聖マリアンナ医科大学医学部│物理の傾向と対策

聖マリアンナ医科大学医学部の傾向と対策(物理)を、年度ごとに掲載しております。過去から遡って確認する事により、より良い傾向を掴み対策を立てることが可能です。

 

※難易度・スピードの☆印は5段階評価になります。


2019年度

科目 物理 解答時間 2科目150分
小問集合を含めると全分野からの出題となっている。
難易度 ☆☆☆ スピード ☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1 小問集合 水平投射 電流が作る磁場 電子波の波長 空欄補充 標準
2 力学 万有引力 人工衛星

苦手にしている人が多いケプラーの第二法則、第三法則の問題である。

記述 やや難
3 電磁気 電流計・電圧計の内部抵抗

オームの法則

記述 標準
4 波動 気柱の振動

固有振動の基本的な問題である。完答したい。

記述 標準
5 熱力学 気体の分子運動論と状態変化

分子運動論の類題を解いておきたい。

記述 標準

傾向と対策

問題数が多いが、その分回答時間も長く設定されている。難問はない。基本を問われる問題が多く出題されている。標準的な問題集で演習をしてから入試に臨みたい。

2018年度入試

科目 物理 解答時間 150分(2科目)
全範囲から標準的な問題が出題されている。時間配分に注意。 原子 波動
難易度 ☆☆☆☆ スピード ☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1 小問集合 (1)浮力(2)波動方程式(3)水素原子の線スペクトル(4)ボルツマン定数を使った状態方程式の問題。 空欄補充 標準
2 力学 水平面に置かれたバネ振り子の問題。周期に気をつけて解くことが大事。標準的な問題でミスは要注意である。 記述 標準
3 電磁気 平行板コンデンサー内の電気力線、電界、力の問題。(1)を注意して解くことが最重要。ここでミスをすると全滅もある。問題文をよく読み、熟考して欲しい。 記述 やや難
4 原子 X線の発生の問題。原子の問題の練習量が問われている。教科書を読み、しっかり理解しておきたい問題。文字での解答なので時間も節約したい。 記述 標準
5 熱力学 比熱の問題。落ち着いてミスなく解きたい問題。計算も面倒ではない。 記述 標準

傾向と対策

ほとんど標準的な問題である。毎年、教科書の全範囲からもれなく出題されている。時間配分が難しいが、ミスなく解きたい問題ばかりである。ただ、それぞれの大問の(1)の問題のミスは命取り。しっかり読み取って他の問題に繋げたい。

2017年度入試

科目 解答時間
難易度 ☆☆☆☆☆ スピード ☆☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度

傾向と対策


2016年度入試

科目 解答時間
難易度 ☆☆☆☆☆ スピード ☆☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度

傾向と対策


2015年度入試

科目 物理 解答時間 150分(2科目)
難易度 ☆☆☆☆☆ スピード ☆☆☆☆☆

設問別分析表

大問 区分 内容 解答方式 難易度
1 小問集合 力学,電磁気,熱力学,波動 記述 易しい
2 力学 液体中での物体の単振動 記述 標準
3 電磁気学 コンデンサ回路 記述 やや易
4 波動 音波の伝搬 記述 やや易
5 熱力学 気体の混合 記述 易しい

傾向と対策

基本的な問題による構成ではあるが,図やグラフの読み取り,論理的に導出 過程を示す力,描図なども求められる。それゆえ,普段の演習において単に答えを導き出すだ けではなく,その過程を正確に記述する訓練や,与えられた問題から状況を把握し図示化する 訓練も行っておく必要がある。また,身近な現象についても問われることがあるので,普段か ら図録なども参考に勉強を進めるとよい。

2014年度入試

傾向と対策

まんべんなく出題されるため、苦手分野をひとつでもなくしたい

全分野から幅広い知識が問われる。教科書レベルの知識が問われることが多いが、論述問題が出題されることもあるので、文章を書けるレベルまで、教科書を徹底的に読み込んでおく必要がある。用語の定義などを中心に復習してほしい。