通信制高校生の医学部英語|通信高校医学部受験対策の学習順序|PMD
PMD医学部専門予備校|通信制高校医学部コース
監修:岩崎 陽一(株式会社アクト 代表取締役)|執筆・編集:PMD医学部専門予備校 講師チーム|最終更新・情報確認:2026年11月4日
この記事の結論
医学部英語の対策は、難しい医療用語を覚えることから始めるとは限りません。通信高校医学部受験対策では、語彙と文構造の理解を土台に、文章の論理を読み、設問が求める内容を答える練習へ進みます。共通テストではリーディングとリスニングが各100点のため、聞く力も早めに確認しましょう。
ポイント
- 読めない原因を、単語・一文の構造・文章全体の論理に分けて確認します。
- 共通テストの英語はリーディング80分・100点、リスニング60分(うち解答30分)・100点です。配点の比率は大学ごとに確認します。
- 読む速度は、正確さを確かめた後に上げます。
読めない原因を一文と文章全体に分ける
英文の意味が取れないときは、知らない単語を調べれば理解できるのか、単語が分かっても文の関係があいまいなのかを確認します。後者では、主語・動詞・目的語、修飾、接続などの関係を捉える練習が必要です。文章全体が分からない場合も、まず一文ずつ理解できているかを確かめましょう。
一文を読めても、筆者の主張と具体例、対比、因果関係が整理できないことがあります。段落ごとに何が述べられ、前の段落とどうつながるかを短くまとめます。単語帳で解決する課題と、文章の構成を読む課題を分けることが大切です。基礎固め全体の進め方は、基礎学力を立て直す診断と教材の進め方で解説しています。
語彙は文中での働きまで確認する
単語の学習では、一つの日本語訳を思い出すだけでなく、品詞や基本的な使われ方も確認します。文章中で覚えた意味が合わない場合は、ほかの意味や語の組み合わせを調べます。毎回新しい範囲だけを増やすのではなく、学習済みの語を取り出せるかも確かめてください。
語彙の量と学習の速度は、現在の知識や他の科目の負担に合わせて調整します。誰にでも同じ一日あたりの語数を課すより、翌週にも意味を判断できる量を探します。医療や科学の話題も扱いますが、専門語の暗記に偏って、基本語や論理を示す表現を後回しにしないようにしましょう。
文法の知識を構文の理解へつなげる
文法問題で正解しても、長文の中で同じ構造を見抜けないことがあります。短い英文で、どの語がどの部分を修飾し、何と何が並列になっているかを確認します。日本語訳を覚えるのではなく、そう解釈できる根拠を説明してください。
文構造を確認した後は、意味のまとまりを保って読み直します。音読をする場合も、分からない部分をそのまま繰り返すのではなく、構造と意味を確かめてから行います。構文の練習は文章を細切れに読むことが目的ではなく、正確に意味を取る土台を作るためのものです。
長文は設問と根拠の位置を照らし合わせる
長文の演習では、正解を選んだ理由だけでなく、ほかの選択肢が本文とどこでずれるかも確認します。本文に書いてあること、本文から考えられること、自分の背景知識を区別すると、読み過ぎや思い込みを見つけやすくなります。
記述式の説明問題では、設問が求める範囲と字数を確かめ、必要な要素を選びます。和訳問題は文構造、内容説明は文章の関係、要約は全体の要点というように、復習で見る点を変えます。解いた長文の本数より、次の文章で修正できる読み方を残しましょう。
リスニングと英作文は必要性を早めに確認する
令和9年度の共通テストの英語は、リーディングが80分・100点、リスニングが60分(うち解答時間30分)・100点です。[1] 大学によってはリーディングとリスニングの配点比率を変えて利用するため、志望校の換算方法を確認しましょう。
リスニングは、音が聞き取れないのか、聞いた後に情報を整理できないのかを分けます。大学入試センターは、過去3年分のリスニングの音声問題とスクリプトも公開しています。[2] スクリプトで意味と音を確かめてから、もう一度音声を聞く流れを作りましょう。
英作文を課す大学では、基本的な文を正確に書き、理由と具体的な内容をつなぐ練習が必要です。難しい表現を増やす前に、主語と動詞、時制、数、論理のつながりを確認します。外部英語試験の成績を利用する方式では、対象の試験、成績の有効期間、利用条件を公式資料で確かめます。大学別の英語の扱いは、2027年度入試 医学部全82校の入試情報でも確認できます。
速度は正確さと一緒に測る
初めから時間だけを短くすると、内容をあいまいなまま選ぶ読み方が定着することがあります。まず理解の正確さを確認し、そのうえで制限時間を設けた演習に進みます。読む時間、設問に戻る時間、選択肢で迷った時間を分けると、改善する箇所が見つかります。
教材は、説明を受けるものと、自分で読んで処理するものを分けて使います。PMDへの相談では、英文への書き込みや選択肢を選んだ根拠を共有してください。オンライン個別指導でも、書き込んだ英文の画像を共有しながら読み方を確認できます。通信高校医学部受験対策として、単語・構文・文章理解・解答のどこに指導が必要かを整理し、学習の順序を検討します。
よくある質問
Q.医学部英語は医療用語の暗記が中心ですか?
A.基本語彙、文構造、論理の読み取り、設問への対応も重要です。志望校の出題を確認し、専門語だけに偏らない準備をします。
Q.共通テストの英語の配点は?
A.令和9年度試験では、リーディングが80分・100点、リスニングが60分(うち解答時間30分)・100点です。大学によって配点比率を変えて利用することがあるため、志望校の換算方法を確認してください。
Q.長文が苦手でも、毎日難しい文章を読むべきですか?
A.難度が合わず理解できない場合は、短文や構文の学習に戻ります。今の弱点を修正できる長さ・難度で練習し、段階的に入試の文章へつなげます。
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