スコットランド英残留

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スコットランドの独立をめぐって住民投票が行われていましたが、独立は否決され、残留が決まりました。投票前は独立派と反対派はほぼ同数で接戦といわれていましたが、結果は反対が55%でした。

 

イギリスとの経済格差など、いくつか理由があったようですが、それでも半数近くの人が独立を支持したことは驚きです。独立派は北海油田の収入を当てにしていましたが、独立してもEU加盟やポンドの継続使用が難しく、経済的な見通しは不透明でした。スコットランドの人口は530万人で、九州(1320万人)よりずっと小さく、むしろ四国(410万人)に近い規模です。四国が独立して、独自通貨を作ってやっていく、なんてとてもイメージできません。ヨーロッパには小国も多いとはいえ、非常にリスキーで大胆な決断です。公約されていた福祉の充実のための財源の目処があやふやな状態で、これほど多くの人が独立を望むからには、本国に相当な不満があったということでしょうか。

 

日本はずっと日本人が治めてきた単一民族の国家のため、たとえ経済格差が開いても、独立を目指す動きまでにまで発展することは想像できません。島国だったことも理由の一つですが、イギリスもそれは同じです。中国という大国を隣に持ちながら、歴史上ずっと自治独立を保ってきたことは、日本の大きな幸福の一つだと思います。世界の国々の多くは民族問題を抱えており、そうしたニュースを聞くたびに、日本に生まれてよかったと改めて感じます。