海外医学部という選択肢 ― 東欧の医学部で医師を目指す

近年、日本の医学部入試は年々難化しており、国公立・私立を問わず合格のハードルが非常に高くなっています。
そのため、「どうしても医師になりたい」という強い意志を持つ受験生が、学びの場を海外に求めるケースが増えています。
特に注目を集めているのが、東欧諸国(ハンガリー・チェコ・スロバキアなど)の医学部です。
これらの大学は、学費や生活費が比較的安く、試験難易度も日本より低いため、日本人にとって現実的な選択肢となっています。
海外医学部を選ぶメリット
① 日本よりも入試難易度が低い
東欧の医学部では、入試科目が少なく、難易度も日本の国立大学医学部より低い傾向にあります。
多くの場合、英語+理系2科目(生物・化学・物理など)で受験でき、共通テストも不要。
医師を目指しながらも、国内の競争に疲れた受験生にとって、新たなチャンスとなっています。
② 学費・生活費が安価
たとえばハンガリーの国立大学医学部では、年間学費+生活費で約300万円前後。
6年間の総費用は約1,800万円で、日本の私立医学部(平均3,200万円以上)より大幅に安くなります。
物価も低いため、経済的な負担を抑えながら医学を学べます。
③ 日本で医師国家試験の受験が可能
海外の医学部を卒業しても、「医師国家試験予備試験」を経ることで、日本の医師国家試験を受験できます。
また、EU加盟国の大学を卒業すれば、EU共通医師免許を取得でき、海外でも活躍の道が広がります。
④ 語学力・国際感覚が身につく
授業は英語で行われるため、医学英語の力が自然と身につきます。
さらに、多国籍の学生と交流することで、国際的なコミュニケーション能力を養うことができます。
日本人を受け入れている主な大学
| ハンガリー | チェコ | スロバキア・その他 |
| センメルワイス大学
ペーチ大学 デブレツェン大学 セゲド大学 |
カレル大学 マサリク大学 パラツキー大学 |
コメニウス大学 パボル・ヨゼフ・シャファーリク大学 プレーベン医科大学(ブルガリア) |
| ハンガリー医科大学事務局 | チェコ国立大学医学部 | 海外医科大学事務局 |

入学までの流れ・試験内容
東欧の大学には、多くの場合「本コース」と「予備コース」があります。
コース 概要
予備コース 英語・理系科目に不安がある学生向け。1年間学んだ後、本コースへ進学可能。進級率は90%以上。
本コース 医学部の正式カリキュラム(6年制)。入学時から本格的な医学教育を英語で受講。
試験構成
書類審査:高校卒業資格、成績証明書など
筆記試験:英語、生物、化学、物理(2科目選択制の大学もあり)
TOEFL iBT 68点以上または IELTS 5.5点以上で英語試験免除の大学あり
面接試験:英語でのコミュニケーション力・モチベーションを評価
二次審査(大学による):生物・化学の口頭試問など
入学準備講座
合格後は6週間程度の入学準備講座が実施され、英語で生物・化学・解剖学の基礎を学びます。
PCやタブレットを使用したオンライン授業形式も多く、入学前からスムーズにスタートできる環境が整っています。
東欧医学部で学ぶメリットのまとめ
メリット 内容
入試が易しい 科目数が少なく、基礎学力+英語力で挑戦可能
費用が安い 学費+生活費を抑えつつ海外で学べる
国際的な資格 EU内で医師免許取得が可能、日本でも予備試験を経て国家試験受験可
語学力の向上 医学英語+現地語を実践的に習得できる
多文化交流 多国籍の学生と学び、国際感覚を磨ける

まとめ
日本の医学部よりも合格のハードルが低く、費用も抑えられるのが東欧医学部の魅力。
将来的に日本でも海外でも医師として活躍できるチャンスが広がります。
英語力を磨き、大学説明会や事務局を通じて情報を集めることが第一歩です。
- ハンガリー医科大学事務局
- https://www.hungarymedical.org/
- チェコ国立大学医学部
- https://www.czech-medical.org/
- 海外医科大学事務局
- https://www.medical-u.org/index.html


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