学で頻出。問5はミクロメーターに関する典型問題正答したい。問6~問7はどの大学でも必ずと言っていいほど狙われるフィラメントの問題。その役割や特徴、所在について整理して覚えておきたい。 |
記述・記号方式 | 標準 |
| 2 | 遺伝・バイオテクノロジー | 遺伝に関する問題は問1から問4まで難易度は低い。問題集の基本問題のレベルである。様々な用語の正確な理解が求められている。問4以降の制限酵素の問題は入試問題集などでよく扱われる問題。他大学でもほとんど同じような問題が出題される頻出問。制限酵素の特徴を正確に理解しておく。 | 記述・記号方式 | 標準 |
| 3 | 肝臓・腎臓 | 全体的に教科書内容の暗記が十分か問われるレベルの問題。特に問5の肝臓の役割選択では、顕著なものだけでなく、鉄やビタミンの貯蔵のような細かいところまで問われているが、いずれも医学系入試では基本レベル。完答したい。 問8のアルブミンの働きと毒素の排出に関連する考察問題も腎臓とタンパク質の関係を問う基本的な問題である。 |
記述・記号方式 | 標準~やや易 |
| 4 | 系統分類・ドメイン | 分子系統の解析の問題。rRNAを用いた分子系統分類でなぜrRNAが使われるかなどやや考察も必要な問題も見られた。その他の設問では系統分類でよく聞かれる問題ばかりだが、ある程度細かく覚えていないと完答は難しい。頻出単元のため、ここは得点源にしておきたい。 | 記述・記号方式 | 標準 |
| 5 | 環境破壊と保全 | 「絶滅の渦」に関する問題。新課程の環境に関する問題は比較的新しい事項が出題されやすい。環境に関する条約や法律などの知識を問われやすいため、ほかの単元とは少し異なった学習法が必要である。とくに日本に生息する絶滅危惧種などはとくに出題頻度が高いため意識して覚えたい。 | 記述・記号方式 | やや易 |
傾向と対策
| 全体的に知識問題の比率が多く、特に用語の理解の正確性を問われることが多いのが特徴。逆に計算問題や考察問題の分量は少なく、また出題されたとしても考えやすい問題が多い。問われている知識問題は教科書範囲内のものがほぼすべて。専門的な知識を追いかけるよりも教科書の知識をしっかりと身につけておくことが高得点獲得の最重要事項である。 |
2015年度入試
| 科目 | 生物 | 解答時間 | 180分(3科目) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード | ★★☆☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | HIVとヒトの免疫 | 記述 | 易 | |
| 2 | 心臓 | 記述 | 易 | |
| 3 | 植物の性質 | 記述 | 易 | |
| 4 | 生物の分類と系統 | 記述 | 易 | |
| 5 | 生態系と生物種間の関係 | 記述 | 標準 |
傾向と対策
| 基礎的な内容の出題が多いので、教科書をしっかり確認し、計算問題などでミスしないよう心がけたい。 |
2014年度入試
傾向と対策
| 実験問題に注意 マークシート方式ではないが、空所補充問題や正誤問題など語群から選択するなど選択式の問題が多い。 動物の反応から毎年出題されており、それ以外は生殖・発生、遺伝、遺伝情報、タンパク質と生物体からの出題が多い。 基本的な問題が多いが、計算に時間がかかるものや、思考力を要する問題も出題されるため、ここで差がつくだろう。 教科書や基礎的、標準的な問題集で基本的なことを正確に理解し、図説などを活用しさらに知識を深めることにも努めよう。 |
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