自治医科大学大学医学部│生物の傾向と対策

自治医科大学医学部の傾向と対策(生物)を、年度ごとに掲載しております。過去から遡って確認する事により、より良い傾向を掴み対策を立てることが可能です。

 

※難易度・スピードの☆印は5段階評価になります。

2020年度入試

科目 解答時間
難易度 ☆☆☆☆☆ スピード ☆☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1
2
3

傾向と対策


2019年度入試

科目 生物 解答時間 2科目80分
難易度 ☆☆ スピード ☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1 細胞 細胞分裂 選択 やや易
2 動物の反応 筋収縮の流れ 選択
3 免疫 細胞性免疫の流れ 選択
4 遺伝情報 ゲノムと遺伝子の関係性 計算・選択 やや易
5 生態 捕食被食の表の読み取り 選択 やや易
6 代謝 有機物の分解課程 選択
7 代謝 シュウ酸鉄(Ⅲ)の働き 選択
8 生殖・発生 ビコイドとナノス 選択 標準
9 遺伝情報 コドン暗号の成り立ち 選択 やや易
10 生殖・発生 根端分裂組織の実験考察 選択 やや易
11 植物の反応 フィトクロムの性質 選択
12 動物の反応 ミツバチの8の字ダンス 選択
13 動物の反応 個体群密度 選択 やや易
14 動物の反応 群れの大きさの決まり方 選択 やや易
15 進化・分類 旧口動物(先口動物) 選択
16 進化・分類 脊椎動物の特徴 選択
17 遺伝情報 塩基配列とアミノ酸への翻訳 選択
18 遺伝情報 突然変異 選択
19 進化・分類 進化的距離が近いもの 選択・計算
20 進化・分類 進化的距離が近いもの 選択・計算
21 進化・分類 系統樹の作成 選択・計算
22 体内環境 血糖値上昇ホルモン 選択
23 体内環境 自己免疫反応 選択
24 体内環境 糖尿病 選択
25 体内環境 糖尿病 選択

傾向と対策

1題1問のマークシート形式。25題2科目で80分となる。問題自体は簡単なものが多く、時間が短い。マークするだけでもかなり時間を取られるので正確さとスピードが要求される。

出題内容はやや生態と進化・系統、遺伝情報の出題が多い。2019年は代謝の問題も多く、広く正確な知識を要求される。

問題の難易度はやや難しい問題もあるが基本的なものが多く、標準的なもの少しある。化学に対して生物はやや時間がかかりやすい問題が多い。一方で選択肢から絞り込むことが化学以上にやりやすくなっており、過去問を解く際に丁寧に解くのではなく、早く解けるよう選択肢を見て考えることを減らすのが重要となる。日ごろから早く問題を解くことを心掛けて、大学入学共通試験レベルの問題を即答する力をつけたい。


2018年度入試

科目 解答時間
難易度 ☆☆☆☆☆ スピード ☆☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度

傾向と対策


2017年度入試

科目 生物 解答時間 2科目80分
全問マーク式で、短時間で25問答える。 生態 進化系統
難易度 ☆☆☆ スピード ☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1 進化 進化と系統分類 選択 標準
2 細胞 細胞の大きさ 選択 標準
3 遺伝 ゲノムと遺伝子 選択 標準
4 遺伝 遺伝情報 選択 標準
5 動物反応 血液とリンパ系 選択 標準
6 生態 植生の調査 選択 標準
7 動物反応 血糖量調節 選択 標準
8 生態 物質循環 選択 標準
9 生態 生態系 選択 標準
10 細胞 膜輸送 選択 標準
11 代謝 呼吸と発酵 選択 標準
12 細胞 細胞骨格 選択 標準
13 遺伝 遺伝子とコドン 選択 標準
14 動物 興奮伝達の仕組み 選択 標準
15 植物 植物ホルモンの事実について 選択 標準
16 植物 植物ホルモンの実験について 選択 標準
17 発生 発生と遺伝子 選択 標準
18 生殖 花の形態分化に関するABC遺伝子 選択 標準
19 遺伝 染色体と乗り換え 選択 標準
20 生態 生物の集団 選択 標準
21 生態 生態系とエネルギー 選択 標準
22 進化 示準化石 選択 標準
23 進化 ハーディ・ワインベルクの法則 選択 標準
24 進化 細菌と古細菌 選択 標準
25 進化 動物の系統分類 選択 標準

傾向と対策

全問マーク式で25題から成る。選択肢で問われるのには事実や結果から読み取れるものを選ばせる問題が多く、計算問題2~5題出題される。生態と進化・系統が多い。時間が短いので苦手分野を都度克服することと、計算問題の練習で時間の短縮に向けた対策が必要。

2016年度入試

科目 解答時間
難易度 ☆☆☆☆☆ スピード ☆☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度

傾向と対策


2015年度入試

科目 生物 解答時間 80分(2科目)
難易度 ☆☆☆ スピード ☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1 生物Ⅰ 〈細胞〉細胞の構造とはたらき,単細胞生物 マーク 標準
2 生物Ⅰ 〈細胞〉体細胞分裂の細胞周期 マーク 標準
3 生物Ⅰ 〈細胞〉浸透圧,能動輸送 マーク 標準
4 生物Ⅰ 〈実験〉ミクロメーターによる測定 マーク 標準
5 生物Ⅰ 〈生殖と発生〉発生のしくみ マーク 標準
6 生物Ⅰ 〈刺激の受容と反応〉動物の行動(走性) マーク 標準
7 生物Ⅰ 〈刺激の受容と反応〉神経系 マーク 標準
8 生物Ⅰ 〈刺激の受容と反応〉神経の興奮と伝導・伝達 マーク 標準
9 生物Ⅰ 〈遺伝〉伴性遺伝 マーク 標準
10 生物Ⅰ 〈遺伝〉連鎖と組換え マーク 標準
11 生物Ⅰ 〈刺激の受容と反応〉自律神経系 マーク 標準
12 生物Ⅰ 〈内部環境の恒常性〉自律神経とホルモン マーク 標準
13 生物Ⅰ 〈内部環境の恒常性〉免疫 マーク 標準
14 生物Ⅰ 〈植物の反応と調節〉オーキシンのはたらき マーク 標準
15 生物Ⅰ 〈植物の反応と調節〉炭酸同化 マーク 標準
16 生物Ⅱ 〈代謝とエネルギーの調達〉酵素反応の阻害と調節 マーク 標準
17 生物Ⅱ 〈個体群と生物群集〉個体群密度 マーク 標準
18 生物Ⅱ 〈個体群と生物群集〉反作用 マーク 標準
19 生物Ⅱ 〈生物群集と生態系〉植物群落の遷移 マーク 標準
20 生物Ⅱ 〈生物群集と生態系〉生態系内のエネルギーの流れ マーク 標準
21 生物Ⅰ 〈刺激の受容と反応〉グリセリン筋の収縮実験 マーク 標準
22 生物Ⅱ 〈代謝とエネルギーの調達〉窒素同化 マーク 標準
23 生物Ⅱ 〈生物の起源と進化〉生命の起源 マーク 標準
24 生物Ⅱ 〈生物の起源と進化〉生物進化の歴史 マーク 標準
25 生物Ⅰ 〈遺伝〉一遺伝子雑種の遺伝 マーク 標準

傾向と対策

2014年度からは「生物Ⅰ」に加え,「生物Ⅱ」も出題範囲となった。全分野からまんべんなく出題されるので,教科書を完全に理解すること。教科書の探求,発展学習等からも出題されるので目を通しておく。問題自体は標準的であるが,解答時間が2科目で80分とかなり短いので,速く正確に解けるよう練習しておくこと。遺伝や実験問題の計算は時間がかかるので,時間配分にも注意したい。

2014年度入試

傾向と対策

全問マークシート方式の出題となっている。

生物Ⅰから出題されていた。(2014年度は「生物Ⅰ・Ⅱ」となる予定。)全分野からまんべんなく出題されるため知識に穴が無いよう、各単元を徹底的に学習しておく必要がある。

実験考察問題も出題されるため、教科書に載っている実験は手順や目的などを完璧に理解しておく必要がある。試験時間が短いため、過去問を繰返し演習するなど各問題の解き方の型を身体に染み付けておき、本番ではスムーズに解いていきたい。