医学部専門予備校が教える私立医学部共通テスト利用入試のメリットとは?

メリット

 

センター利用入試を使って医学部合格のチャンスを広げましょう!

私立医学部を狙う場合、学校推薦型選抜(推薦)や一般選抜だけでなく、**「大学入学共通テスト利用(共テ利用)」**に挑戦できる大学もあります。共テ利用は、同じ共通テストの得点を軸に複数校へ出願できるため、上手に組み込めば“合格の入口”を増やせるのが魅力です。2026年度入試(令和8年度)では、共通テスト本試験が 2026年1月17日(土)・18日(日)に実施されます。まずはこの日程を基点に、推薦〜共テ〜一般選抜までを一本の戦略として設計していきましょう。

 

《過去の記事は下記から》

 

Ⅰ.共テ利用は「学科試験なし」または「負担が軽い」方式が多く、対策の焦点が絞りやすい

私立医学部の共テ利用では、大学ごとに方式は異なるものの、個別の学力試験(英数理など)が課されない、あるいは課されても負担が比較的軽く、**小論文+面接(+適性検査など)**で最終判定を行う形が多く見られます。つまり、学力面はまず共通テストで整え、大学別対策は小論文・面接に集中しやすいのが特徴です。

具体例としては、共通テストで英語・数学・理科を固めつつ、二次対策では「医療倫理」「地域医療」「AIと医療」「チーム医療」などの頻出テーマを使って、400〜600字で自分の意見を“根拠付きで”書く練習を積む、という進め方が王道です。面接でも、共通テスト利用で受験する場合ほど「学力は共通テストで一定水準を満たしている前提」になりやすいので、志望理由や学びたい領域、医師としての適性(協調性・継続力・誠実さ)を、具体的な経験に結びつけて語れるかが差になってきます。

Ⅱ.共テ利用は“少数枠になりやすい”ぶん、実質的に高得点勝負になりやすい

 

共テ利用は募集人員が多くない大学もあり、さらに共通テストは全国共通の試験で受験者層も幅広いため、結果として高得点帯での競争になりやすい傾向があります。国公立医学部志望者が「共テは元々受けるので、私立も共テ利用で併願する」という形で参入してくることも多く、得点勝負の色は濃くなりがちです。

ただし、私立専願の受験生にとっても、共テ利用は「使い方次第で武器」になります。たとえば一般選抜の対策が英数理中心で進んでいても、共通テスト向けの演習を取り入れることで、基礎〜標準の穴が埋まり、結果的に一般選抜の得点も安定しやすくなるからです。2026年度入試では、共通テストはWeb出願が前提となり、準備物としてメールアドレスや顔写真データなども求められます。受験そのものだけでなく、手続き面も早めに整えておくと安心です。

Ⅲ.私立専願こそ「共テ利用で出願の幅を増やす」価値がある(具体例つき)

私立専願の最大の利点は、共テ利用を“保険”ではなく“攻め”として使える点です。共通テストの学習は、特定大学のクセに寄せるよりも汎用性が高く、同じ努力で複数の出願機会を作れます。たとえば、一般選抜ではA大学・B大学を第一志望として対策しつつ、共テ利用では「配点の相性が良い大学」「共テの科目条件が自分に合う大学」を追加して、合格ルートを太くするイメージです。

具体的には、英語が得意で共通テスト英語が安定して高得点になりやすい受験生なら、英語の比重が重め(あるいは英語で失点しにくい)設計の方式と相性が良くなります。逆に数学に不安が残る場合は、まずは共通テスト数学の「頻出の型」を落とさないことを優先し、理科や英語で取り返す設計に切り替えることで、総合点として勝負できる形に寄せられます。

また、推薦入試は秋〜冬に始まりやすい一方、共通テストは1月実施なので(2026年度は1/17・1/18)、推薦で結果が出なかった場合でも、そこから共テ利用→一般選抜へと“次の一手”を取りやすいのも実務的なメリットです。受験勉強が遅れ気味だった人も、共通テストの標準レベルで基礎を固め直しながら、同時に私立一般の過去問へつなげていく、という立て直しが可能になります(もちろん、医学部はどの方式でも簡単ではないので、「取り組みやすい計画にできる」という意味合いです)。

〜まとめ〜

共通テスト利用は、私立医学部受験において「出願の幅を増やし、学力の土台も固められる」選択肢です。共通テスト本試験(2026年1月17日・18日)を軸に、一般選抜の対策と並走させながら、配点や科目条件の相性が良い方式を組み合わせていくと、合格可能性を現実的に押し上げられます。

 

 

 

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