自治医科大学医学部の受験情報│入試問題の傾向と対策

自治医科大学概略
自治医科大学は、医療に恵まれないへき地や離島などの地域医療を確保し、住民の健康と福祉の増進を図るため、1972(昭和47)年に全国47都道府県が共同して栃木県下野市に設立した、極めて特殊な成り立ちを持つ私立医科大学です。
本学の最大の特徴は、入学金や授業料などの学費が実質的に全額免除となる独自の「修学資金貸与制度」です。卒業後、指定された期間(通常9年間)、出身都道府県の公立病院やへき地医療機関等で勤務することで、貸与された修学資金の返還が全額免除されます。これにより、経済的な理由で医学部進学を諦めざるを得ない優秀な人材に広く門戸を開いています。
また、医師としての知識や技術だけでなく、地域住民の生活や心に寄り添う人間性が求められるため、開学以来「全寮制」を敷いています。全国から集まった志を同じくする仲間と6年間寝食を共にすることで、強い連帯感や協調性、コミュニケーション能力を育みます。
どんな疾患にも幅広く対応できる「総合医(ジェネラリスト)」の育成に注力しており、卒業生は全国各地の地域医療の最前線でリーダーとして活躍し、地域社会から絶大な信頼を得ています。
自治医科大学医学部の特徴
入学金、授業料、実習費など、6年間の学費に相当する額が修学資金として貸与されます。卒業後、出身都道府県の知事が指定する公立病院やへき地の診療所などで一定期間(9年間)勤務すれば返還が全額免除されるため、実質無償で医師免許の取得を目指すことができます。
学生全員がキャンパス内の学生寮で6年間を過ごします。出身県ごとに構成される生活班などでの共同生活を通じて、将来の地域医療において不可欠となるチーム医療の基盤、協調性、そして生涯にわたる全国的な医師ネットワークを築き上げます。
へき地や離島では、専門科目に偏らずあらゆる疾患に初期対応できる能力が求められます。そのため、特定の臓器だけでなく人間を総合的に診る「プライマリ・ケア」や「総合診療能力」の教育に特化しており、臨床実習でも地域医療の最前線を深く経験します。
地域医療を担うという明確な目的意識を持つ学生が集まっていること、そして全寮制による学生同士の教え合いや教員の手厚いサポート体制により、医師国家試験の合格率は毎年、全国の医学部の中でもトップクラス(しばしば全国1位)を誇ります。
教育理念と3つのポリシー
自治医科大学では、「医療に恵まれない地域住民の医療と福祉に貢献する医師の養成」という設立目的を果たすため、以下の3つのポリシーを定めています。
出身都道府県の地域医療に貢献するという強固な意志と高い倫理観を持つ人物を求めています。医学を修めるための優れた基礎学力はもちろん、全寮制での共同生活に適応し、他者と協働できる豊かな人間性、協調性、コミュニケーション能力を最も重視して選抜します。
地域医療の現場で必要とされる広範な知識と総合的な診療能力(プライマリ・ケア)を習得するためのカリキュラムを編成しています。早期からの地域医療見学や、全寮制での人間形成を基盤とし、高学年では全国各地のへき地医療機関での実習を組み込み、即戦力となる臨床能力を養います。
医師としての確かな医学的知識・技能に加え、いかなる環境下でも安全で質の高いプライマリ・ケアを実践できる能力を備えていることが求められます。地域社会に対する強い責任感とリーダーシップを持ち、医学の進歩に合わせて生涯にわたり自律的に学び続ける姿勢を身につけた者に学位を授与します。
自治医科大学ホームページ紹介
基本情報
| 住所 | 栃木県下野市薬師寺3311-1 |
|---|---|
| 初年度納入金額 | 5,000,000円 |
| 学納金6年間総額 | 23,000,000円 |
| 募集人数 | 100名 |
| 偏差値 | 70.1 |
| 主な就職先 | 自治医科大学付属病院、自治医科大学付属さいたま医療センター |
| 男女比 | 61:39 |
入試情報
| 出願期間 | 2026/1/5(月)~2026/1/21(水) |
|---|---|
| 1次試験日 | 【学力試験】2026/1/26(月) 【面接試験】2026/1/27(火) |
| 1次合格発表日 | 2026/1/30(金)13:00 |
| 2次試験日 | 2026/2/4(水) |
| 合格発表日 | 2026/2/13(金)17:00 |
| 1次試験会場 | 出願地となる都道府県が指定する場所 |
| 2次試験会場 | 自治医科大学 |
1次試験
| 教科 | 科目 | 選択 | 配点 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 数学 | 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A・B(数列)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素平面) | 必須 | 25点 | 80分 |
| 理科 | 『物理基礎・物理』『化学基礎・化学』『生物基礎・生物』 | 2科目選択 | 50点 | 80分 |
| 外国語 | 英語コミュニケーション(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)、論理・表現(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ) | 必須 | 25点 | 60分 |
| 面接 | - | 必須 | - | - |
2次試験
| 教科 | 科目 | 選択 | 配点 | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 数学 | 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A・B(数列)・C(ベクトル、平面上の曲線と複素平面) | 必須 | 12.5点 | 30分 |
| 外国語 | 英語コミュニケーション(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)、論理・表現(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ) | 必須 | 12.5点 | 30分 |
| 集団面接 | - | 必須 | - | 約20分 |
| 個人面接 | - | 必須 | - | 約10~15分 |
自治医科大学 医師国家試験 合格率
| 回数(実施年) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第120回(2026年) | 116人 | 116人 | 100.0% |
| 第119回(2025年) | 135人 | 134人 | 99.3% |
| 第118回(2024年) | 122人 | 122人 | 100.0% |
| 第117回(2023年) | 122人 | 121人 | 99.2% |
| 第116回(2022年) | 125人 | 125人 | 100.0% |
| 第115回(2021年) | 115人 | 115人 | 100.0% |
| 第114回(2020年) | 120人 | 120人 | 100.0% |
| 第113回(2019年) | 125人 | 124人 | 99.2% |
| 第112回(2018年) | 128人 | 127人 | 99.2% |
| 第111回(2017年) | 101人 | 101人 | 100.0% |
自治医科大学 医学部入試 傾向と対策
2024年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | ダンスのアスリート性と負傷リスク ダンサーが高い身体能力を要求されるアスリートであるという観点から、プロバレエダンサーの負傷率や疼痛管理、および医療従事者との関係について論じた英文。 |
マーク | |
| 2 | 読解 | 明治日本における野球の受容とナショナリズム 1890年代の日本において、野球が「国技」としてどのように受け入れられ、それが国家の威信や学生の社会的地位の向上に寄与したかを歴史社会学的に考察した英文。 |
マーク | |
| 3 | 読解 | オスマン帝国の衰退とバルカン半島の新興国民国家 南東ヨーロッパにおけるオスマン帝国の軍事的衰退と、それに伴う新興国民国家の台頭やナショナル・アイデンティティの形成プロセスについて論じた歴史学的な英文。 |
マーク |
| 制限時間は60分であり、3題の長文読解に対して合計25問の設問に解答する必要があるため、時間的な猶予はほとんどない。設問は内容一致、空所補充、下線部の意味推測が中心である。スポーツ医学、日本近代史、ヨーロッパ世界史とテーマが多岐にわたるため、幅広い語彙力と背景知識が読解の助けとなる。精読にこだわりすぎず、設問を先読みしてパラグラフごとに該当箇所を素早く特定する「パラグラフ・リーディング」の技術を徹底することが合格への必須条件である。 |
2023年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | クラウド技術と物理的インフラの環境負荷 インターネットの「クラウド」が実際にはサーバーや空調設備などの物理的インフラに依存しており、データセンターが莫大な電力を消費して環境に負荷を与えていることを論じた論説文。 |
マーク | |
| 2 | 読解 | アメリカにおける移民の犯罪化(クリミグレーション) 移民は本来犯罪率が低いというデータがあるにもかかわらず、偏見やステレオタイプに基づく厳しい移民政策によって、移民が不当に犯罪者扱いされている現状を指摘した論説文。 |
マーク | |
| 3 | 読解 | 日本における人体解剖学の歴史と変遷 明治時代以前の宗教的・道徳的な解剖への抵抗感から、木骨の作成、杉田玄白の『解体新書』による西洋医学の導入、そして近代のドイツ医学への傾倒まで、日本独自の解剖学の発展を追った歴史的論説文。 |
マーク |
| 60分で長文3題(計25問)という極めて厳しい時間設定は変わらない。情報技術、社会問題、医学史とテーマは多岐にわたる。精読している時間はなく、設問を先に読み、該当箇所を素早く特定するパラグラフ・リーディングの徹底が必須である。 |
2022年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | ミツバチの進化と養蜂の歴史 ミツバチ(セイヨウミツバチ)の社会性や生態、古代から続く人間とのかかわり、そして近代における養蜂技術の発明や環境破壊によるコロニー崩壊症候群の危機について論じた英文。 |
マーク | |
| 2 | 読解 | 社会言語学と言語的偏見 ルース・ベイダー・ギンズバーグ元最高裁判事のアクセントの変化などを例に挙げ、人が話す言葉の訛りや方言に対して抱く「言語的差別」が無意識のうちに社会に蔓延していることを指摘した論説文。 |
マーク | |
| 3 | 読解 | SFやファンタジー文学が若者に与える効用 SFやファンタジー作品を読むことが「逃避」と批判されがちであることに対し、実際には若者のクリティカル・シンキングや困難な現実(コロナ禍など)に立ち向かう精神的回復力を養うと論じた英文。 |
マーク |
| 全問マーク式で、60分で25問の読解問題。生物学、社会言語学、文学的心理学など多様なテーマが出題される。専門用語には注釈がつく場合もあるが、未知の単語を文脈から類推する力と、設問の選択肢と本文を素早く照らし合わせる処理能力が不可欠である。 |
2021年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 60分 |
| 難易度 | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 読解 | PTSDの歴史と変遷 トラウマがかつて「Railway Spine(鉄道脊髄症)」と呼ばれていた歴史や、Hermann Oppenheimらの研究を経て、精神的負傷に対する医学的・社会的理解がどのように進んできたかを論じた英文。 |
マーク | |
| 2 | 読解 | エピジェネティクス研究と母親への過剰な責任転嫁 妊娠中の母親の行動が子孫に影響を与えるとするDOHaD仮説が、社会環境や父親の影響を軽視し「母親の自己責任」として曲解されがちであることに警鐘を鳴らす論説文。 |
マーク | |
| 3 | 読解 | 世界地図の投影法と世界観の形成 メルカトル投影法がもたらした陸地面積の歪みが、人々の世界地理への無知や、先進国と途上国の間の政治的・社会的な認識(アフリカ大陸の過小評価など)にいかに影響を与えてきたかを論じた英文。 |
マーク |
| 医学・生物学に関する話題(PTSD、エピジェネティクス)や社会科学系のテーマが中心。文章量が多いため、各パラグラフのトピックセンテンスを拾い読みし、設問が問うている箇所に素早くアプローチする情報検索型の読解スキルが試される。 |
2024年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 80分 |
| 難易度 | ★★★★☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1-14 | 小問集合 | 数I・A・II・B・III・Cの小問集合 方程式、対数、複素数平面、確率、図形と方程式、三角関数、面積計算など、あらゆる分野から独立した小問が14題出題される。 |
マーク | |
| 15-17 | 微分法 | 球に内接する円柱の体積 半径が指定された球に内接する円柱の底面の半径と高さを変数とし、体積の最大値を微分を用いて求める数IIIの図形・最大最小問題。 |
マーク | |
| 18-20 | 数列 | 分数型の漸化式 特性方程式を用いて漸化式を変形し、逆数をとって等差数列に帰着させることで一般項を求める数Bの典型的な問題。 |
マーク | |
| 21-25 | 微積分 | 3次関数と接線、面積 与えられた3次関数の変曲点を求め、外部の点から引いた接線の方程式を導出し、曲線と接線で囲まれた部分の面積を積分計算で求める複合問題。 |
マーク |
傾向と対策
| 制限時間80分に対し、計25問の小問を処理する必要があり、解答スピードが極めて重要である。最初の小問集合14問は広範な分野から出題されるため、苦手分野を作らず、教科書や標準問題集の典型問題を反射的に解けるレベルまで習熟しておく必要がある。後半の連続問題は誘導形式となっており、微積分や数列の典型的な解法プロセスを正確になぞる力が問われる。計算ミスが致命傷となるため、日頃から途中式を整理し、素早く正確に計算を完遂する訓練が不可欠である。 |
2023年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 80分 |
| 難易度 | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1-13 | 小問集合 | 数I・A・II・B・IIIの小問集合 整式の除法、対数方程式、三角方程式、複素数平面、確率、積分計算など、全範囲からの独立した基礎〜標準問題。 |
マーク | |
| 14-17 | 図形・ベクトル | 空間ベクトルと正四面体 座標空間上の3点が定める平面と原点との距離、内積、三角形の面積、四面体の体積を順に求める誘導問題。 |
マーク | |
| 18-21 | 数列 | 階差数列と極限 漸化式 $a_{n+1}-a_n=3^n$ から一般項を求め、さらに別の数列の和と極限値($n \to \infty$)を計算する標準問題。 |
マーク | |
| 22-25 | 微積分 | 3次関数の極値と面積 極大値と極小値の差から係数を決定し、定積分を用いて曲線とx軸で囲まれた面積を求める応用問題。 |
マーク |
傾向と対策
| 80分で25問の処理が求められる。前半13問の小問集合をいかに短時間かつ正確に駆け抜けるかが、後半の誘導形式の大問(ベクトル、数列、微積分)を解き切るための鍵となる。 |
2022年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 80分 |
| 難易度 | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1-17 | 小問集合 | 数I・A・II・B・IIIの小問集合 整式の剰余、対称式、三角方程式の領域、複素数の累乗、定積分の極限など、広範な範囲から出題される。 |
マーク | |
| 18-21 | 三角関数 | 三角関数の最大値・最小値 $y = \sin x + \sqrt{3}\cos x + \dots$ のような式を $t = \sin x + \sqrt{3}\cos x$ と置いて2次関数に帰着させ、最大・最小値を求める。 |
マーク | |
| 22-25 | 数列 | 等差数列の和の性質 初項と公差が与えられた等差数列の和が特定の数値(4095など)になる条件から、項数 $n$ と初項 $a$ の値を絞り込む問題。 |
マーク |
傾向と対策
| 例年通り、非常に多くの小問(全25問)を80分で処理する。前半の小問集合の割合が多く、微積分や複素数平面など数IIIの計算を迅速に行う力が求められる。計算に行き詰まった場合は即座に次の問題へ移る見極めが重要である。 |
2021年度入試
| 科目 | 数学 | 解答時間 | 80分 |
| 難易度 | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1-15 | 小問集合 | 数I・A・II・B・IIIの小問集合 整式の除法、対数方程式、条件付き最大・最小、複素数平面上の同一直線条件、図形と方程式、定積分など。 |
マーク | |
| 16-18 | 三角関数 | 三角方程式の解と式の値 与えられた分数型の三角方程式から $\sin x + \cos x$ の値や $\sin x \cos x$ の値を導出し、解の角 $x$ を特定する。 |
マーク | |
| 19-22 | ベクトル | 正四面体内のベクトル 正四面体の辺上や内部の点を始点・終点とするベクトルを基本ベクトルで表し、係数や内積の値を求める。 |
マーク | |
| 23-25 | 数列 | 交代符号を含む数列の和 一般項が $a_n = (-1)^{n+1}n^2$ で表される数列の和の性質を利用し、特定の和の計算や条件を満たす項の決定を行う。 |
マーク |
傾向と対策
| 80分で25問という形式に変わりはない。小問集合の比重が極めて高く、幅広い分野から典型問題が網羅されている。誘導のない単発問題で時間を浪費しないよう、解法が瞬時に浮かばない問題は後回しにする戦略的判断が求められる。 |
2024年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 80分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1-5 | 電磁気 | 電磁気の基本法則 直流回路のジュール熱の計算、誘電体を挿入したコンデンサーの電位や電場の変化、RLC交流回路における消費電力などを問う。 |
マーク | |
| 6-9 | 電磁気・原子 | 電磁誘導と原子物理 地磁気中を動く導体棒の電磁誘導、半減期の計算、中性子と原子核の弾性衝突、光電効果のグラフ読み取りなど。 |
マーク | |
| 10-13 | 波動 | 波の性質と干渉 ホイヘンスの原理に基づく平面波の屈折と到達時間、弦の固有振動数、回折格子の公式の適用を問う。 |
マーク | |
| 14-17 | 熱力学・力学 | 状態変化と静力学 P-Vグラフの面積(外部にした仕事)の計算、熱気球の浮力と状態方程式の立式、熱量保存則による比熱の導出、力のつり合い。 |
マーク | |
| 18-25 | 力学 | 円運動・天体・衝突 等速円運動の糸が切れた後の運動方向(慣性)、地球と月の引力が釣り合う位置の計算、斜面に落下する小球のはね返り係数を用いた解析。 |
マーク |
傾向と対策
| 理科2科目で80分(実質1科目40分)という非常に短い時間で、計25問の小問を解かなければならない。1問あたり1分半程度しかかけられないため、問題文を見た瞬間に立式できる圧倒的な反射神経が要求される。出題内容は力学から原子まで全分野にわたり、一つ一つの設定は教科書レベルの典型的なものである。難問に取り組むよりも、標準的な公式の適用条件を完全に暗記し、迷わず数値を代入・計算できる状態に仕上げておくことが、合格点を確保するための最大の対策となる。 |
2023年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 80分(2科目) |
| 難易度 | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1-8 | 小問集合 | 電磁気・原子の基本法則 コンデンサーの電気量、交流回路、光電効果の運動エネルギー、崩壊反応など、各分野の公式を直接適用する小問群。 |
マーク | |
| 9-13 | 波動 | ドップラー効果・共鳴・光の干渉 サイレンの音の振動数変化、ピストンを用いた気柱の共鳴、レンズの写像、くさび形空気層の干渉条件。 |
マーク | |
| 14-18 | 熱力学・力学 | 熱量保存・気体の状態変化・単振動 ステンレス球と水の熱平衡、シリンダー内の理想気体の膨張、水に浮く円柱の上下の単振動と最大速さ。 |
マーク | |
| 19-25 | 力学 | 運動方程式・天体・斜面上の運動 2つの箱の押し合い、ケプラーの法則による公転周期、半円筒面上を滑る小球の円運動条件と力学的エネルギー保存則。 |
マーク |
傾向と対策
| 1科目あたり実質40分で25問を解くため、1問あたり1分半しかかけられない。問題設定は教科書レベルの典型的な現象であるため、問題を見た瞬間に立式し、文字式のまま整理して計算する反射神経が必要である。 |
2022年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 80分(2科目) |
| 難易度 | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1-9 | 電磁気・原子 | 電流と磁場・回折・原子核 導線周囲の磁針の振れ、立方体回路の合成抵抗、LR回路の過渡現象、X線のブラッグ反射、ライマン系列の波長計算。 |
マーク | |
| 10-18 | 波動・熱力学 | 波の性質・気体の状態方程式 ヤングの実験の明線間隔、顕微鏡のレンズの結像原理、ドップラー効果、理想気体の断熱膨張や熱効率の大小比較。 |
マーク | |
| 19-25 | 力学 | 反発係数・衝突・斜面上の運動 自由落下とはね返り係数、静止衛星の軌道半径、ばねへの弾性・非弾性衝突の比較、摩擦のある斜面とない斜面での往復運動の条件。 |
マーク |
傾向と対策
| 各分野の基本公式の理解度を問う問題が中心。力学の衝突や熱力学のサイクルなど、文字式による選択問題が多くを占めるため、計算途中の文字の消去や代入をミスなく行うことが高得点への絶対条件である。 |
2021年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 80分(2科目) |
| 難易度 | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1-10 | 電磁気・原子 | 回路と磁場・崩壊・光の干渉 並列回路の電流・電圧、直線電流のつくる磁場、ローレンツ力による円運動、Rnの崩壊による運動エネルギー、薄膜の干渉。 |
マーク | |
| 11-15 | 波動・熱力学 | うなり・気柱の共鳴・熱力学第一法則 移動する観測者とうなり、ヘリウムガス中の気柱の共鳴振動数、氷の融解熱、定圧・等温・断熱変化の温度比較。 |
マーク | |
| 16-25 | 力学・電磁気 | 衝突・剛体のつり合い・円運動 反発係数と逆向きにはね返る条件、剛体の回転とつり合い、水中に沈めた容器(浮力とボイルの法則)、電場中の電荷の円運動と摩擦力。 |
マーク |
傾向と対策
| 実質40分で25問の処理。力学の剛体や円運動、熱力学の気体の状態変化など、図やグラフを用いた状況把握を要求する問題が含まれる。公式を単に当てはめるだけでなく、物理現象のモデル化を頭の中で高速に行う「物理的直観力」が問われる。 |
2019年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 80分(2科目) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 理論 | 周期表 | 選択 | やや易 |
| 2 | 理論 | 凝析 | 選択 | やや易 |
| 3 | 理論 | pH | 選択 | 標準 |
| 4 | 理論 | 浸透圧 | 計算 | 易 |
| 5 | 理論 | 実験操作 | 選択 | 易 |
| 6 | 無機 | ハーバー法の触媒 | 選択 | 易 |
| 7 | 理論 | 触媒の作用 | 選択 | 易 |
| 8 | 無機 | 発熱反応 | 選択 | 易 |
| 9 | 理論 | 鉛蓄電池 | 選択 | 易 |
| 10 | 理論 | 電気伝導性 | 選択 | 易 |
| 11 | 無機 | 化学反応式 | 選択 | 易 |
| 12 | 理論 | 酸化還元滴定 | 計算 | 易 |
| 13 | 無機 | 金属の性質 | 選択 | やや易 |
| 14 | 有機 | クロム化合物の変色と酸化数 | 選択 | やや易 |
| 15 | 有機 | 糖の還元性 | 選択 | 易 |
| 16 | 有機 | エステルの分子式 | 選択 | 易 |
| 17 | 有機 | エステルの加水分解とヨードホルム反応 | 選択 | 易 |
| 18 | 有機 | 光学異性体 | 選択 | 易 |
| 19 | 有機 | 油脂の性質 | 選択・計算 | やや易 |
| 20 | 有機 | 核酸の構造 | 選択 | やや易 |
| 21 | 有機 | アミノ酸の性質 | 選択 | 易 |
| 22 | 有機 | 天然高分子の性質 | 選択 | やや易 |
| 23 | 有機 | 合成高分子の構造 | 選択 | 易 |
| 24 | 有機 | タンパク質の三次構造 | 選択 | 易 |
| 25 | 有機 | 硫黄の検出 | 選択 | 易 |
傾向と対策
| 1題1問のマークシート形式。25題2科目で80分となる。問題自体は簡単なものが多く、時間が短い。マークするだけでもかなり時間を取られるので正確さとスピードが要求される。 例年理論分野が中心で計算問題は10題前後となる。考察応用を必要とする問題はなく、問題の難易度はほとんどが基本的な問題で難しくとも標準といった程度となる。日ごろから早く問題を解くことを心掛けて、大学入学共通試験レベルの問題を即答する力を身に着けたい。演習を積めば他の科目に充てられる程度には時間を切り詰められる。 |
2018年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 80分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 理論 | 加熱による物質の状態変化 | 選択 | やや易 |
| 2 | 理論 | 第4周期18族までの周期表 | 選択 | 易 |
| 3 | 理論 | コロイド溶液の分類と性質 | 選択 | 易 |
| 4 | 理論 | 分子結晶の性質 | 計算 | 易 |
| 5 | 理論 | 混合気体の分圧と全圧 | 選択 | 標準 |
| 6 | 理論 | イオン化傾向 | 選択 | 易 |
| 7 | 理論 | 電気分解 | 選択 | 易 |
| 8 | 理論 | 平衡定数の温度による変化 | 選択 | やや易 |
| 9 | 理論 | 理想気体と実在気体 | 選択 | やや易 |
| 10 | 理論 | 酢酸とその塩の緩衝溶液の性質 | 選択 | 易 |
| 11 | 理論 | 酸化数 | 選択 | 易 |
| 12 | 有機 | 芳香族化合物の置換反応 | 選択 | 易 |
| 13 | 理論 | アンモニア合成反応の化学平衡 | 選択 | 標準 |
| 14 | 有機理論 | 不飽和脂肪酸中の二重結合 | 選択 | 標準 |
| 15 | 無機 | ナトリウムとその化合物の反応 | 選択 | やや易 |
| 16 | 有機 | C5H12Oの構造異性体と酸化反応 | 選択 | 易 |
| 17 | 理論 | 陽イオン交換樹脂による金属イオンの吸着 | 選択 | やや難 |
| 18 | 有機 | 酸化鉄(Ⅲ)水溶液による呈色 | 選択 | 易 |
| 19 | 有機 | サルファ剤の特徴 | 選択 | やや難 |
| 20 | 有機 | 熱硬化性樹脂 | 選択 | やや易 |
| 21 | 有機 | ポリプロピレンの燃焼反応 | 選択 | 標準 |
| 22 | 有機 | アミノ酸の特徴 | 選択 | 易 |
| 23 | 有機理論 | 還元糖と加水分解反応 | 選択 | やや難 |
| 24 | 有機 | ペプチドのアミノ酸配列 | 選択 | 標準 |
| 25 | 有機 | グリシンの電気泳動 | 選択 | 標準 |
傾向と対策
| 基礎的な問題が中心となっているが、中にはやや難易度高めの問題も存在する。2科目80分とかなり解答時間が少ないので、時間のかかるものは後回しにして効率的に解き進める必要があるだろう。教科書的な知識を問う問題が中心となっているが、細かな知識を問う問題もいくつかあるため教科書の隅々まで頭にいれておくべきである。知識を問う問題をなるべくすばやく済ませ計算問題にいかに時間を割けるかが鍵となるだろう。また、解答時間が短く見直しをする時間がない可能性が高いため、いかにミスを減らせるかが重要となってくる。 |
2017年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 40分(2科目80分) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 理論 | 同位体の知識に関する問題 | マーク | 標準 |
| 2 | 理論 | 配位子に関する問題 | マーク | やや易 |
| 3 | 理論 | 結晶格子に関する計算問題 | マーク | 標準 |
| 4 | 理論 | 希薄溶液に関する問題。凝固点降下、モル沸点上昇、浸透圧の知識が必要 | マーク | 標準 |
| 5 | 理論 | 気体に関する計算問題 | マーク | やや易 |
| 6 | 理論 | イオン結合に関する問題 | マーク | やや易 |
| 7 | 理論 | 平衡に関する問題。ル・シャトリエの法則を考える。 | マーク | やや易 |
| 8 | 理論 | 炭化水素の燃焼に関する計算問題。平均分子量からメタンとエタンの物質量比を求める | マーク | 標準 |
| 9 | 無機 | 金属イオンの沈殿に関する知識問題 | マーク | 標準 |
| 10 | 理論 | 電気分解の計算問題 | マーク | やや易 |
| 11 | 理論 | 気体の密度に関する問題。分子量を考えれば比較できる。 | マーク | やや易 |
| 12 | 理論 | 沸点に関する問題。分子量が大きいほど沸点も大きい。 | マーク | やや易 |
| 13 | 理論 | 硝酸の工業的製法に関する知識問題。 | マーク | やや難 |
| 14 | 無機理論 | 硫酸イオンの定量に関する問題。 | マーク | やや難 |
| 15 | 有機 | 土器、磁器、陶器の比較。 | マーク | やや難 |
| 16 | 無機 | 触媒に関する知識問題。 | マーク | やや難 |
| 17 | 無機 | 金属イオンの反応に関する問題。 | マーク | 標準 |
| 18 | 有機理論 | 有機化合物の構造決定。 | マーク | 標準 |
| 19 | 有機理論 | 油脂に関する問題。 | マーク | 標準 |
| 20 | 有機 | 高分子化合物の平均分子量の計算。 | マーク | 標準 |
| 21 | 有機 | 糖に関する酵素、基質の知識問題。 | マーク | やや易 |
| 22 | 有機理論 | ポリペプチドに関する計算問題。 | マーク | 標準 |
| 23 | 有機 | 陽イオン交換樹脂によるアミノ酸の分離 | マーク | 標準 |
| 24 | 有機 | ゴムに関する知識問題 | マーク | やや易 |
| 25 | 無機 | 海水の電気分解、イオン交換膜による海水の濃縮を考える | マーク | 標準 |
傾向と対策
| 標準的な問題が多いが、やや難易度の高い問題も散見される。レベルの高い問題集での対策も必要になるだろう。40分で25問というハードな時間設定であるので、解ける問題から手を付け、スピードを意識しながら解いていきたい。 |
2016年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 80分(2科目) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード | ★★☆☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 理論 | 1.イオンの電子配置 2.同位体の存在比 3.結晶格子と密度 4.溶解度 5.蒸気圧曲線と沸点上昇 6.平衡定数 7.燃焼速度 8.燃焼熱 9.金属の還元力の強さ 10.電気分解 | 選択 | 標準 |
| 2 | 無機 | 11.アンモニアソーダ法 12.酸素→オゾンの体積変化 13.金属イオンの分離 14.ガラスの原料と種類 15.オストワルト法 | 選択 | 標準 |
| 3 | 有機 | 16.アルコールとエーテルの識別試薬 17.カルボン酸の性質 18.アゾ染料 19.エステルの加水分解 20.油脂と高級脂肪酸 21.合成繊維と合成樹脂 22.ポリエチレンテレフタレートと重合度 23.タンパク質の構造と性質 24.合成高分子の重合度 25.グルコースの構造と性質 | 選択 | 標準 |
傾向と対策
| 計算を必要とする問題が25問中14題あり、特に前半の理論分野に集中している。また、無機・有機の正誤問題は、選択肢の中で計算が必要なものや正確な知識がないと判断に迷ってしまうものもある。試験時間が2科目で80分ということもあり、難易度が高いわけではないが時間的には厳しい試験となっている。基礎から標準の問題を何度も反復すること、過去問を使い時間配分・解答順などに慣れておくことが必要である。 |
2015年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | |
| 難易度 | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | ||||
| 2 | ||||
| 3 |
傾向と対策
| 問題数が多いが、計算問題は迅速に解くこと 化学Ⅰから出題され、基本的な問題が出題される。難問は出題されないが、試験時間が短いためケアレスミスの無いように迅速に問題を解いていく必要がある。理論分野に重点が置かれており、計算問題が多く出題される。無機分野は各元素の性質に関する知識が問われるため、製法や性質などをまとめておきたい。有機分野はベンゼンマップを書けるようにしておき、各物質をどう反応させて何が得られるか、などに重点を置いて知識を整理しておくとよい。元素分析や異性体の問題にも多く触れておきたい。 |
2019年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 80分(2科目) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 細胞 | 細胞分裂 | 選択 | やや易 |
| 2 | 動物の反応 | 筋収縮の流れ | 選択 | 易 |
| 3 | 免疫 | 細胞性免疫の流れ | 選択 | 易 |
| 4 | 遺伝情報 | ゲノムと遺伝子の関係性 | 計算・選択 | やや易 |
| 5 | 生態 | 捕食被食の表の読み取り | 選択 | やや易 |
| 6 | 代謝 | 有機物の分解課程 | 選択 | 易 |
| 7 | 代謝 | シュウ酸鉄(Ⅲ)の働き | 選択 | 易 |
| 8 | 生殖・発生 | ビコイドとナノス | 選択 | 標準 |
| 9 | 遺伝情報 | コドン暗号の成り立ち | 選択 | やや易 |
| 10 | 生殖・発生 | 根端分裂組織の実験考察 | 選択 | やや易 |
| 11 | 植物の反応 | フィトクロムの性質 | 選択 | 易 |
| 12 | 動物の反応 | ミツバチの8の字ダンス | 選択 | 易 |
| 13 | 動物の反応 | 個体群密度 | 選択 | やや易 |
| 14 | 動物の反応 | 群れの大きさの決まり方 | 選択 | やや易 |
| 15 | 進化・分類 | 旧口動物(先口動物) | 選択 | 易 |
| 16 | 進化・分類 | 脊椎動物の特徴 | 選択 | 易 |
| 17 | 遺伝情報 | 塩基配列とアミノ酸への翻訳 | 選択 | 易 |
| 18 | 遺伝情報 | 突然変異 | 選択 | 易 |
| 19 | 進化・分類 | 進化的距離が近いもの | 選択・計算 | 易 |
| 20 | 進化・分類 | 進化的距離が近いもの | 選択・計算 | 易 |
| 21 | 進化・分類 | 系統樹の作成 | 選択・計算 | 易 |
| 22 | 体内環境 | 血糖値上昇ホルモン | 選択 | 易 |
| 23 | 体内環境 | 自己免疫反応 | 選択 | 易 |
| 24 | 体内環境 | 糖尿病 | 選択 | 易 |
| 25 | 体内環境 | 糖尿病 | 選択 | 易 |
傾向と対策
| 1題1問のマークシート形式。25題2科目で80分となる。問題自体は簡単なものが多く、時間が短い。マークするだけでもかなり時間を取られるので正確さとスピードが要求される。 出題内容はやや生態と進化・系統、遺伝情報の出題が多い。2019年は代謝の問題も多く、広く正確な知識を要求される。 問題の難易度はやや難しい問題もあるが基本的なものが多く、標準的なもの少しある。化学に対して生物はやや時間がかかりやすい問題が多い。一方で選択肢から絞り込むことが化学以上にやりやすくなっており、過去問を解く際に丁寧に解くのではなく、早く解けるよう選択肢を見て考えることを減らすのが重要となる。日ごろから早く問題を解くことを心掛けて、大学入学共通試験レベルの問題を即答する力をつけたい。 |
2017年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 80分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 進化 | 進化と系統分類 | 選択 | 標準 |
| 2 | 細胞 | 細胞の大きさ | 選択 | 標準 |
| 3 | 遺伝 | ゲノムと遺伝子 | 選択 | 標準 |
| 4 | 遺伝 | 遺伝情報 | 選択 | 標準 |
| 5 | 動物反応 | 血液とリンパ系 | 選択 | 標準 |
| 6 | 生態 | 植生の調査 | 選択 | 標準 |
| 7 | 動物反応 | 血糖量調節 | 選択 | 標準 |
| 8 | 生態 | 物質循環 | 選択 | 標準 |
| 9 | 生態 | 生態系 | 選択 | 標準 |
| 10 | 細胞 | 膜輸送 | 選択 | 標準 |
| 11 | 代謝 | 呼吸と発酵 | 選択 | 標準 |
| 12 | 細胞 | 細胞骨格 | 選択 | 標準 |
| 13 | 遺伝 | 遺伝子とコドン | 選択 | 標準 |
| 14 | 動物 | 興奮伝達の仕組み | 選択 | 標準 |
| 15 | 植物 | 植物ホルモンの事実について | 選択 | 標準 |
| 16 | 植物 | 植物ホルモンの事実について | 選択 | 標準 |
| 17 | 発生 | 発生と遺伝子 | 選択 | 標準 |
| 18 | 生殖 | 花の形態分化に関するABC遺伝子 | 選択 | 標準 |
| 19 | 遺伝 | 染色体と乗り換え | 選択 | 標準 |
| 20 | 生態 | 生物の集団 | 選択 | 標準 |
| 21 | 生態 | 生態系とエネルギー | 選択 | 標準 |
| 22 | 進化 | 示準化石 | 選択 | 標準 |
| 23 | 進化 | ハーディ・ワインベルクの法則 | 選択 | 標準 |
| 24 | 進化 | 細菌と古細菌 | 選択 | 標準 |
| 25 | 進化 | 動物の系統分類 | 選択 | 標準 |
傾向と対策
| 全問マーク式で25題から成る。選択肢で問われるのには事実や結果から読み取れるものを選ばせる問題が多く、計算問題2~5題出題される。生態と進化・系統が多い。時間が短いので苦手分野を都度克服することと、計算問題の練習で時間の短縮に向けた対策が必要。 |
2015年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 80分(2科目) |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 生物Ⅰ | 〈細胞〉細胞の構造とはたらき,単細胞生物 | マーク | 標準 |
| 2 | 生物Ⅰ | 〈細胞〉体細胞分裂の細胞周期 | マーク | 標準 |
| 3 | 生物Ⅰ | 〈細胞〉浸透圧,能動輸送 | マーク | 標準 |
| 4 | 生物Ⅰ | 〈実験〉ミクロメーターによる測定 | マーク | 標準 |
| 5 | 生物Ⅰ | 〈生殖と発生〉発生のしくみ | マーク | 標準 |
| 6 | 生物Ⅰ | 〈刺激の受容と反応〉動物の行動(走性) | マーク | 標準 |
| 7 | 生物Ⅰ | 〈刺激の受容と反応〉神経系 | マーク | 標準 |
| 8 | 生物Ⅰ | 〈刺激の受容と反応〉神経の興奮と伝導・伝達 | マーク | 標準 |
| 9 | 生物Ⅰ | 〈遺伝〉伴性遺伝 | マーク | 標準 |
| 10 | 生物Ⅰ | 〈遺伝〉連鎖と組換え | マーク | 標準 |
| 11 | 生物Ⅰ | 〈刺激の受容と反応〉自律神経系 | マーク | 標準 |
| 12 | 生物Ⅰ | 〈内部環境の恒常性〉自律神経とホルモン | マーク | 標準 |
| 13 | 生物Ⅰ | 〈内部環境の恒常性〉免疫 | マーク | 標準 |
| 14 | 生物Ⅰ | 〈植物の反応と調節〉オーキシンのはたらき | マーク | 標準 |
| 15 | 生物Ⅰ | 〈植物の反応と調節〉炭酸同化 | マーク | 標準 |
| 16 | 生物Ⅱ | 〈代謝とエネルギーの調達〉酵素反応の阻害と調節 | マーク | 標準 |
| 17 | 生物Ⅱ | 〈個体群と生物群集〉個体群密度 | マーク | 標準 |
| 18 | 生物Ⅱ | 〈個体群と生物群集〉反作用 | マーク | 標準 |
| 19 | 生物Ⅱ | 〈生物群集と生態系〉植物群落の遷移 | マーク | 標準 |
| 20 | 生物Ⅱ | 〈生物群集と生態系〉生態系内のエネルギーの流れ | マーク | 標準 |
| 21 | 生物Ⅱ | 〈刺激の受容と反応〉グリセリン筋の収縮実験 | マーク | 標準 |
| 22 | 生物Ⅱ | 〈代謝とエネルギーの調達〉窒素同化 | マーク | 標準 |
| 23 | 生物Ⅱ | 〈生物の起源と進化〉生命の起源 | マーク | 標準 |
| 24 | 生物Ⅱ | 〈生物の起源と進化〉生物進化の歴史 | マーク | 標準 |
| 25 | 生物Ⅰ | 〈遺伝〉一遺伝子雑種の遺伝 | マーク | 標準 |
傾向と対策
| 2014年度からは「生物Ⅰ」に加え,「生物Ⅱ」も出題範囲となった。全分野からまんべんなく出題されるので,教科書を完全に理解すること。教科書の探求,発展学習等からも出題されるので目を通しておく。問題自体は標準的であるが,解答時間が2科目で80分とかなり短いので,速く正確に解けるよう練習しておくこと。遺伝や実験問題の計算は時間がかかるので,時間配分にも注意したい。 |
2014年度入試
| 科目 | 解答時間 | ||
| 難易度 | スピード |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | ||||
| 2 | ||||
| 3 | ||||
| 4 | ||||
| 5 |
傾向と対策
| 全問マークシート方式の出題となっている。 生物Ⅰから出題されていた。(2014年度は「生物Ⅰ・Ⅱ」となる予定。)全分野からまんべんなく出題されるため知識に穴が無いよう、各単元を徹底的に学習しておく必要がある。 実験考察問題も出題されるため、教科書に載っている実験は手順や目的などを完璧に理解しておく必要がある。試験時間が短いため、過去問を繰返し演習するなど各問題の解き方の型を身体に染み付けておき、本番ではスムーズに解いていきたい。 |
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