久留米大学医学部の受験情報│入試問題の傾向と対策

久留米大学医学部概略
久留米大学医学部は、1928(昭和3)年に九州医学専門学校として創設された、私立医学部の中でも長い歴史と伝統を誇る大学です。「国手の理想は常に仁なり」という医学科理念のもと、患者の痛みを理解し、常に寄り添うことのできるヒューマニズムに富んだ医師の育成を掲げています。
福岡県久留米市という地域に根ざし、筑後・北部九州における地域医療の要として大きな役割を担い続けてきました。高度化する現代医療に対応するだけでなく、時代や社会、そして地域の多様なニーズに応えられる人間性と良識を備えた医療人の養成を目標としています。
古くから「臨床の久留米」と称されるように、実践的な臨床教育を重視している点も大きな特徴です。附属病院等の充実した医療環境において、知識と技術だけでなく、チーム医療の実践に必要な態度と習慣を身につけ、将来の地域医療や最先端研究を牽引する人材を数多く輩出しています。
久留米大学ホームページ紹介
久留米大学医学部の特徴
「国手の理想は常に仁なり」の理念を基盤とし、思いやりの心を持つ医師の育成に注力しています。単に疾患を診るのではなく、患者の背景や心情に寄り添い、信頼関係を築くことができる人間性の涵養を重視したカリキュラムが組まれています。
歴史的に「臨床の久留米」として知られ、現場で即戦力となる高い臨床能力の育成に定評があります。豊富な症例を持つ久留米大学病院等での実習を通じて、高度な知識・技能とともに、実際の診療現場で必要とされる実践力を身につけることができます。
複雑化する現代医療において不可欠な「チーム医療」を実践するため、他職種と協働する態度と習慣を学びます。他者への配慮や高い倫理観を持ち、医療チームの中で適切なコミュニケーションを図りながら役割を果たす能力を養います。
地域医療の拠点としての社会的責任を背景に、時代や地域の多様なニーズに柔軟に対応できる医師の育成を目指しています。最新の医療技術の修得とともに、社会の動向を見据え、地域社会に貢献しようとする高い志を育みます。
医学科理念と3つのポリシー
久留米大学医学部医学科では、医学科理念のもと「3大目標」を掲げ、それに基づいた明確な3つのポリシーを定めています。
医学や医療の知識・技能を能動的かつ積極的に修得できる基礎学力と学習能力がある学生を求めています。また、診療や研究で実践的に活躍できる人間性・協調性・倫理観を持ち、時代や地域の多様なニーズに対応できる柔軟性と向上心を備えた人物を歓迎しています。
地域医療の良き担い手となるヒューマニズムに富む医師の育成と、高水準の医療・最先端の研究を推進する人材育成を目的とし、3大目標に沿ったカリキュラムを編成しています。基礎医学から臨床医学までを体系的に学び、チーム医療の実践に必要な態度を身につける教育を実施しています。
医師や研究者として必要な知識と技術水準を備えていること、患者に寄り添いチーム医療を実践できること、そして社会や地域のニーズに対応できる人間性と良識を身につけていることが求められます。これらの目標を達成し、高い倫理観と責任感を持って医療を継続的に実践できる者に学位が授与されます。
基本情報
| 住所 | 福岡県久留米市旭町67 |
|---|---|
| 初年度納入金額 | 9,313,000円 |
| 学納金6年間総額 | 36,378,000円 |
| 募集人数 | 114名 一般(前期):約75名 一般(後期):約5名 学校推薦型選抜A日程:8名 久留米大学特別枠推薦型選抜:20名 福岡大学特別枠推薦型選抜:4名 自己推薦型選抜:2名 |
| 偏差値 | 67.1 |
| 国試合格率 | 83% |
| 主な就職先 | 久留米大学病院 |
| 男女比 | 62:38 |
久留米大学医学部入試 一般選抜募集状況
| 年度 | 志願者数 | 受験者数 | 正規合格者数 | 繰上合格者数 | 総合格者数 | 倍率 | 補欠到達順位の目安 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 1,493 | 1,406 | 136 | 19 | 155 | 9.6 | 38番前後〜80番前後 |
| 2024 | 1,383 | 1,274 | 137 | 27 | 164 | 8.4 | 40番台まで |
| 2023 | 1,279 | 1,183 | 130 | 34 | 164 | 7.8 | 60番台まで |
| 2022 | 1,571 | 1,398 | 115 | 34 | 149 | 10.5 | 54番まで確認〜60番台 |
| 2021 | 2,034 | 1,888 | 127 | 27 | 154 | 13.2 | 要確認 |
| 2020 | 2,056 | 1,823 | 120 | 38 | 158 | 13.0 | 要確認 |
| 2019 | 1,798 | 1,568 | 137 | 33 | 170 | 10.6 | 67番まで |
| 2018 | 2,061 | 1,871 | 137 | 31 | 168 | 12.3 | 20位以上確認 |
| 2017 | 1,951 | 1,811 | 141 | 33 | 174 | 11.2 | 53番まで |
| 2016 | 1,929 | 1,805 | 136 | 30 | 166 | 10.9 | 53番まで |
久留米大学 医師国家試験 合格率
| 回数(実施年) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第119回(2025年) | 129人 | 107人 | 82.9% |
| 第118回(2024年) | 119人 | 101人 | 84.9% |
| 第117回(2023年) | 130人 | 120人 | 92.3% |
| 第116回(2022年) | 135人 | 105人 | 77.8% |
| 第115回(2021年) | 125人 | 113人 | 90.4% |
| 第114回(2020年) | 121人 | 113人 | 93.4% |
| 第113回(2019年) | 129人 | 109人 | 84.5% |
| 第112回(2018年) | 126人 | 105人 | 83.3% |
| 第111回(2017年) | 135人 | 120人 | 88.9% |
| 第110回(2016年) | 138人 | 117人 | 84.8% |
久留米大学 医学部入試 傾向と対策
2025年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 90分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 語彙 | 語彙・成句の短文空所補充 準1級レベルの語彙力が求められる。文脈に即した適切な語を選択する。 |
選択 | 標準 |
| 2 | 読解 | 不要文排除問題 パラグラフの論理展開を読み解き、文脈に合わない1文を指摘する。 |
選択 | 標準 |
| 3 | 語句整序 | 長文中の語句整序 文法・語法の知識だけでなく、文脈から並べ替えの意図を把握する必要がある。 |
選択 | 標準 |
| 4 | 長文読解 | 空所補充・内容真偽 日本社会における更年期障害の理解など、社会的なテーマの長文を読み解く。 |
選択 | 標準 |
| 5 | 長文読解 | 内容真偽・要約選択 睡眠不足が利他的行動に与える影響についての実験内容。高い精読力が必要。 |
選択 | 標準 |
| 6 | 英文・和文要約 | 要約作成 指定された英文を完成させる要約と、日本語による内容要約。ポイントの抽出力が鍵。 |
作文・記述 | 標準 |
傾向と対策
| 2025年度も大問6題構成が維持され、解答形式は第1問から第5問までが選択式、第6問が記述式(作文を含む)であった。全体的な難易度は例年並みの標準レベルであるが、総語数が多く、かつ最後に記述問題が控えているため、90分という制限時間内では高い処理スピードが要求される。 出題トピックは、ベートーヴェンのDNA解析や睡眠と社会的行動、更年期障害の経済損失など、医学・自然科学・社会問題を背景とした専門性の高い内容が目立つ。設問自体は標準的であるものの、選択肢や本文に使われる語彙のレベルは英検準1級程度と高く、文法知識に加えて高い語彙力が得点の明暗を分ける。 対策としては、医学系単語帳などで背景知識を補いつつ、抽象度の高い英文を速読・精読する訓練が不可欠である。特に久留米大学特有の「不要文排除」や「要約問題」は、パラグラフごとの要旨を素早く掴む練習を積むことで対応力を養う必要がある。記述問題については、日頃から長文の核心部分を短くまとめる習慣をつけておくことが望ましい。 |
2024年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 90分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 語彙 | 語彙・成句の短文空所補充 軽度の症状による救急外来の過多など、医療・社会的な文脈での語彙力が問われる。 |
選択 | 標準 |
| 2 | 読解 | 不要文指摘問題 「睡眠不足の解消」と「ベーグルの歴史」の2題。パラグラフの論理的一貫性を見抜く力が必要。 |
選択 | 標準 |
| 3 | 語句整序 | 長文中の語句整序 「地中海食と認知症予防」がテーマ。文法知識に加え、文脈から正しい語順を導く力が求められる。 |
選択 | 標準 |
| 4 | 長文読解 | 空所補充・内容真偽 「戦略的無能」についての長文。語彙レベルが高く、正確な内容把握が鍵となる。 |
選択 | 標準 |
| 5 | 長文読解 | 内容説明 「山火事と血栓症」がテーマ。医学・自然科学系の専門的な語彙が含まれる長文を精読する力が問われる。 |
選択 | 標準 |
| 6 | 英作文・要約 | 要約作成(30語・50字) 和文を読み指定語数の英語で要約する問題と、英文を読み指定字数の日本語で要約する問題。 |
作文・記述 | 標準 |
傾向と対策
| 2019年度以降、大問6題構成が定着しており、試験時間は90分である 。解答形式は第6問の記述を除き、すべてマークシート方式である 。難易度は全体として標準的だが、問題文や選択肢には英検準1級レベルの難度の高い語彙が多く含まれるため、速読力と同時に高い語彙力が不可欠である 。出題トピックは医学・自然科学系が中心であり、専門用語にある程度慣れておくと有利に進められる 。対策としては、単語帳での語彙強化に加え、多様なトピックの長文を読み込み、各段落の要旨を素早く掴む練習を積むことが重要である 。 |
2023年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 90分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 語彙 | 語彙・成句の短文空所補充 「unconventional」「appease」など、英検準1級レベルの高度な語彙知識が問われる。 |
選択 | 標準 |
| 2 | 読解 | 不要文排除問題 海底施設と沖縄百寿者研究の2題。パラグラフ内の論理展開から逸脱した1文を特定する |
選択 | 標準 |
| 3 | 語句整序 | 長文中の語句整序 海面上昇がテーマ。構文把握力に加え、文脈から並び替えの意図を汲み取る洞察力が求められる。 |
選択 | 標準 |
| 4 | 長文読解 | 空所補充・内容真偽 秘密保持と人権(アイルランドの事例)がテーマ。法的な文脈を含む英文の精読力が試される。 |
選択 | 標準 |
| 5 | 長文読解 | 内容真偽 外傷性脳損傷(TBI)がテーマ。具体的な死因やリスクグループについて、本文と選択肢の緻密な照合が必要。 |
選択 | 標準 |
| 6 | 英文・和文要約 | 要約作成 「シェア型書店」の英語要約(30語)と「ブルガリアの古都」の日本語要約(50字)。ポイントを絞った抽出力が鍵。 |
作文・記述 | 標準 |
傾向と対策
| 2019年度より続く大問6題構成が定着しており、試験時間は90分である。第6問の記述・作文を除き、すべて選択式(マークシート方式)で出題された。全体的な難易度は標準的であるが、長文読解の素材が医学、環境、人権、社会問題と多岐にわたり、専門性の高い語彙も多く含まれるため、速読力とともに高い語彙力が不可欠である。特に久留米大学特有の「不要文排除」や「記述式要約」は、文章全体の論理構成や核心部分を素早く把握する訓練が必要である。対策としては、英検準1級レベルの単語帳で語彙を強化し、日頃から英文の各段落を1文で要約するなどの練習を積んでおくことが望ましい。 |
2022年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 90分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 語彙 | 短文空所補充 「補完代替医療」「寛解」など、医療・学術的な語彙を含む8問。 |
選択 | 標準 |
| 2 | 読解 | 不要文排除 「社会的孤立と孤独」がテーマ。パラグラフの論理展開を乱す一文を特定する。 |
選択 | 標準 |
| 3 | 語句整序 | 長文中の語句整序 「古代エジプトのミイラ」に関する英文。文脈と文法・語法の正確な理解が求められる。 |
選択 | 標準 |
| 4 | 読解 | 空所補充・内容真偽 「食生活と健康」をテーマとした長文。語彙力と文脈把握力が試される。 |
選択 | 標準 |
| 5 | 読解 | 内容説明・内容真偽 「遠隔医療の進展」に関する長文。医学的な背景知識があると読み進めやすい。 |
選択 | 標準 |
| 6 | 要約 | 要約作成(30語・50字) 指定英文を完成させる要約と、日本語による内容要約。簡潔にまとめる力が重要。 |
作文・記述 | 標準 |
傾向と対策
| 大問6題構成、試験時間90分。解答形式は第6問の記述を除きマークシート方式である。語彙レベルは依然として高く、医療系や社会科学系の抽象度の高い英単語への習熟が不可欠である。不要文排除や語句整序など、久留米大学特有の形式は定着しており、過去問を用いた形式への習熟が合格への近道となる。対策としては、速読力を養うとともに、長文の各パラグラフの要旨を素早く掴む練習を積むべきである。第6問の要約は配点も低くないと予想されるため、制限時間内にポイントを過不足なくまとめる訓練が必要である。 |
2021年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 90分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 語彙 | 短文空所補充 英検準1級レベルの語彙が頻出。文脈判断だけでなく純粋な知識も問われる。 |
選択 | 標準 |
| 2 | 読解 | 不要文排除 「プラスチック汚染」がテーマ。文同士のつながりと論理の一貫性を見抜く。 |
選択 | 標準 |
| 3 | 語句整序 | 長文中の語句整序 「マインドフルネス」に関する英文。熟語や文法構造の把握が鍵。 |
選択 | 標準 |
| 4 | 読解 | 空所補充・内容真偽 「気候変動の影響」をテーマとした長文。指示語や接続詞に注意して読み解く。 |
選択 | 標準 |
| 5 | 読解 | 内容説明・内容真偽 「脳の可塑性」に関する専門的な内容。科学的な議論を正確に追う精読力が求められる。 |
選択 | 標準 |
| 6 | 要約 | 要約作成(20語・50字) 2022年より英文要約の語数制限が短く、より凝縮した表現力が求められた。 |
作文・記述 | 標準 |
傾向と対策
| 全体的な構成や難易度は例年通りであった。医学部入試らしい専門性の高いトピックが並び、特に脳科学や環境問題など、背景知識の有無が読解スピードに影響する内容が目立つ。設問自体に奇をてらったものはないが、90分でこれだけの分量を処理するには、迷っている時間はほとんどない。対策としては、文法・語法の基礎を盤石にした上で、医療・科学系の長文に数多く触れ、未知の語彙に出会っても文脈から類推する力を養うことが重要である。第6問の記述対策として、日頃から英文の要旨を英語と日本語の両方で書き出す習慣をつけておくとよい。 |
2025年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 90分 |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 対数、相加・相乗平均 | 対数の計算、相加・相乗平均の関係式 | 空欄補充 | 標準 |
| 2 | ベクトル | 直線と平面のベクトル方程式 | 空欄補充 | 標準 |
| 3 | 微分法 | n次関数のグラフ(極値を通る直線・放物線) | 空欄補充 | 標準 |
| 4 | 場合の数、数列 | 3項間漸化式(独自の操作ルールによる立式) | 空欄補充 | やや難 |
| 5 | 積分法 | 立体図形の体積(球の通過領域の断面積と積分) | 空欄補充 | やや難 |
傾向と対策
| 2025年度も例年通りの大問5題構成が維持され 、解答形式も全問空欄補充であった 。全体的な難易度は各分野の標準的な内容が中心であるが 、解答箇所が非常に多く計算量も膨大なため、90分という制限時間内では極めて高いスピード感が要求される 。出題分野は対数、ベクトル、微積分といった頻出項目がバランスよく配置されており 、特に数学IIIの積分を用いた複雑な立体体積の計算や 、会話文形式で示された特殊なルールを素早く読み解いて立式する漸化式の問題が 、実力の差が出るポイントとなっている。対策としては、まず教科書や標準的な例題を「見た瞬間に解法が浮かび、正確に計算できる」レベルまで習熟させることが不可欠である 。その上で過去問演習を積み、空欄補充形式特有の誘導の流れを掴みながら 、時間配分の感覚を磨いておくことが重要である 。 |
2024年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 90分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 整数の性質 | 方程式の整数解 不定方程式を満たす整数の組を求める、教科書レベルの標準的な問題。 |
空欄補充 | 標準 |
| 2 | 極限 | 無限等比級数、関数の極限 極限の基本操作と無限級数の収束・発散を扱う。正確な計算が求められる。 |
空欄補充 | 標準 |
| 3 | 図形と方程式 | 領域と最大・最小 与えられた不等式の領域を図示し、特定の式の値の範囲を特定する典型問題。 |
空欄補充 | 標準 |
| 4 | 微積分法 | 極方程式、面積、曲線の長さ 数学IIIの範囲から、極方程式で表された曲線の解析と積分による長さの導出。 |
空欄補充 | やや難 |
| 5 | 数列 | 数列、二項定理規則性のある数列の和や、二項定理を用いた係数の決定など。論理的な思考力が試される。 | 空欄補充 | 標準 |
傾向と対策
| 22020年度より全問マークシート方式となり、2023年度からは大問5題構成が継続している 。試験時間は90分で、計算量が多いため、完答には高い処理スピードが要求される 。出題内容は数学IIIの微積分法をはじめ、数列、ベクトル、確率といった頻出分野から幅広く出題される 。難易度は標準的なものが中心であるが、計算が煩雑な設問も含まれる 。対策としては、『青チャート』などの標準的な例題を即座に解法が浮かぶまで習熟させることが先決である 。その上で、過去問演習を通じて、マーク形式特有の誘導に乗りつつ正確に計算を進める力を磨くことが合格への鍵となる。 |
2021年度入試
| 科目 | 英語 | 解答時間 | 90分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★★ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 次方程式、複素数平面 | 3次方程式の解と直角二等辺三角形 解と係数の関係を用い、複素数平面上で三角形が直角二等辺三角形となる条件を求める。 |
空欄補充 | 標準 |
| 2 | 円と直線 | 円と直線の交点、および接する円 円が直線から切り取る線分の長さや、2つの交点を通りy軸に接する円の中心を求める。 |
空欄補充 | 標準 |
| 3 | 漸化式、極限 | 隣接2項間漸化式と$e$の定義を用いた極限 漸化式から一般項を導出し、自然対数の底$e$の定義式に関連した極限値を計算する。 |
空欄補充 | 標準 |
| 4 | 整数の性質 | 約数の個数と総和 「正の約数の個数が12個」という条件を満たす自然数の組み合わせや、その総和を検討する。 |
空欄補充 | 標準 |
| 5 | 積分法 | 面積および回転体の体積(x軸・y軸まわり)三角関数で囲まれた領域の面積に加え、x軸まわりおよびy軸まわりの回転体体積を求める。 | 空欄補充 | やや難 |
| 6 | 絶対値の付いた関数 | 絶対値を含むグラフの共有点2次関数と折れ線グラフの共有点の個数、およびそのx座標の最大値を求める。 | 空欄補充 | 標準 |
傾向と対策
| 2021年度は全問空欄補充(マークシート方式)で、大問6題の構成であった。2023年度以降の5題構成と比較して設問数が多く、90分間で完答するには極めて高い計算スピードと正確性が要求される。出題分野は複素数平面、図形と方程式、数列、整数、微積分など多岐にわたり、高校数学の主要範囲を網羅する内容となっている。特に大問5の体積計算や大問6の絶対値を含む関数の処理など、誘導に乗りつつ手際よく計算を進める力が合否を分ける。対策としては、まずは標準的な例題の解法を瞬時に引き出せるようにし、過去問演習を通じて時間配分の感覚とマーク形式特有の計算技術を磨いておくことが不可欠である。 |
2025年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 2科目120分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 円すい内面の等速円運動と小球の運動
垂直抗力、向心力、周期、力学的エネルギーなどを文字式で導出する。 |
短答式 | 標準 |
| 2 | 熱力学 | 風船内の空気の密度と熱気球の上昇 理想気体の状態方程式とアルキメデスの原理(浮力)を用いた標準的な考察問題。 |
短答式 | 標準 |
| 3 | 電磁気 | 電池の端子電圧と抵抗での消費電力
内部抵抗を考慮した回路計算。最大消費電力の条件や、並列接続の合成抵抗を扱う。 |
短答式 | 標準 |
傾向と対策
| 例年通り大問3題構成であり、2科目120分という制限時間の中で物理に割ける時間は約60分である 。2025年度は力学、熱力学、電磁気の3分野から1題ずつバランスよく出題された 。 難易度は教科書の基本から標準レベルが中心であるが、多くの設問が文字式による導出を求めており、正確な立式能力と計算能力が要求される 。特に大問3のような数値計算では、有効数字を指定された桁数で正確に算出する慣れが必要である 。全体として誘導は丁寧であるが、標準的な解法パターンが身についていないと、小問数の多さから時間不足に陥る可能性がある 。 対策としては、まずは教科書の内容を徹底的に学習し、基本原理に欠落がないようにすることが不可欠である 。その上で、標準レベルの問題集を繰り返し演習し、典型的な物理現象を即座にモデル化できる力を養うべきである 。また、過去には描図や論述問題も出題されているため、単なる公式の暗記に留まらず、図を活用した解法や物理的な理由説明を日頃から練習しておくことが重要である 。 |
2024年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 2科目120分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 一様な棒のつりあいと滑らない条件
剛体のはたらく力のモーメントと摩擦力を扱う、力学の頻出テーマ。 |
短答式 | 標準 |
| 2 | 熱力学 | 理想気体の状態変化とモル比熱 ピストン内の気体が行う仕事や、定積・定圧モル比熱の関係を考察する。 |
短答式 | 標準 |
| 3 | 電磁気 | 相互誘導・描図
コイル間の相互誘導による起電力の導出に加え、グラフの描図問題も含まれる。 |
短答式・描図 | 標準 |
傾向と対策
| 例年、大問3題構成で、理科2科目120分のうち物理に割ける時間は約60分である 。力学と電磁気から各1題、残りの1題は熱力学または波動から出題される傾向にある 。2024年度は熱力学が出題された。難易度は教科書レベルの標準的なものが中心だが、文字式による導出やグラフの描図、時には論述問題も課されるため、多角的な理解が求められる 。計算問題では数値計算の正確性も重要である 。対策としては、まず教科書の全範囲を漏れなく学習し、基本事項を徹底的に理解することが重要である 。その上で、典型的な物理現象を正確にモデル化し、立式から計算までミスなく進めるための演習を積むべきである 。 |
2023年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 2科目120分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 鉛直ばね振り子、地球トンネル内の単振動
基本的なばね振り子に加え、万有引力を復元力とする地球内部での単振動の周期や速さを導出する。 |
短答式 | 標準 |
| 2 | 波動 | 干渉計を用いた屈折率の測定 マイケルソン干渉計に似た装置を用い、光路差の変化や薄膜による位相の変化を考察する。 |
短答式 | 標準 |
| 3 | 電磁気 | 電流がつくる磁場の重ね合わせ
3本の直線電流が作る磁場の合成ベクトルを求め、導線が磁場から受ける力の大きさを算出する。 |
短答式 | 標準 |
傾向と対策
| 例年通り大問3題構成であり、理科2科目120分の中で物理に充てられる時間は約60分である。2023年度は熱力学に代わり波動が出題され、力学、波動、電磁気の3分野からバランスよく構成された。難易度は教科書の基本から標準レベルが中心であるが、文字式による導出が主体であり、正確なモデル化と計算力が要求される。特に大問1の地球トンネルや大問2の干渉計は、典型的な設定を正しく理解しているかで差がつく内容であった。また、大問1の(8)のように具体的な数値計算を求める設問もあり、正確な処理能力が不可欠である。対策としては、まず教科書レベルの基本原理を網羅し、標準的な問題集で解法のパターンを確立すること、さらに文字式での解答や図を用いた考察を丁寧に行う習慣をつけることが重要である。 |
2021年度入試
| 科目 | 物理 | 解答時間 | 2科目120分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★☆☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 力学 | 衝突、ばね、摩擦を伴う物体の運動
壁、または他の物体にばねを介して衝突する際の、エネルギー保存則や摩擦力の仕事を扱う。 |
短答式 | 標準 |
| 2 | 熱力学 | 理想気体の状態変化とサイクル ストッパーのあるシリンダー内での理想気体の変化(A〜E)を追い、温度や熱効率を算出する。 |
短答式 | 標準 |
| 3 | 電磁気 | 磁場・電場中の荷電粒子の運動
金属板間の電場・磁場中を直進する条件や、比電荷、円運動の周期に関する考察。 |
短答式 | 標準 |
傾向と対策
| 例年通りの大問3題構成であり、理科2科目120分のうち物理に割ける時間は約60分であった。2021年度は募集要項に基づき「原子」および生物の特定範囲が出題除外となっていたが、力学・熱力学・電磁気の主要3分野から非常にオーソドックスな問題が出題された。各設問の誘導は丁寧であり、物理的な状況を正確に把握して文字式で表す力が問われている。特に熱力学のサイクル計算や、電磁気での荷電粒子の運動における比電荷の導出など、典型的だが計算の正確性が求められる内容が目立つ。対策としては、教科書や重要問題集レベルの典型的な設定において、ミスなく最後まで計算しきる習慣をつけることが重要である。また、短答式であっても図を描いて力の関係や粒子の軌道を可視化する訓練が、迅速な解法選択につながる。 |
2025年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 2科目120分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 小問集合 | 物質の融点、元素分析、高分子化合物、シャルルの法則、塩の分類 | 短答 | 易 |
| 2 | 理論化学 | 酸化還元滴定、分配係数 | 計算、記述 | やや難 |
| 3 | 無機化学 | 鉄の化学 | 記述、短答 | 標準 |
| 4 | 有機・高分子化学 | 芳香族化合物の構造決定 | 記述、短答、計算 | 標準 |
傾向と対策
| 例年通り大問4題構成である。化学反応式や構造式を書かせる記述問題のほか、有効数字2桁で解答させる計算問題も多い。また、事象の理由を説明させる論述問題が出題されている。2025年度に出題された分配係数を用いた抽出の計算や、複雑な構造式・反応式の記述のように難度の高い問題や計算・論述問題が含まれるため、理科2科目で120分という制限時間の中で時間配分に十分気を付けなければならない。 理論分野は、第1問の小問集合などで問われる教科書レベルの基本内容を確実に学習しておくこと。基本問題に多く取り組みパターンをつかんでから、酸化還元滴定や抽出のような発展問題に取り組むようにするとよい。 無機分野は、それぞれの物質について性質・製法・反応などをひとつひとつ整理して覚えておくこと。2025年度は鉄の製錬や錯イオンの反応が詳しく問われた。無機化学工業は頻出であり、2025年度の鉄の単元でも触れられたハーバー・ボッシュ法(2023年度でも出題)のほか、オストワルト法、接触法、アンモニアソーダ法を中心に学習するとよい。沈殿や水溶液の色(ターンプル青や血赤色など)など、教科書に詳細が記載されていない物質の視覚的な情報については、図説を参考にするとよい。 有機・高分子分野は、アセチレンとベンゼンを中心とした有機化合物の反応を反応系統樹を使って整理しておくとよい。2025年度はナフタレンを起点とした芳香族化合物の誘導(無水フタル酸やサリチル酸など)が出題された。構造決定の問題はエステルなどを中心に実践問題を多く取り組みパターンをつかんでいくとよい。また、2024年度のアミノ酸や2025年度の合成高分子化合物(ポリエチレンテレフタラートなど)の出題に見られるように、糖類・アミノ酸や高分子化合物についても必ず学習しておくこと。 |
2024年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 2科目120分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 小問集合 | 物質の沸点、両性元素、分子の形状、ファントホッフの法則、オキソニウムイオン | 短答 | 易 |
| 2 | 理論化学 | 気体の圧力、熱化学 | 計算、記述 | 標準 |
| 3 | 無機・理論化学 | 1族元素の化学、結晶格子 | 記述、短答 | 標準 |
| 4 | 有機・高分子化学 | アミノ酸の化学 | 記述、短答、計算 | 標準 |
傾向と対策
| 2024年度も例年通りの大問4題構成が維持され、解答形式は構造式や論述、計算中心であった。全体的な難易度は各分野の標準的な内容が中心であるが、解答箇所が多く計算量も多いため、理科2科目で120分(実質60分)理論、無機、有機、高分子といった頻出項目がバランスよく配置されており、特に連結容器を用いた気体の分圧計算や、体心立方格子の充填率の算出、アミノ酸の電離平衡を用いた等電点の計算が、実力の差が出るポイントとなっている。 対策としては、まず教科書や標準的な例題を「見た瞬間に解法が浮かび、正確に計算できる」レベルまで習熟させることが不可欠である。理論分野は、気体の状態方程式や固体の結晶格子、化学平衡などの計算問題に多く取り組み、有効数字2桁での計算処理を素早く行えるようにパターンをつかんでおくこと。無機分野は、1族元素などの各物質の性質を整理して覚えるとともに、論述問題(実在気体のズレや融点の比較など)への対応力も磨いておく必要がある。有機・高分子分野は、アミノ酸の性質や反応(ビウレット反応など)を確実に押さえ、与えられた条件から正確な構造式を描き出せるよう、実践問題を多くこなして時間配分の感覚を磨いておくことが重要である。 |
2023年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 2科目120分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 小問集合 | 気体の密度、溶液の濃度、凝固点降下、ニンヒドリン反応、不斉炭素原子 | 短答 | 易 |
| 2 | 理論化学 | 化学平衡 | 計算、記述、グラフ描画 | 標準 |
| 3 | 無機化学 | 亜鉛・水銀の性質 | 記述、短答 | 標準 |
| 4 | 有機化学 | C3H6O2(エステル)の構造決定 | 記述、短答、計算 | 標準 |
傾向と対策
| 2023年度も例年通りの大問4題構成が維持され、解答形式は構造式や論述、計算中心であった。全体的な難易度は標準レベルであるが、第2問におけるアンモニアの圧平衡定数や存在率、電離定数を用いたpH計算など、計算量が非常に多い。また、事象の理由を説明させる論述問題や、存在率の変化を書き加えるグラフの描図問題が出題されており、理科2科目で120分(実質60分)という制限時間内では極めて高いスピード感と表現力が要求される。 対策としては、まず教科書や標準的な例題を「見た瞬間に解法が浮かび、正確に計算できる」レベルまで習熟させることが不可欠である。 理論分野は、化学平衡や気体の法則、濃度換算に関する計算問題に多く取り組み、複雑な計算処理を素早く正確に行えるようパターンをつかんでおくこと。 無機分野は、各物質の性質・製法・反応などを細かく整理して覚えるだけでなく、「なぜアンモニア水を過剰に加えると亜鉛は溶けてアルミニウムは溶けないのか」といった踏み込んだ理由や原理についても説明できるようにしておくこと。 有機分野は、エステルの加水分解やヨードホルム反応、銀鏡反応など、頻出の官能基の検出反応を反応系統樹を使って整理しておくこと。実践問題を通じて、与えられた条件から素早く化合物を絞り込む構造決定のプロセスに慣れ、時間配分の感覚を磨いておくことが重要である。 |
2022年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 2科目120分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 小問集合 | 電子の数、気体の法則、高分子化学 | 短答 | 標準 |
| 2 | 理論化学 | 気体の圧力、飽和蒸気圧 | 計算、記述 | 標準 |
| 3 | 無機化学 | スズ・鉛の性質 | 記述、短答 | 標準 |
| 4 | 有機化学 | 分子量60の有機化合物の構造決定 | 記述、短答、計算 | 標準 |
傾向と対策
| 出題形式は例年通り、大問4題のうち大問1が小問集合になっている。また、解答のみ記述させる方式であるが、多くの問題で、計算や論述が課される。 例年、小問集合以外に、理論、無機物質、有機化合物からそれぞれ大問1題ずつ出題されている。ただし、無機、有機の大問中にも理論分野の設問がみられることもある。また、有機分野の出題頻度は合成高分子が低い一方で、天然有機化合物が高い。 難易度は全体で標準レベルであるが、計算の分量が多く、物質の分類ごとの総合的な知識が細かいところまで問われ、論述を求められるなど、解答に時間がかかるものが多い。各設問にかける時間をうまく配分したい。 教科書に載っている知識は、細かいところまで漏らさずに押さえたい。そして、理論分野の計算や無機・有機の化学反応などは体系に基づいて分類し、整理しておくとよい。そのうえで、標準的なレベルの入試問題で演習を行うが、そこでは正解を見て済ませるようなことはせず、自分の頭と手を使って解答を導く訓練を重ねて、短時間で多くの問題を処理できるようになろう。 |
2021年度入試
| 科目 | 化学 | 解答時間 | 2科目120分 |
| 難易度 | ★★★☆☆ | スピード | ★★★★☆ |
設問別分析表
| 大問 | 区分 | 内容 | 解答方式 | 難易度 |
| 1 | 小問集合 | 物質量と原子の数の計算、分子間力、化学の基本法則、元素分析、2組の非共有電子対を持つ分子 | 短答 | 易 |
| 2 | 理論化学 | 希薄溶液の性質(凝固点降下) | 計算、記述 | やや難 |
| 3 | 無機化学 | アルミニウムの性質 | 記述、計算、短答 | 標準 |
| 4 | 有機化学 | 芳香族化合物の性質 | 短答、計算 | 標準 |
傾向と対策
| 2021年度も例年通りの大問4題構成が維持され、解答形式は構造式や論述、計算中心であった。また、事象の理由を記述させる論述問題もみられる。有効数字3桁の細かな計算や論述問題があるため、時間配分に気を付けなければならない。 理論分野は、教科書レベルの基本内容を確実に学習しておくこと。基本問題に多く取り組みパターンをつかんでから、凝固点降下などの発展的な計算問題に取り組むようにするとよい。無機分野は、それぞれの物質について性質・製法・反応などをひとつひとつ整理して覚えておくこと。アルミニウムの溶融塩電解などの工業的製法と、その原理についても学習するとよい。有機分野は、芳香族化合物を中心とした反応を反応系統樹を使って整理しておくとよい。抽出操作やエステル化などの実践問題を多く取り組み、構造式を用いた反応式の記述パターンをつかんでいくとよい。 |
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