川崎医科大学医学部│英語の傾向と対策

川崎医科大学医学部の傾向と対策(英語)を、年度ごとに掲載しております。過去から遡って確認する事により、より良い傾向を掴み対策を立てることが可能です。

※難易度・スピードの☆印は5段階評価になります。

 

2019年度入試

科目 英語 解答時間 80分
文法語彙問題が出題される。 長文 文法
難易度 ☆☆ スピード

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1 文法、語彙 イディオムからの出題や仮定法過去完了などといった文法の知識を問う出題。きっちり学習していないと難しく感じるだろう。 空所補充 標準
2 語句整序 基本となる文法やイディオムの知識が必要となる。 選択式 標準
3 読解 空所に適切なものを入れるという内容。内容理解が必要な部分もあるが、文法問題の延長線上という側面も強い。 空所補充 標準
4 読解 内容説明、同意表現

比較的長い英文だが特段読みにくいということはないだろう。時間がある程度必要となるので前問までに時間を使い過ぎないようにしたい。

選択式 標準

傾向と対策

文法問題や語句問題に関する出題比率が高く、これらをテキパキと解き進められるように基礎から標準的事柄をしっかりと理解しておく必要があります。過去問演習の際は時間配分にも意識を向けるようにした方がいいでしょう。

2018年度入試

科目 英語 解答時間 80分
文法・語彙問題2問、英文読解2問で例年通り。すべてマーク式での解答である。 文法語彙 英文読解
難易度 ☆☆☆ スピード ☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1 文法語彙 空所補充 マーク やや易
2 文法語彙 語句整序 マーク
3 英文読解 空所補充、同意表現
(1)~(4)空所補充
(5)下線部と同じ意味を持つものを選択
マーク やや易
4 英文読解 内容説明 マーク やや難

傾向と対策

空所補充の文法問題が多めであるので、センター試験の空所補充問題など、同じ形式での文法問題を多くこなしておくとよい。また、第4問の長文読解の問題である内容説明は、詳細まで読み込まないと解答することが難しいので、ここに時間がかけられるよう、第3問までの文法問題は時間をかけずに解けるようにしておく必要がある。長文に医薬の内容が出題されることも多いので、ある程度の医学用語はおさえておきたい。

2017年度入試

科目 英語 解答時間 60分
語彙、文法は標準的だが試験時間に対して問題数がやや多い。 文法 読解
難易度 ☆☆☆ スピード ☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1 語彙、文法 空所補充形式。基礎的な文法、熟語、単語を問う問題がほとんどである。encourage、force、allow 等の基本的な語彙の語法が問われる。単語の意味だけではなく語法の知識も押さえておきたい。 選択 標準
2 語彙、文法 語句整序問題。基本的な語彙力、文法が問われる。しかし難問が出題される場合もあり油断はできない。語句整序問題に時間を取られることは避けたい。 選択 やや易
3 読解 長文の空所補充形式。問われるのは文法、語彙の知識がメインだが、内容も理解できてないと正解に導けない問題もある。英文の内容と文法の知識を合わせながら解いていく。 選択 標準
4 読解 内容一致問題。細かいところまで理解できないと正解まで導けない問題もある。医療系の語彙や標準的な医療の知識があると読みやすい。 選択 やや難

傾向と対策

文法、語彙問題は基本的な形式、難易度で特別な対策は必要ない。読解問題は、きちんと内容を理解できないと紛らわしい選択肢にひっかかることになる。問題数は多いため紛らわしい設問には時間をかけ過ぎず、解ける問題から確実に得点することが大切。読解のテーマはほぼ毎回医療関連である。医療系の単語はしっかりおさえておきたい。

2016年度入試

科目 解答時間
難易度 ☆☆☆☆☆ スピード ☆☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度

傾向と対策


2015年度入試

科目 英語 解答時間 80分
難易度 ☆☆☆ スピード ☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1 文法 空所補充

▶︎やや難しい問題も出題されるが、基礎的な知識を問う問題がほとんどである。標準的な問題集を仕上げるのはもちろんであるが、形式が変わっても対応できるよう、誤り指摘の形式にも慣れておきたい。

マーク式 標準
2 読解 空所補充

テーマ:今を生きる

▶︎品詞、構文を意識して問題に取り組む。

マーク式 標準
3 読解 空所補充、語句整序、内容説明、同一用法、欠文補充

テーマ:ストレスと恐怖心

▶内容に関する問題が出題されるため、本文がどの程度言い換えられるか過去問を使って把握しておく。医系テーマがよく出題されているため、語彙対策もしっかりと行っておきたい。

マーク式 標準

2014年度入試

傾向と対策

医療がテーマの長文が出題される

大問1・2
文法・語彙問題。基本動詞や前置詞を含む熟語が多く出題される。誤り指摘の問題が出題されることもあるが、問われる力は同じ。語法や品詞の整理をしておく必要がある。

大問3
文法・語彙問題、もしくは読解問題が出題される。文法の場合は整序問題が多く出題され、こちらも語法の理解がポイントとなる。各動詞が後ろにどのような形で文章をとるか、まとめて覚える必要がある。

大問4・5
読解問題。医学をテーマにした英文が出題されるため、専門的な語彙や話題になるテーマを整理しておく必要がある。センター試験より英文のレベルが高いため、一文一文を正確に理解する読解力を身に付けておく必要がある。読解の問題の中にも文法力を問う問題が出題されるため、文法の知識は早めに完成させるとよい。

推薦参考書  リンガメタリカ