【講師紹介】PMD医歯薬予備校 鹿児島校

 

目次

鹿児島校の講師を一部ご紹介いたします。

►英語  ►数学  ►理科  ►国語  ►社会

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◆英語◆

 

K 先生

・出身大学

同志社大学文学部

・受験勉強のコツ・ポイント

これまで教えてきて、成績を伸ばせる人とそうでない人の差は、勉強法(何をどれだけどのようにやるか)を確立できているかどうかだと思っています。勉強法が確立できていれば、後はそれを毎日の歯磨きと同じように継続してやっていく。
例えば、A君は、英作文をさせると英語らしい表現や的確な単語を使ってすばらしい英文を書いていました。
彼の勉強法は、長文中の重要な構文や単語を徹底して覚えることでした。単語帳を使って覚えるよりも、実際に読んだ長文中で覚えていくほうがはるかに記憶に残りやすいと気づいたA君は、それをきっかけに毎日原文を書いて暗唱する作業を繰り返していたようです。

もう一人印象に残っているのが、B君。
彼は、勉強法を確立することには熱心でしたが、たくさんの勉強法を頭で考えるだけで、スタートラインに立ったまま走り出さないでいました。
理由は簡単で、この方法で本当に結果が出るのだろうかと躊躇してしまうのです。穿った見方をすれば、楽な方法はないかなと必死に探しているようでした。
大事なことは、楽に(楽しく)勉強を継続していける方法を確立することであって、勉強自体が楽になる方法を探そうなんて無理だということです。

・受験生へメッセージ

Singleness of purpose is one of the chief essentials for the success in life,no matter what may be one’s aim.—-John D.Rockefeller
(目指すものが何であれ、目標に向かってひたむきであることが、人生で成功するための最も重要な要素の一つである。)

 

Y 先生

・出身大学

活水女子大学文学部

・受験勉強のコツ・ポイント

単語を覚える時、すでに覚えていると思い込んでしまっている意味内容や使い方を、再度調べなおして理解を深めること。派生語まで覚えること、カタカナ表記ですでに耳馴染みがある単語も、しっかりとアクセントなども交え、覚えなおすこと。語彙力に限らず、自分が学んだことが絶対であるとは思いこまずに、パターン別で訳し方や構文の作り方を基礎から学習しなおしたり、それに付随する努力を惜しまないことです。
学習した内容を各大学の出題傾向に照らし合わせて必要な文法を効率よく学習することも大切です。特に長文などは背景知識が欠けているとそれだけで設問内容が理解できないということにもなり兼ねないことを踏まえて、語彙力をあげる意味でも深くものを読む演習を繰り返しましょう。

・受験生へメッセージ

自分がなりたい自分へとなるための時間の使い方をしましょう。
今日1時間サボったら年間で何時間無駄にしてしまうことになるのかも考えてみてください。一日10個の知らない単語を覚えたら、年間で3650語の語彙は簡単にあがります。結果をみるより、努力が結果につながると思いましょう。Done is better than perfect!

 

D 先生

・出身大学

日本大学文理学部

・受験勉強のコツ・ポイント

【中学1年生】
・教科書の本文をリピーティング→シャドーイングしてから暗唱、できれば暗写する。
・基本文(目標文)の暗唱をする。→同じ文型で単語を入れ替えて書く。
→基本文を疑問文・否定文に書き換え、対話文を作る。
・単語・熟語・重要表現を覚えたら、それを使って英文を作る。(中1~3)
・教科書の本文のCD、ラジオ・テレビの英語番組、英語の歌や映画を視聴して
英語のリズムや音に慣れる。
・基本から応用まで段階的に編集された問題集を解き問題慣れする。(中1~3)
【中学2年生】
・教科書の本文をリピーティング→シャドーイングしてから暗唱する。
・基本文(目標文)を暗唱・暗写し、単語を入れ替えて、対話文を作る。
・長文読解問題を毎日1つでも解いて長文そのものに慣れる。
・教科書の本文や基本文のCDを何回も聞いてディクテーションする。
【中学3年生】
・教科書の本文をリピーティング→シャドーイングした後、
重要表現を含む英文を暗唱する。
・教科書の本文や基本文のCDを1、2回聞いてディクテーションする。
・基本文(目標文)を暗唱・暗写し、単語を入れ替えて、
対話文やまとまった文章(4文~6文)を書く。
・長文読解問題を毎日時間を計りながら解く。(解答スピードを上げる。)

・受験生へメッセージ

人生初の試練の場として受験(受検)をする人も多いと思います。
自分の行くべき場(高校等)へ自動的に後ろから押し出されて行くことはできません。
保護者や先生方の助言を聞きながら最終的に自分で選択・決定し、その覚悟を持って臨む。それが受験。
同年代の仲間の多くがしのぎを削り自分を高める努力をしています。
辛くて弱音を吐きたい時もあるでしょう。吐いてください。でも翌日は立ち上がって再び前進です。

 

A 先生

・出身大学

国際基督教大学教養学部

・受験勉強のコツ・ポイント

受験英語に一番に求められるのは要領の良さだと思っています。この要領は、豊富な知識の上でしか習得できません。 英語学習の最初のステップは単語、構文などを暗記する地道なプロセスです。その次が、問題を解く過程でその記憶した単語、構文を使うこと。これを繰り返すことで、自分の頭の中に知識の引き出しができていきます。できるだけたくさんの引き出しを用意することが大切ですが、問題を解く上で最も大切なのは、適切な引き出しを最小限開けるだけで済むようにすること、すなわち要領です。途方もないことにように思えるかもしれませんが、まずは目の前にある問題に取り組みましょう。知らなかった単語、訳せなかった文章、それらが勉強することで知識の引き出しとなっていきます。

・受験生へメッセージ

「できなかった」が「できた」になる、成功体験をたくさん積み上げることで自信につなげましょう。

 

◆数学◆

 

下鶴 和彦 先生
(数学・化学・物理)

・出身大学

九州大学理学部

・受験勉強のコツ・ポイント

理系科目の受験勉強のほとんどは問題演習になるでしょう。ただし、問題を解くこと自体が目標ではありません。知識や技法の習得、考察力の鍛錬、解く順序や時間配分までを視野に入れた入試への慣熟など、目的に応じて問題や取り組み方を選ぶことが大切です。
知識を得るためなのに一問に時間をかけすぎていませんか。思考力を鍛えるのにすぐあきらめて解答を見ていませんか。
なんのために問題を解いているのかを常に意識しましょう。

・受験生へメッセージ

努力は必ず報われるか?それはないと痛感した人もいるでしょう。ではなぜ努力するのか?チャンスを逃さないためです。
そして、挑戦を続けた者だけにチャンスはやってきます。疲れたら少し休んで、また頑張ろう。

 

加藤 秀章 先生
(数学・化学・物理)

・出身大学

鹿児島大学共同獣医学部

・受験勉強のコツ・ポイント

過去の傾向をつかんで、その分野の演習をこなすことが大事です。

・受験生へメッセージ

苦しい受験勉強も、必ず未来の自分のためになります。一日一日踏ん張って努力を重ねてください。

 

A 先生 (数学・化学)

・出身大学

鹿児島大学共同獣医学部

・受験勉強のコツ・ポイント

知識や公式は、導き方を理論的に学習しておくことをおすすめします。ただ覚えるだけでは試験の緊張感で忘れてしまったときに困るだけでなく、物事の定義や定理の意味の理解が曖昧なままであると、応用問題に対応できなくなります。また問題を解く中で、こうすればもっと楽に計算できる、など自分なりの近道を見つけるのもよいでしょう。一つの問題でも、色々な方向からアプローチすることを意識して取り組むことが大切だと思います。

・受験生へメッセージ

受験勉強で最も大切なことは危機感を持つことだと考えています。模試等の結果を見れば、現時点で自分がどの位置にいるのかがわかります。志望校(志望学科)合格を最終的な目標として掲げたときに、できるだけ効率良く点数を上げるために今何をすべきかということを、受験までに残された時間を念頭において常に考えることが大事です。合格までの距離をしっかりと把握し、日々の重要さを感じながら学習していけば、徐々に結果が伴ってくるはずです。

 

M 先生 (数学・生物・化学)

・出身大学

鹿児島大学共同獣医学部

・受験勉強のコツ・ポイント

大学入試に挑む上で理解しておいて欲しいことは、過去問が合格に向けての最大のヒントになっているということです。センター試験では全ての教科において、出題傾向は例年ほぼ変わりません。英語であれば、大問5の問1~5はどのような問いが並んでいるのか。国語の大問3で和歌が出た場合と、評論の場合では、問いの並び方にどのような違いがあるのか。最近の過去問から10年分解くだけでも、簡単に自分で出題傾向をつかむことができます。センター型の問題を多く解くのではなく、まずセンター試験の過去問を確実に自分のものにすることを意識して、勉強してみてください。
また、自身の志望大学の過去問においても同様です。例えば数学で、証明問題が過去出たことのない大学なのに証明の練習をする、などということは無駄としか言えません。大学の過去問を数年分解き、傾向を自分で理解することで勉強法を決めていくことが大切です。合格に向けて、主体的に動いていきましょう。

・受験生へメッセージ

合格に向けて、自分に合っていて尚且つ無駄を省いた戦略をたてることができれば必ず勝てます。また、受験勉強は苦しいことも多いと思います。しかし、疲れたときは休むこと。これも非常に大切です。合格に向け、一緒に頑張っていきましょう!

 

H 先生 (数学・化学・物理)

・出身大学

東京大学工学部

・受験勉強のコツ・ポイント

動機付けがなければ、勉強ははかどらず、身にならないものです。そして目標がなければ、動機を奮い起こすことはできません。
皆さんにとっての「目標」とは何でしょうか?「受けるより与えるほうが幸福である」という有名な言葉があります。将来、他の人のために何をしたいと願っておられますか?それは結局のところ、自分のためでもあるのです。疲れたら、少し時間をとって、その部分をぜひ見直していただきたいと思います。
本気になった人間は、強いものです。
集中力が高まり、結果として思考力が働き、副作用として記憶力が高まります。
自然科学系の科目(数学、理科系)には、必ず、思考の流れがあります。「問題がわからない、解けるけどどうもしっくりこない」この悩みは多くの場合、「思考の流れが読めない」ことに原因があります。極論してしまえば、国語や英語の長文問題、小論文、社会科学などの問題も、「流れが読めるかどうか」で勝負が大きく左右されることになります。ぜひ、思考力を養うようにしましょう。
理系科目では、「直感的なイメージ」も大切だとよく言われます。物理、化学でも同じです。「イメージ」とは、「流れがわかる」ことです。イメージがわかる人は、解答を短い文章で要約して他の人に説明できるはずです。あとは、日本語力を養いアウトプットの訓練をすれば、解答が完成です。
例外は、センター直前の駆け込み対策です。とはいえ、思考力を養っていると、駆け込みでも有利でしょう。
“The Brain Book”(頭脳の本)という本は、記憶する作業を、以前の記憶という「フック」に新たな情報を引っかけていく作業になぞらえています。つまり、今知っている知識と関連性のあることは覚えやすい、ということです。
記憶している知識を増やし、それが相互にどう関連するのかを理解しましょう。集中力は大切です。自分には集中力がないと過度に嘆かないにしましょう。
現実を直視し、少しずつ勉強時間、集中できる時間を増やしてゆきましょう。そして、その進歩を喜びましょう。他の人と比べてではなく、自分の進歩をです。
人は、学ぶために生まれてきたといっても過言ではありません。乳幼児期に話し始めるや否や、人はたくさんの質問をしはじめます。いえ、その前から、周囲の世界から少しでも多くを吸収しようとしています。
時間を取って、自分の目標をじっくり思い出す習慣を大切にしましょう。皆さんお一人お一人は、自分ではわからない潜在能力を持っているはずです。受験勉強を通し、思考力、理解力、集中力を養いましょう。それは、皆さんにとって一生の財産になるからです。

・受験生へメッセージ

「真理はあなた方を自由にするでしょう」
これは、カリフォルニア工科大学(Caltech)のエンブレムの一つに刻まれた言葉です。CaltechのWebサイトにはこうあります。 ‘Caltech’s motto is “The truth shall make you free.”‘
国立国会図書館の本館、目録ホールの玄関にも、「真理がわれらを自由にする」と刻まれており、同じ言葉に由来しているといわれています。もともとこれは、聖書のヨハネによる福音書に記されている、イエス・キリストの言葉でした。(ヨハネ8章32節)人類の歴史にこれほど大きな影響をもたらした人はかつていません。当時の社会や体制の”常識”を軽々と打ち破り、自分の良心に従って自由に愛を示し人生を生き抜いたその生き様は、2000年近く経った今でも多くの人の心をとらえて離しません。国立国会図書館が設立された根拠法が国会で議論された昭和23年、「従来の政治が真理に基づかなかった結果悲惨な状況に至った」という趣旨の記録が残されているようです。
真理-正しいこと、真の知識-は、確かに人を自由にします。知識がなければ、自分が実は不自由であること、いろんな枠にとらわれていることすら、気づかないことがあると思います。真の知識は人を自由にします。人の発想そのものを、既存の枠組みから解き放つ作用があるからです。確かに、知識は時に悪用されます。でも、それを決めるのも人間自身です。人間は他の動物と違い、自分の人生を自分で方向付けることができます。もちろん、限界はあります。でも、だれもがそれを願っています。
真理を知るとき、人は現状に満足できなくなるかもしれません。しかしそれこそが、人がさらに進歩する原動力となることでしょう。
受験勉強には、確かに苦しさが付きものです。それでも、それが真理を探究するものである限り、決して無駄にはなりません。合格を目指すため、さらにその先を目指すため、皆さんが真に人間らしく生きるため。共に悩み、共に考えてゆければと心から願っています。

 

M 先生
(数学・物理)

・出身大学

名古屋大学工学部

・受験勉強のコツ・ポイント

私の信じる「計算力は数学を制する」は、これがすべてでないことも知っていますが、逆に計算ベタが遅れを取っているのはまぎれもなく事実です。
テスト中には本筋と関係ないであろうと思いつつも試しで行う計算等もあります。それらで、気の抜けた計算間違いにより途方もなく正解から離れ、また時間を浪費する事もあります。
”丁寧に書け”と言っている訳ではありません。暗算できる所は暗算し、省略できる部分は省略し、見た目簡素な計算でよいのです。では、いったい何が必要なのか?
やはり平素からの集中力のみです。以前と同じミスを犯した事に気付いたら、平素の集中力に疑問を持つべきです。
数学・物理の正解を出すためには、アルファベット盛りだくさんの長く煩雑な計算を一ヶ所も間違えずに行わなければなりません。
みなさんの集中力upに期待します。

・受験生へメッセージ

受験生のみなさん。心配や緊張を楽しんでいますか。入試本番で最もさけるべきは、何かをきっかけに、例えば簡単そうな問題が解けなかったりすることで、冷静でいられなくなる事でしょう。回復に時間がかかると大変です。そんなときはこう思いましょう。「敵(出題者)もさるもの、見た事ある出題などあるはずもない。みんな迷っているはずだし、じっくり料理しようか。」と。

 

◆理科◆

 

I 先生(生物)

・出身大学

東京大学大学院

・受験勉強のコツ・ポイント

生物は、暗記さえすれば一定の点数は誰でも取れます。しかし、合否を決めるのは、その一定の点数から上を、どれだけ人よりたくさん取れるかにかかっています。
では、その一定の点数以上はどうすれば取れるか。
①生物用語は、ただ丸暗記でなく、その語句について詳しく説明できるくらいに知識を深める。
②実験問題・グラフの問題に数多くあたる。
③語句説明・論述など、文章をまとめる練習をする。
④志望大学が、時事的・医学的ニュースを取り上げる傾向がある場合、そのあたりの情報にも目を通しておく。

・受験生へメッセージ

人生はとにかく忙しくなかなか自分と向きあう時間がありません。しかし「受験生」という期間は、その人生において時間を止めて最も「受験」と「自分」にじっくり向きあうことのできる貴重な年月だと思います。今の頑張りは必ずあなたの人生の大きな糧となります。いっしょに、がんばっていきましょう!!

 

◆国語◆

 

I 先生

・出身大学

大阪大学文学部

・受験勉強のコツ・ポイント

国語の読解では、文章をありのままに読むことが要求されます。先入観、思い込みをそぎ落としながら、その上で文章の流れを読み取ることが必要になります。読む時に「私」があったら文意から逸れてしまうし、「私」がなくては筆者の書きたいことを汲み取ることができません。そのため正確に文章を読むためには、「私」の思考を「私」が客観視する事が求められます。私が私を観察する。深層に身をおいている私が表層で活動している自分を見つめる。自分への旅です。そのように自分が自分を知ることによって人生は豊かになっていくのでしょう。

・受験生へメッセージ

「常無欲以観其妙、常有欲以観其徼」(欲が無ければ、奥深いありさまが見え、欲が有れば、あらわれた結果が見える)『老子』

 

O 先生(国語・現代文・小論文)

・出身大学

鹿児島大学文学部

・受験勉強のコツ・ポイント

文章読解力=文章表現力です。
◎文章を正確に読む為には文章を『自分の身近な世界レベル』まで近づけて考える想像力が必要。
◎柔軟な想像力が育てば、豊かな構想力(思いを組み立てる力)に繋がります。
◎そうすれば説得力を持って自分の意見やその根拠を述べることが出来ます!!

・受験生へメッセージ

「情熱の奥に冷静な計算がある!!」「小さなことをおろそかにせず、細心かつ大胆であれ!!」
素直に自分の力を見つめ、冷静に計画を立て、静かなる情熱を持って進め。

 

◆社会◆

 

H 先生(地歴公民/中学受験の各教科)

・出身大学

鹿児島大学教育学部

・受験勉強のコツ・ポイント

社会科においては系統的な知識と、数多くの問題にあたること。

・受験生へメッセージ

受験は苦しいものです。しかし努力はあなたを決して裏切りません。受験を楽しむゆとりもって頑張ってください。