第3回 地域医療を学ぶなら自治医科大学〜特色ある教育と実践
1. 自治医科大学の設立理念と、地域医療に特化した教育体制について 自治医科大学は、医療に恵まれないへき地などの医療水準の向上と、地域住民の福祉の増進を目的に、1972年設立されました。 患者一人ひとりに誠実に向き合い、 […]
第2回 医師の視点から見た能登地域医療の現状と課題
1. 高齢化、過疎化、地理的要因などが医療に与える影響 能登では高齢化と過疎化が進んでおり、慢性疾患や認知症を有する高齢者が増加している。 高齢者はしばしば複数の疾患を有しており、それぞれの疾患を個別に対応 […]
第1回「なぜ、医師として地域医療を志したのか」ーー能登の今と向き合う医学生の思い
自己紹介(出身、医師を目指したきっかけ) はじめまして。 自治医科大学医学部5年の牧和音です。 石川県能登町出身で、地元の能登高校を卒業後、1年の浪人を経て、自治医科大学に入学しました。 もともと私は、人と直接関わりなが […]
医師の偏在について〜2025年医師偏在対策パッケージ解説
医師不足や地域による医療の格差が問題になっていることを、ニュースなどで聞いたことがあるかもしれません。特に地方では、医師が少ないために必要な医療を受けられない人たちがいる状況です。このような「医師の偏在」を […]
【地域医療を考える】石川県奥能登地方の現状#5 能登町出身の医学部生の思い
はじめに 第5回は石川県能登町にあるまちなか鳳雛塾の卒塾生Aさん(大学4年生)にインタビューした内容をお伝えします。Aさんは能登町出身で、能登高校から1年の浪人期間を経て、栃木県の自治医科大学医学部に進学しています。能登 […]
【地域医療を考える】石川県奥能登地方の現状#4 データで見る医師不足・能登町の医療・教育から考える医師不足
はじめに 第4回も引き続き、奥能登(能登半島にある珠洲市、輪島市、穴水町、能登町の二市二町の総称)が抱える様々な課題について解説していきます。今回はその中でもデータで見る医師不足、能登町の医療、教育から考える医師不足の3 […]
【地域医療を考える】石川県奥能登地方の現状#3 人口減少・少子高齢化・教育格差・高校魅力化プロジェクト
はじめに 第3回は奥能登(能登半島にある珠洲市、輪島市、穴水町、能登町の二市二町の総称)が抱える様々な課題について解説していきます。今回は人口減少、少子高齢化、教育格差の3つのトピックを取り上げ、解説したいと思います。 […]
【地域医療を考える】石川県奥能登地方の現状#2 令和6年能登半島地震の記憶〜大学受験〜
はじめに 第1回は震災当日から現在までの状況について解説させていただきました。第2回は、私が勤務しているまちなか鳳雛塾の塾生の大学受験談について語りたいと思います。 まちなか鳳雛塾 https://noto […]
【地域医療を考える】石川県奥能登地方の現状#1 令和6年能登半島地震の記憶〜震災当日から現在まで〜
はじめに 初めまして。私は石川県の奥能登(穴水町、能登町、輪島市、珠洲市からなる二市二町の総称)に位置する、能登町の塾で講師として働いている者です。 出身は長崎県で、大学時代は広島大学で物理を学び、長崎に戻ってから塾講師 […]